ザ・キャッシュマシーン
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~ザ・キャッシュマシーン~
■苦境
型どおりの解決策をいくら並べても、
何の解決にもつながらない。
考えて考えて考えるんだ。
○制約条件:Constrains
片側三車線のハイウェイで交通事故が発生し、
二車線が閉鎖すると、そこを通過する車は全部、
残り一車線に集中してのろのろ運転。
この事故発生現場が制約条件となり、
通過する車のペースを
決定することになる。
その現場前後の三車線があいていようが
何の意味も持たない。この事故現場だけが、
ハイウェイの交通量を決定する。
TOCは、システム全体のパフォーマンスは、
実は、数少ないいくつかの制約条件によってのみ、
左右されることを唱える。
制約条件の理論
■マーケティングの宿題
元々の制約条件はステップ1の
顧客選択がボトルネックでした。
見込み客の数が十分ではなかった。
しかし、営業部員や、
代理店を増やす事で解決できた。
このように制約条件を非制約条件に
返還することを
【制約条件の能力向上】、
【ボトルネックの能力向上】
という。
この改善プロセスは永遠に終わる事の無い作業。
■本当に
大きなジレンマを抱えています。
【プロセス内コスト管理】VS【プロセス外コスト防止】
①プロセス内コスト管理とは、
ビジネスサイクルのコストを管理、削減する
ための作業で成り立つ。
購買サイクルの一環として、
CFOの承認やサインが必要なとき。
場合によっては1つの作業で全体の
時間が著しく長くなってしまう場合もあります。
しかし、不要な経費を防ぐ事で
コスト削減に貢献します。
②プロセス外コスト防止とは、
ビジネスサイクルの範囲外でとられる措置。
ビジネスサイクルに必須のプロセスではないため、
これがなくてもプロセスは止まりません。
しかし、必須プロセスではないので、措置が遅れて、
不必要な経費が発生することも。
顧客のブラックリスト作成などがこれにあたります。
■ボトルネックはどこだ
【学生症候群】:
どんなに時間があっても学生は
試験直前まで準備を始めない。
バッファーがあればつかってから
仕事に入るのが学生症候群。
【ソフトウェア・エンジニア症候群】:
時間(バッファー)があまればもっと効率が
いいものをともっと完璧なものを
作ろうとするために全体プロセス時間が伸びる。
バッファーは工程外の最後に残して、保護時間を取り上げる。
■急がば回れ
矛盾の解決策→本当に
○新製品を全ての顧客テストをパスしてから市場投入
○できるだけ早く新製品を市場投入する
この時のゴールは利益の最大化:
どちらも競合に勝つための意見だが。
利益を最大化したいならば、
【本当に】発売前に新製品の機能を完璧に
仕上げる必要がある。
利益を最大化したいならば、
【本当に】競合他社に勝ち、旧製品の
落ち込み損失を克服しなければならない。
→前者をとるべきである。
■期末症候群
期末症候群のような問題を解消する一番の方法は、
その問題を経験した人を集めて意見を聞く事。
みんなが出してくれた問題間の原因と結果を
示す図を【現状問題構造ツリー】。
目標が低いと最初からがんばる必要はないんです。
最後まで動きださない。それに時間がありすぎると、
必要以上に取引の交渉に時間をかけてしまいます。
ソフトウェアエンジニアが不必要なほどに完璧を
目指すのと同じです。
目標を多少非現実的に高く設定することで
最初から走って、走って、走らざる得なくなります。
■キャッシュマシーン
制約条件を見つけ、徹底活用して、
従属させ、能力を高め、そしてまた
最初からやり直すという5ステップ。
※TOC:Theory of Constrains
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■成功の果てに
○膿が出るのは変化のプロセス
○会社の文化は採用と
解雇の際につくられやすい。
採用と解雇は社員の話題に
なりやすく社内コミュニケーションが重要。
○執着を手放せば、それと等価以上の
