ブログは今月お休みをいただいております。

今日は告知をさせてください。

 

 

GA春日部の3周年記念でお話をさせていただくことになりました!



友人のasukaさんのご縁です。心から感謝!

 

私は午前中に20分ほどお話をさせていただきます。

お時間のある方はぜひいらしてください。参加費は無料です。

 

 

 

 

先週金曜にブログの更新がなく「あれ?」と思った方もいらっしゃると思います。

ご報告が遅れて申し訳ありません。

8月はブログだけ夏休みを取らせていただきます。


次回更新予定は9月1日です。

碧の森は通常通り営業しております。

前回のブログはお休みさせていただきました。前々回のブログでは母校に卒業証明書を取りに行ったと書きました。

 

今日はクライエントさんの許可を取ってブログを書いていきます。

 

現在進行形の待ち人さん、待ち人が終わった方、依存症者のパートナーの方にぜひ読んでいただきたいです。

 

 

HさんとMさんがお別れしました

 

5月の終わりにupしたブログ、待ち人卒業後、実際に起きていることに書かせていただいたHさんとMさんがお別れをしました。

 

 

 

私は前科者や元受刑者の更生を支援する立場です。

その中には待ち人さんや待ち人終了後の皆さんが共依存から脱却するための支援も含まれています。

 

私はお二人のどちらの肩を持つこともしません。

今後もHさんが再犯しないよう、遠くから見守る姿勢を崩すことはありません。

 

同時にMさんに対して、今よりもっと幸せになれる支援をしたい思っています。

 

 

私の自論です


・人に対して義理を欠かない
・受けた恩は出来る限り返し続ける
・おかげさま、の気持ちを忘れない
 

今の時代、義理人情や恩といった言葉は死語かも知れません。ですが私はこの3つは絶対に忘れてはならないと思っています。

 

 

罪友教会の進藤龍也牧師は私を更生へ導いてくれた恩人です。

 

私が受けた恩を進藤さんにどのように返し続けるか?

 

今後どのような取材を受けても必ず進藤さんのお話をすること。

 

教会へ行って献金をすることも勿論ですが、私の更生のきっかけは進藤さんだと伝え続けることも恩返しだと思っています。

 

 

今よりもっと幸せになるには?

 

今のMさんはHさんを忘れたい気持ちと、幸せだったころの思い出、恨み辛み、全てがごちゃまぜになっている状態だと思います。

この状態から脱するには時間が必要です。

時間の経過とともに考えを切り替えられる日が必ずやってきます。例を挙げます。

 

・Hさんのように○○な面を持っている人とは今後お付き合いをするのはやめよう!

これは反面教師です。苦労を二度と繰り返すもんか!同じ轍を絶対に踏むもんか!Mさんにとって何が辛くて苦しかったのかが今はとても明確になっています。次の恋愛では同じ失敗を繰り返さないパートナーを選べますよね。

 

・Hさんのお陰で色々な人と出会うことができた!

Hさんとお付き合いをしていなければ出会えなかった人がいます。私もその一人ですしMさんがSNSで交流をしている人たち、Hさんを通してリアルで出会った人がたくさん居るはずです。現段階ではHさんのおかげさま、なんてとても言える状態ではないでしょうが、感謝できる日は必ずやってくると思います。

 

 

無くしたものより得たものの方が断然多い

 

私で例えます。

前科、受刑歴は私の人生において汚点です。

人を利用し嘘をつき騙し、私の元から人はどんどん離れ、何の努力もせず物事を投げ出し続け、不平不満だけを口にして好き放題に生きた結果、私は刑務所に行きました。

気付いたら刑務所に居たんです。あれ?こんなはずじゃなかったのにな。


自分の生い立ちと両親、特に母を呪って恨んで、散々ぶん殴っても自分が惨めになるばかりで鬱々とした気持ちは何も解消されない、問題は解決しない。


苦しかったです。本当に苦しかった。

自分を見つめる?やってらんねぇ。
あんなクソみたいな過去を振り返ってどうすんだよ?振り返ったってババァ(母)への恨みしか出て来ねぇよ!

