切り干しとしょうがの佃煮
先日のきょうの料理、たくさんの方に観たよと言っていただき、フェイスブックではリアルタイムで画像を載せてくださったかたもたくさん。みなさんの温かな気持ちが嬉しくて、いろんな意味で涙なみだの放送でした。おかげさまで視聴率もたいへんよかったとのことで、担当のJさんのがんばりを知っている私としては、これもまた涙なみだ……。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
見逃した~という方は、きょうの料理のサイトで一部レシピを見ていただくことができるので、よかったらチェックなさってくださいね。
さて、そんなこんなで今日の料理は、ちょっと地味ではあるのですが……。きざんだ切り干し大根としょうがを甘じょっぱく煮つけた佃煮風。切り干し大根本当に大好きで、そのまま水で煮立てて味噌を溶き入れればダシ要らずで味噌汁が出来上がるし、野菜炒めに入れると野菜の水気を吸って野菜はシャッキリ、切り干しはふっくら、とってもおいしく仕上がります。
あっ、いずれも切り干しは戻さなくていいですよ。サッと洗ってきざんだだけでおつゆに入れたり、炒めものに入れると、汁気や野菜の水分で自然に戻ってくれるのです。
そのテクニックはこちらの本でも紹介したし、このブログでも何度もしつこいほど書いてきましたが……。
今日の佃煮風も切り干しは戻さなくてOK。洗ってきざんでいきなり煮込み始めても何の問題もありません。
切り干しの甘み、しょうがの辛味がごはんにとってもよく合いますよ。
作り方は今日も簡単、切り干し佃煮レシピをどうぞ。
☆材料:作りやすい量(約1/2カップ分)
切り干し大根 20g(洗ってみじん切り)
しょうゆ 大さじ1
しょうが 1片(みじん切り)
酢 大さじ1
酒 大さじ2
1
材料全部を鍋に入れてかぶるくらいの水を加えて中火にかけ、煮たったら弱火で7~8分、水分がすっかりとぶまで炒りつけます。
出来ました。
ごはんにたっぷりのせていただきます! 甘くて辛くて、これはホントにごはんに合います、ごはんが進んで危険かも。
冷蔵庫で5~6日は大丈夫、日持ちするからたっぷり作って常備しておいてもいいですね。ごはんにかけるほか、豆腐にのせたり、サラダにかけたり、豆腐ステーキや魚のソテーなどにちょっとのせてもいいですね。
そうそう! しょうが1片って何グラム? とよく聞かれるのですが……。1片は10gだそうです。ただ、これはお好みで。辛いのが苦手な方は控えめに。お好きな方はこれでもかっというほど、切り干しよりしょうがが多いくらいの佃煮も、ごはんにぴったり。体もポカポカ温まります。
しょうがの温め力はジンジャースープ本で実験済み。毎日とってると低体温の人も適正な体温になってくるのだそうです。ぜひぜひお試しくださいね。
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世界一カンタンなそのわけは……。
私の本だから肉や魚などは使わず、野菜オンリー。
野菜はそもそも生でも食べられるくらいだから手のかからない素材と思うのですが、さらに! この本では基本的には野菜を丸ごと使用。包丁の使用は最小限、丸ごと焼いたり、丸ごと煮たり、丸ごと揚げたり、炊き込んだり、下準備はほとんどなしに、お鍋やフライパン、炊飯器などに任せっぱなし。だから"世界一カンタン”というわけです。
カンタンですが、ズボラ料理ではないですよ。
丸ごと使うのはわけがあるのです。野菜を丸ごと料理すればうまみが逃げないから、箸を入れたとき、ナイフとフォークを入れたときの味の濃さ、おいしさは目を見張るほど。栄養だって逃げません。ビタミン、ミネラル、フィトケミカルが丸ごととれるのも最高です。丸ごとだと見た目のインパクトが大きいから、パーティ料理、お客様料理にもなるのだから言うことありません。
たとえば秋においしいいもごはんも、さつまいもを丸ごと炊き込み、炊きあがったらしゃもじでくずすやり方で。カンタンなのももちろんですが、さつまいもの甘みに絶対驚きますよ。ラタトゥイユだって、トマトもなすもピーマンも丸ごと鍋に入れ、蓋をして煮込むだけ。そうすると、「おおおっ!」と目から鱗が落ちるほど、ジューシーなラタトゥイユができるのです。
たとえばこんなレシピなど、丸ごと調理することで同じ料理でも味も見栄えもグーッとよくなるから嬉しいですね。
思ってみれば"カンタン”こそが私の原点。
「おいしいけれど手のかかる料理より、毎日のことだから"パパッとできて、みんなが喜ぶベジレシピ”を紹介したい」、「そうすればきっとみんなもっと野菜が好きになってくれるはず」との思いでブログをはじめ、それが野菜料理家としてのスタートになったわけですから……。
スタッフのみなさんのお力で、料理初心者さんもベテランの方にも使える良書になったと思います。ぜひぜひお手にとってご覧になってくださいね。アマゾンでの情報はこちらです。
うちのあさごはん。
今朝も全体像はとったのですが……。ありえないくらいボケボケだったので、調理中の写真をば。卯の花炒り。こうしたものをこしらえるときは、チマチマ作らず、一袋全部つかって大量に仕込みます。今朝はそのままおかずとして食べましたが、これを片栗粉でまとめて肉団子風に揚げ焼きしたり、餃子の皮で包んで焼いたり、豆腐と混ぜて豆腐バーグ風にするなど、アレコレアレンジするのです。
今朝はこちらの卯の花と白菜と焼き豆腐の煮もの、玉ねぎとわかめのお味噌汁でした。
夫は卯の花というと「バター味でなくては」と言い張るので、バターを少し足して温め直して風味をつけてあげます。卯の花がバター味って最初は驚いたのですが……。まあ、おから自体にはくせはないので、バター味だろうがソース味だろうが、味噌味だろうがなんでも合うとは思うのですが^^。
今日の渋谷は晴天です。今日もいい日になりますように。
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