ものが間もなく現れる。
○第二創業
→一人一日150件伝はしよう。
嫌だと思う客にはあわなくていい。
見込みが高いとこだけに絞るんだ。
苦しいときほど歯をくいしばって
苦しさを見せてはいけない。
○仕事で問題を抱える場合には
家庭は安泰で、家庭で問題を
抱える場合には仕事は順調。
○どんなに酷い状況が起ころうと、
それはすべて最善に向かって起こる必然である。
○すべてを失っても自分という資産が残る。
それはどんな障害でも乗り越える
知恵と勇気を自らが持つこと。
そして知恵と勇気を必要としている
者に分け与える力だ。
○どんな問題も解決可能だからこそ与えられる。
必ず突破口はあるはずだ。
○アインシュタイン
→現実はかつてすべて想像の中にあった。
○怒りの解放
→グット&ニューで前向きな習慣を
つけてもすでにチーム内に
怒りがあるとうまくいかない。
→ステップ0が本当はある
○人間は誰でも意思を持って判断してると
思いたいが何社も眺めると成長と衰退の
パターンはどこも似ている。
○起業家は導入期には活躍できるが、
そのスタイルで成長期以降も運営すると
必ずメンバー同士で衝突する。
それは会社を次の段階へ勧める合図。
○導入期に起業家がアイディアを出して、
実務家と出会い、成長期前半を作る。
後半は実務家と管理者がシステムつくりをする。
○起業家は自由と混乱が好き。
管理者は規則と安定が好き。
○会社は時期によってまったくことなる生き物
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■優しさの罠
忙しくなれば人を雇えばいいと考えていたが
忙しくなればこんどは教育している時間がない。
しかも入社一ヶ月でやめる人もいる。
→社内に社長批判が高まる
信頼して仕事を任せられる人材がいない。
価値観がバラバラ、コミュニケーションが圧倒的不足。
ミーティングをつくっても社長自身がでれない。
問題社員の首をきれば、結局問題がなかった
社員に同じ問題が現れる。
◎売り上げにばかり気を付けて、
運転資金が売り上げ以上に
延びてることを見落とす
→成長企業の典型ミス
資金繰りが厳しくなると社長の時間が
資金集めだけにとられる。
振り回されているうちに今度はなにも
前向きな手が打てない悪循環に陥る。
売り上げが二倍になってるのに、
キャッシュが少なくなる→ザルの経営
創業4年もすると八割がたはマネジメント問題がおきる
家業では社長の目が届くし、問題が起きれば社長がでれた。
人数増えると社長の当たり前が現場に通用しない。
初期の警告シグナルはなんでこんなことも
できないんだができない
→放置すると社員が病気や欠勤。
さらに資金ショート、経営者の事故。
日本の会社の90%が年商10億以下。
第二創業期の壁が厚い。
山に上っては落ちるパターンを老いるまで繰り返す。
そのパターンをしらなきゃ抜け出せない。
クレームの質が商品から自分の扱いの雑さになる。
手酷い言葉を電話からうける。
自分に向かえば会社にいく理由を
防ぐために病気になる【場の病】
◎経営のソフト面でのシステム化が必要。
社員は社長の鏡だ。
会社には社長に足りないところを
顕在化するために問題を起こす
最適なメンバーが集まる。
だからその場を向上させなければ
いつも同じ問題の繰り返し。
◎組織作り
1母親の出番
グットアンドニュー
2父親の出番
目標管理、評価、ルール
3チーム体制の組み立て
母親の愛という土台の上に
父親の規律をもってこないとチームの基礎ができない
よく人は幸福だ、不幸だというが、
同じ出来事を幸福と解釈するか
不幸と解釈するかの違いだけ。
やる気がダウンするときは
自分の居場所がないと感じた時。
◎承認の輪
→○○さんと働けて良かった。なぜならば…。
(ほめほめクラブ)
唱和の目的は型に
はめて考えない人間をつくること。
クレドの目的は価値観を
応用するために考える人間をつくること。
クレドの項目を考えるには期待や
価値観からズレた怒りをきっかけにして○○しては
ならないを肯定文にすること
クリック宜しくお願い致します☆