思っている事とやっている事が矛盾していることに気付きながら、自分の過去と徹底的に向き合って棚卸しをするのは本当にきつかったです。

 


この苦しさを越えた先で手にしたものは、私にとってどれもかけがえのないものとなります。

 

苦労も、涙も、悔しさも、落胆も、悲しみも、怒りも、負の感情全てが現在の私の経験値と力になっているからです。

 

 

 

出所後の思考

 

人と揉めることがあります。

私は常々聖人君子ではありませんとブログに書いていますが、コイツまじで日本語通じねぇ!と思う人に対して、「私はこうならないようにしよう、なんで腹が立ったか教えてくれたことに感謝!」と思うようにしています。

そりゃ人間ですから、揉めた直後はイライラして冷静にはなれません。

怒りの感情は持続しません。冷静になったとき「なんで私はこの人のこの発言でイライラしたんだ?」と考えると、自分の弱点が見えてきます。


弱点なんて無いに越したことはないので、自分に弱点があることを認めたくないと否認したり強がる過程もありながら、最終的には「私のイライラポイントを教えてくれてありがとう」と感謝できるようになる。


私はある人とのお付き合いをやめました。でもその人が居たからこそ今も繋がっている大切なご縁もある。

あなたの仕事のやり方に疑問があるので離れましたが、あなたのお陰で出会えた人が居ることに感謝します、と言える人間でありたいです。

 

 

考え方の変化は時間の経過、自分の中で辛く苦しい経験があるから起きるものです。

幸せいっぱいお花畑では変化はなかなか生まれないと思います。

 

 

断言します。辛いことも苦しいことも、全て自分の糧になります。

糧にするかどうかは本人の心持ち次第です。

誰が強制するものでも、変えるものでもありません。

 

 

Mさんは今はとても辛いと思いますが、これまでの経験を必ず自分の糧にできると信じています。

Hさんに対して、Mさんから受けた恩に気付く日が来ると信じています。

 

 

 

ギャンブル依存症者と遠距離恋愛中のYさん

 

Yさん(女性)はギャンブル依存症者のUさんとお付き合いをしています。遠距離恋愛でYさんがUさんの家に遊びに行きます。

Uさんは借金があるので自由に使えるお金が少ないです。YさんがUさんの自宅へ行く旅費は、Yさんが一生懸命働いたお金で捻出しています。

 

 

「次にギャンブルをやったら別れるからね」と伝えたYさんですが、Uさんはお給料をギャンブルに使ってしまいます。

Uさんの偉いところは、隠すこともできたのにYさんにギャンブルをやってしまったと正直に告白したことです。



依存症者が依存行為をしたと正直に家族やパートナーに告白するのは、ものすごい勇気が必要です。

 


Yさんからすれば「ギャンブルするお金を繰り上げ返済すればいいのに」、「私とギャンブルどっちが大事なの?」、「負けた金額で私と会えるのに」と思います。

依存症者からするとどちらが大切とか、そういう次元の話ではないのです。


今ギャンブルをすればYを失う、そんなこと頭ではUさんも分かっている、でも止められないのが依存症という病気です。

 

 

対処法として、期待をしない

 

Yさんは自分が居なくなる危機感がギャンブルの抑止力になればいいと思っていましたが、実際は何の抑止にもなりませんでした。

どんな声掛けも約束も、依存症真っただ中の人には届きません。

 

結婚をしていれば話は変わってきますが、お付き合いしている段階では彼が何にお金を使おうが自由です。


どんな対処をすればいいかですが、Uさんが底付をするまで放っておく、が正しい対処法だと思います。

Uさんは幸い自分がギャンブル依存症であると認めています。止めたいとも思っているけれど病院や自助グループに行く気はない。


自分を依存症者だと認められるのはすごいことだと私は思います。

あとは本人があらゆる意味で八方塞りになるまで放っておく。自ら病院や自助グループに行くと言い出すまで放置です。


私は相手の依存行為に対して、全く期待しないことをお勧めします。

これを言えば(やれば)ギャンブルを、お酒を、薬物を、窃盗を、盗撮を、セックスをやめてくれるだろうという期待は一切しない方がいいです。

 

 

根比べになるかも知れません


約束を破ってギャンブルに行った事実は一生残り続けます。

 

些細な喧嘩をする度に思い出し、「Uはあの時も約束を破ってギャンブルに―」と怒りを向けてしまうこともあると思います。

 

そうなるとYさんの心も、責め続けられる依存症者のUさんの心も持ちません。


まずは相手が「依存症と言う病気に罹っている」と理解することが大前提です。

意思でどうにかなるものではない。止めたくても止められないのが依存症です。

 


私だったらどうするか?

