ザ・キャッシュマシーン | ビジネス書コンシェルジュ

ザ・キャッシュマシーン

ザ・キャッシュマシーン/リチャード・クラフォルツ
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~ザ・キャッシュマシーン~


■苦境



型どおりの解決策をいくら並べても、

何の解決にもつながらない。
考えて考えて考えるんだ。

○制約条件:Constrains
 片側三車線のハイウェイで交通事故が発生し、

二車線が閉鎖すると、そこを通過する車は全部、
残り一車線に集中してのろのろ運転。


この事故発生現場が制約条件となり、

通過する車のペースを
決定することになる。


その現場前後の三車線があいていようが

何の意味も持たない。この事故現場だけが、
ハイウェイの交通量を決定する。



 TOCは、システム全体のパフォーマンスは、

実は、数少ないいくつかの制約条件によってのみ、

左右されることを唱える。


制約条件の理論




■マーケティングの宿題

元々の制約条件はステップ1の

顧客選択がボトルネックでした。

見込み客の数が十分ではなかった。


しかし、営業部員や、
代理店を増やす事で解決できた。

このように制約条件を非制約条件に

返還することを

【制約条件の能力向上】、
【ボトルネックの能力向上】

という。

この改善プロセスは永遠に終わる事の無い作業。


■本当に


大きなジレンマを抱えています。


【プロセス内コスト管理】VS【プロセス外コスト防止】


 ①プロセス内コスト管理とは、

ビジネスサイクルのコストを管理、削減する

ための作業で成り立つ。


購買サイクルの一環として、

CFOの承認やサインが必要なとき。
場合によっては1つの作業で全体の

時間が著しく長くなってしまう場合もあります。

しかし、不要な経費を防ぐ事で

コスト削減に貢献します。



 ②プロセス外コスト防止とは、

ビジネスサイクルの範囲外でとられる措置。


ビジネスサイクルに必須のプロセスではないため、

これがなくてもプロセスは止まりません。


しかし、必須プロセスではないので、措置が遅れて、
不必要な経費が発生することも。

顧客のブラックリスト作成などがこれにあたります。



■ボトルネックはどこだ



 【学生症候群】:

どんなに時間があっても学生は

試験直前まで準備を始めない。

バッファーがあればつかってから
仕事に入るのが学生症候群。
 


【ソフトウェア・エンジニア症候群】:

時間(バッファー)があまればもっと効率が

いいものをともっと完璧なものを
作ろうとするために全体プロセス時間が伸びる。

 バッファーは工程外の最後に残して、保護時間を取り上げる。



■急がば回れ
矛盾の解決策→本当に



 ○新製品を全ての顧客テストをパスしてから市場投入
 ○できるだけ早く新製品を市場投入する

この時のゴールは利益の最大化

どちらも競合に勝つための意見だが。

 利益を最大化したいならば、

【本当に】発売前に新製品の機能を完璧に

仕上げる必要がある。

 利益を最大化したいならば、

【本当に】競合他社に勝ち、旧製品の

落ち込み損失を克服しなければならない。

→前者をとるべきである。



■期末症候群
 期末症候群のような問題を解消する一番の方法は、

その問題を経験した人を集めて意見を聞く事。

 みんなが出してくれた問題間の原因と結果を

示す図を【現状問題構造ツリー】。

 目標が低いと最初からがんばる必要はないんです。

最後まで動きださない。それに時間がありすぎると、
必要以上に取引の交渉に時間をかけてしまいます。

ソフトウェアエンジニアが不必要なほどに完璧を

目指すのと同じです。



目標を多少非現実的に高く設定することで

最初から走って、走って、走らざる得なくなります。



■キャッシュマシーン
 制約条件を見つけ、徹底活用して、

従属させ、能力を高め、そしてまた

最初からやり直すという5ステップ。











※TOC:Theory of Constrains