人に対して期待をしないと言い放つのは冷酷に感じさせるかもしれませんが、依存行為を止めることに対して期待をしないでお付き合いを続けます。

期待をせずにいても実際にギャンブルに入れあげていることを知れば、「その金で私に会いに来いよ」とか「さっさと借金を返せ」と思うでしょう。


私が呆れてお別れするのが先か、相手が依存症を受け入れて回復に向けて行動するのが先か、根比べになるでしょう。
 


依存症のパートナーとお付き合いすると決めたのは自分なのですから、お付き合いを続けるのも手放すのも自分次第です。

 

 

期待はしないけれど、信じる。

 

いつか依存行為を手放すことを、信じる。

 

 

 

ヒョリさんを囲む会、無事に終了

 

 

 

 

みんなではっちゃけて本当に楽しかったです。

こういう大規模オフ会を年に2回程度、定期的に開いていきたいです。

 

お仕事でオフ会に参加できなかったasukaさんと翌日ランチ&フットネイルを施術しました

 

 

asukaさんは都合が悪くオフ会に参加できなかったのですが、翌日お会いしてランチとフットネイルを施術させていただきました。

asukaさんは私の好きなものを良くご存知で、今回お土産にドラえもんのどら焼きを買ってきてくれました。まさに粋なお心遣いです。

 

舌下免疫療法に挑戦中!

 

 

西高童貞くんからお中元をいただきました

 

 

実はネイリストです(定期的にお知らせ)

 

 

日本版DBSについて

 

 

 

明日のブログはお休みさせてください。

先週のブログでは卒業証明書を取りに行った理由をお伝えしますと書きましたが、この理由については9月1日のブログにupします。
 

前科者座談会のお知らせ

 

 

①8月18日(金)19時から
②8月27日(日)10時から

どちらも少人数で開催します。

参加をご希望の方は碧の森座談会LINE公式アカウントからお申し込みください。

友だち追加

 

 

前回のブログでは東京新聞さんにコメントが掲載されたこと、YouTube配信を始めると書きました。

 

 

25年ぶりに母校へ

 

 

卒業証明書を取りに25年ぶりに母校へ行ってきました。

この日の大宮は最高気温39℃!立っているだけで滝汗をかきました。

証明書を発行してもらうまで20分ほどかかったのですが、その間に校内を散策しました。今は夏休みなので生徒の数はまばらです。

 

 

懐かしい公衆電話が!

 

 

 

なんとこちらの公衆電話、私が在籍していたころから存在しています。所々錆びてボロボロ。

大宮商業には公衆電話が1台しかありませんでした。休み時間の度にこの公衆電話に長蛇の列ができます。

友人のポケベルに待ち合わせの時間と場所を送ったり、援助交際をしているおじさんとコンタクトを取るのに何百回利用したか分かりません。


 

私は昭和54年生まれで1995年に高校入学、1998年に卒業しています。

 

 

1995年~1998年を振り返ります

 

起きた事件と流行したもので、私の記憶に強く残っているものを挙げていきます。

 

■阪神・淡路大震災
■地下鉄サリン事件

■コギャル現象

■プラダファッション流行

■チビT流行

■へそ出しルック

■ダウンジャケット大流行

■オデッセイ

■ルーズソックスが流行

■マキシコートが流行

■だぼだぼのズボンを腰の低い位置ではきこなす腰履きが流行

■NINTENDO64

■たまごっち

■MD

■アムラー

■援助交際

■オヤジ狩り

■プリクラ

■消費税率を5%に引き上げ

■ホルターネックの肩出しファッションが流行

■ハイソックス派が登場

■映画「タイタニック」ブーム

■和歌山毒物カレー事件発生

■Windows 98発売

■郵便番号7桁化

■ネイルアートブーム

■プリーツスカート復活

■ヴィヴィアンウエストウッド、コムデギャルソン

■極細ジーンズ系スタイル

■iMac

■ドリームキャスト

 

言いわけがましい友人に「出たよ上祐!」と言った記憶があります。ああ言えば上祐、流行りましたね。
 

ルーズソックスにチビTにヘソ出しルック、町中を見渡せば私を含め同じ格好をしている女の子ばかりでした。

オデッセイとS‐MX、ステップワゴンを見ない日はないホンダ車全盛期。

 

男子は制服を腰で履いていました。みーんなDickiesのチノパンを履いていたイメージです。

パンツ丸出しで腰履きの子を今も見かけますが、時代は巡るなと思います。

私はたまごっちを3つ持っていましたが、あの時代は育成ゲームの走りだったと思います。セガのドリームキャストでシーマンが発売されたり、Sonyからアイボが発売された時代です。

今で言う転売ヤーはたまごっちの頃も存在していました。私も定価より高く買った記憶があります。3,000円くらいで購入したような……。

売る側も買う側も人数が多く、単価も高かった援助交際はこのころが絶頂だったと思います。

 

消費税、5%だったんですねぇ……。

ルーズソックスからハイソックスへの転換期でもありました。

 

 

依存症になる素地づくりまっしぐら

 

私が薬物依存症になったのは、あの当時なぜかたくさん居たイラン人から「痩せる薬あるよ~」と覚せい剤を渡されたのがきっかけです。

ゲートウェイドラッグとして大麻から入る人は多いですが、私の場合は逆でした。

ドンキホーテで普通に水パイプが販売されており、そこに群がる若者全員が大麻を吸うために水パイプを買い求めていた時代です。

マジックマッシュルームが観賞用として池袋の東急ハンズ前で普通に売られていました。1パック1,000円~1,500円、幻覚を見るには十分な量と手軽な価格です。

VHSビデオテープのクリーナー、rushが流行ったのも高校時代です。一瞬で効果が切れるので依存することはありませんでした。

こうして文字に起こすと私はケミカルばかりに手を出していますね。


ギャンブルはゲームセンターでスロットをやる程度で、実際にパチンコ屋に入って打つことは「まだ」していませんでした。


高校時代は着実に確実に自ら依存症になる準備をして、見事に素地を作っちゃったな。

学校に通わなくても何とかなる(進級できちゃう)、努力するだけムダ、上手く世渡りした者が勝ちって、おかしな勘違いをしちゃったな。

大人を完全に舐めてたな。


そんな過去と景色が一致します。私の高校時代は本当にどうしようもねぇや。

 


 

 

記憶に残っている場所を散策します

 

3年生のときの教室を覗いてみました。
 

 

この写真だと暗くて見えませんが、机も椅子も無く使われていない空き教室になっていました。

私の世代は8クラスあったのですが、今はそんなにないでしょうね。



 

こちらは学食です。

私はいつもたぬきうどんと焼きそばパンを食べていたはず。(うどんなのは間違いない笑)

25年前です。公立ですので当然エアコンはありません。

汗をかきながらうどん食ってたなぁ、今ほど暑くなかったよなぁ、一緒にお昼を食べていた子の名前も一部しか覚えてないなぁ。

 

 



なんだと!?私の頃はマスコットなんて無かったぞ!

たまりちゃんの上部では修学旅行に遠足、文化祭や体育祭、課外授業の様子が流れていたのですが、みんな真面目そうな印象です。

私の在校中もきっと真面目な生徒が大半だったと思いますが、見えていなかったのでしょう。

 

 

久しぶりに卒業アルバムを引っ張り出してみました


 

↑うどん、間違いなく食べてるんですよ。手元にあるのはうどんのどんぶりです。(笑)

 


↑ガリガリで真っ黒だったのでポッキーと呼ばれていたのですが、それがこの頃です。

 

 

↑授業中にカメラマンが回ってきたのを目ざとく見つけた私は、授業そっちのけで撮ってアピールです。
 

持っているのはドラえもんの下敷き。昔からドラえもんが好きです。


本当に偶然ですが、卒業証明書を取りに行った日に着ていたTシャツは……

 

 

ドラえもん!!!

 

 

卒業証明書はこちらです

 

 

これまでブログで書いたことが無かったかも知れませんが、私の旧姓は小岩です。

この苗字で結構虐められたんです。小学生のころなので内容はくだらないんですけど。

お前、駅に住んでんだろ~?
お前んちって牛乳作ってんだろ~?(それは小岩井な!)

 

 

なんで卒業証明書を取りに行ったの?

 

これついて、来週のブログでご報告させていただければと思います。

もっと真剣に学校生活を送っていればもしかしたら今とは違う道を歩んでいたかもしれない、そう考える時間は昔より減ってきました。


今の私はこうして定期的にブログを書くことができています。

たくさんの方と出会えたのは私が服役したからです。


私はとても幸せです。

皆さん、いつも応援してくださって本当にありがとうございます。

 

 

 

ヒョリを囲む会、8月9日開催です!

 

 

以前ブログで紹介させていただいたヒョリさんを囲む会を開催します!

ヒョリさんはもしかしたらしばらく関東にいらっしゃることはないかも知れません。

参加を希望される方はTwitterのDM、またはFacebookのMessenger、Instagramのmessage、アメブロのメッセージよりお知らせください。

 

前回のブログでは性とこころ関連学会に参加して、私の間違った認識と勝手に思い込んでいたことを書きました。

 

 

東京新聞の朝刊に掲載されました(7月18日)

 

 

内容は歌舞伎町のトー横キッズたちに蔓延する薬物についてです。

インタビュー記事が数行ですが掲載されました。ネット記事でも全文が読めますので、読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

Twitter凍結についても記事になりました(7月20日)

 

同じ東京新聞さんの7月20日(木)朝刊にインタビュー記事が掲載されています。

こちらは紙面を手に入れることが出来なかったのでネット記事を貼ります。

 

 

依存症子のアカウントが凍結になり早3ヶ月。

異議申し立てをするも進展がないので、新たなアカウントを作成したとお知らせさせていただきました。

 

新しいTwitterアカウントはこちらです。お気軽にフォローいただければと思います。

 

https://twitter.com/shizuka_yuasa

 

以前のアカウント同様、私の活動内容やブログ更新のお知らせと、スペースも開催していきます。

 

 

湯浅は怖そう……なんか怒られそう…

 

以前から言われていることですが、前科者座談会でやみぞ太郎さんとこんなお話になりました。

 

やみぞ太郎さんのアメブロはこちら↓

 

私は怖そうとか、怒られそうとか、堅物だと思われているんですよね。


仕事は真面目にやります。
約束は守ります。
受刑者への手紙は真剣に書きます。

 

ですがプライベートの私はおちゃらけますし下ネタも言います。それがこのブログだけではなかなか伝わらないようです。

 

実際に私とお会いした方は分かると思いますが、怖くないし怒りません(笑)

 

 

YouTubeチャンネル開設に向けて動いています

 

文字ベースでは固さが前面に出て、私のくだけた部分がなかなか伝わりません。

Twitterスペースでは楽しくワイワイやっているけど、このブログを読んでくださる方全員がSNSをやっているわけではない。

SNSも種類がありすぎて、全てに対応することはできません。
 

おちゃらけた私を知っていただくには、YouTube配信が最適かなと考えています。

 

収益化を目指してガチでやりません。

ブログのように定期的にupもしません。あくまでもこちらのブログの補足的な感じで運用できたらいいなと思います。

 

 

この暑さでやられています

 

この暑さで皆さん参っていると思います。私は体調を崩し気味です。

幼少期から夏が大っ嫌いです。理由は尋常じゃない汗っかきだからです。

汗をかくのはいいこと、代謝が良い証拠でしょ?と思われるかもしれませんが、少し外に出るだけで髪の毛がお風呂上がりのように濡れるので、この季節は外に出ず家に籠っていたい湯浅です。(ちなみに我が家では毎年5月からエアコンが稼働します)


今日のブログはこれで終わります。短くて申し訳ありません。

皆さんも熱中症にはくれぐれもお気をつけて、喉が渇いていなくても積極的に水分を摂ってくださいね。

 

前科者座談会7月30日(日)10時から、まだ空きがあります。

前科のある方だけが参加できます。前科がある者しか分からない辛さや苦しみ、同じ境遇の人同士で分かち合ってみませんか?
 

参加をご希望の方は、碧の森座談会LINE公式アカウントよりお申し込みください。

 

 

 

 

https://twitter.com/shizuka_yuasa

 

 

依存症子のTwitterが凍結されたのは4月10日。

粘り強く異議申し立てを続けてきましたが、最近のTwitterの動向を見ていると異議申し立てを受け付ける人手も体力もなさそう……。

 

ということで新しいアカウントを作成しました。フォローをお願いいたします。

 

 

他のSNSもついでに載せます。

 

 

〇Instagram

 

 https://www.instagram.com/izonshouko/

 

〇Threads(スレッズ)

 

 https://www.threads.net/@izonshouko

 

〇Facebook

 

 

〇碧の森ホームページ

 

 http://aono-mori.com/

 

 

〇碧の森 座談会公式LINEアカウント

 

 

〇碧の森 公式LINEアカウント

 

 

前回のブログでは夫にASDとADHD傾向があることについて書きました。

たくさんのコメントをいただきました。どうもありがとうございます。

 

不仲のように感じさせてしまったかも知れませんが、夫婦仲は良いです。喧嘩も滅多にしません。
 

私たちは一般的な夫婦ではありません。犯罪とは一切無縁の夫と前科者の妻です。

これからも問題は起きると思いますが、その都度お互いに成長できればいいなと思います。

 

 

性とこころ関連学会

 

 

7月8日(土)に池袋で開催された、性とこころ関連問題学会に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 


私も仲間も内容の濃さに大満足、こんなに情報をいただいて良いんですか!?と思うほどです。

 

私が立川拘置所に収監されていたときに出会った本、依存症。著者は信田さよ子さんです。

 

まだ読んだことのない方は必読です。発売は2000年と古いのですが、依存症について難しい言葉を一切使わず誰でも分かるように書かれています。


アダルトチルドレン・毒親・サバイバーという言葉や、依存症は意志の弱い人がなるものではないと理解できたのはこの本のおかげです。


あのころの私にとって信田さよ子さんの著書は希望でした。書いてある内容を丸々写した手紙を夫に出したこともあります。


著者が目の前に居る感動。アフターコロナと共に行動を起こすことがモチベーションに繋がると、学会に参加し実感しています。

 


今日のブログは学会を通して皆さんに知っていただきたいと思ったこと、私が勝手に思い込んでいたこと(バイアス)をシェアさせてください。

 

 

※ここから先は性的な言葉や表現、あなたにとって目を背けたくなる内容が目に入るかも知れません。性的なことにトラウマがあったり、フラッシュバックが起きそうな方はこのままブログを閉じてください。

 

 

斉藤章佳先生は加害者臨床を研究されています

 

 

斉藤章佳先生は大船榎本クリニックで精神保健福祉部長として、依存症者の回復プログラムを実践しながら性加害者臨床の研究をされています。

私は何回か大船榎本クリニックにお邪魔しています。私自身の体験を依存症者の皆さんの前でお話させていただいたこともあります。


加害者臨床と言うと「加害者を擁護している!」とお叱りを受けることがあると先生は仰っていますが、決して加害者の肩を持っているわけではありません。

被害者を減らすには、加害者がどのような認知で罪を犯したのかを知る必要があります。そうしないと予防や防止ができません。


斉藤先生の著書を過去ブログでも何冊か紹介させていただきましたが、最後にまとめて紹介します。


斉藤先生の著書は老若男女ジェンダー関係なく、ぜひ手に取っていただきたいです。

これまでの日本で当たり前とされてきた事柄が誰に植え付けられたものか、学び直すきっかけになると思います。

 

 

小児性愛という病-それは、愛ではない より

 

「セックスもしましたよ…愛し合っているなら当然のことでしょう?それを周りの人たちがぶち壊したんです、私がロリコンだって…」
12歳の少女に性加害をした49歳の男はそう言った。
少女はその後、精神的・身体的バランスを著しく崩した。


斉藤先生の著書の帯、衝撃的ですね。12歳の少女に性加害をした49歳男性の言葉です。

先生の講演を聞いて幼少期の性被害を思い出しました。湯浅は性被害を受けてるの!?と思った方はこちらのブログをご一読ください。↓

 

 

ジャニー喜多川氏の性加害も取り上げられました。

ここで皆さんに知っていただきたいのはグルーミングです。

※グルーミングとは性交やわいせつ行為などの性的虐待を目的として、未成年の子どもと親しくなり、信頼など感情的なつながりを築き、手なずけ、時にはその家族とも感情的なつながりを築き、子どもの性的虐待への抵抗・妨害を低下させることです。(Wikipediaより)

 


私を気持ちよくしてくれたおじさんは、私に対して明らかなグルーミングをしていたんですよね。

私はグルーミングを優しさだと勘違いしました。実際は手懐けられた、マインドコントロール状態にあったと思います。

私が受けた性被害に書いたこの言葉に、グルーミングが集約されていると思います。

 

「嫌なことはしない、気持ちいいことをしてあげているんだよ」、こんな事を言われ続けた記憶があります。

 

現在の私は幼少期の性被害は自認しても、グルーミングをされているとは思っていませんでした。


〇私を加害したおじさん→
これは君にとって嫌なことではないんだよ?ほら、気持ちいいよね?
 

〇幼少期の私→
嫌じゃない、そうかな、でも気持ちいい、そうかもしれない、きっとそうなんだ
 

こんな感じで上手く言いくるめられたことがグルーミングだったのか……。


ジャニー喜多川氏の問題でグルーミングというワードが一気に広がりましたが、性被害を受けたことがある私でもグルーミングがどんなものか詳しく知りませんでした。

このブログを読んでくださる小さなお子さんやお孫さんを持つ方には特に、私が勘違いしていたグルーミングについて正しい知識を持っていただきたいです。

 

 

小児性愛障害(ペドフィリア)は異性にだけ関心を持つわけではない

 

子どもに性的な関心を持つ人は男性では人口の5%(女性は1~3%)、その対象は異性・同性どちらもある

 

自分が受けた性被害と同じで、男性は女の子に加害するものだよね。

私が勝手に思い込んでいたことの一つです。

男性が女の子、女性が男の子だけに関心を持つとは限りませんよね。


これから夏休みです。ご家族やお友達で海、プールへ行く機会があると思います。

うちは男の子だから大丈夫!という誤った思い込みは捨て、トイレに一人で行かせないなど自衛をする必要があると思います。

 

 

身体の一部や物の挿入も性交扱いになります

 

性犯罪の刑法が改正されます。刑法性犯罪規定(改正ポイント)は以下です。


1 「不同意性交等罪」を創設
2 性交同意年齢の引き上げ
3 「性的グルーミング」を処罰対象に
4 公訴時効の5年延長
5 身体の一部や物の挿入も「性交」扱いに
6 「撮影罪」の新設(※新法で規定)
※附帯決議あり

 

何をもって「性交」とするかが明確になりました。

口腔内に性器を入れることも性交扱いになります。

膣や肛門に物を挿入することも性交扱いになります。

 

 

射精道の著者、今井伸先生のお話から

 

 

少子化問題と共に不妊治療を受ける人が増えているのは、ネットでもテレビでも頻繁に取り上げられています。

不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額な医療費がかかる配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を、国が助成しています。

 

私は不妊治療について勝手な思い込みをしていました。

女性の不妊症が昔より増えたんだろうけど、男性の無精子症が目に見えるようになった、増えてきたんだろうな、と。
 

 

射精道の著者、今井先生のお話を聞いて本当に驚きました。

膣内射精ができない男性が増えていると言うのです。


不妊治療では精液にどのくらいの精子が存在するか確かめるため、病院でマスターベーションをしてもらい精子を調べますが、マスターベーションができない男性が居る。

その理由を聞くと、床や壁に性器をこすり付けて自慰行為をする、いわゆる床オナニーや壁オナニーをやってきたから手を使った自慰行為ができないそうです。


床や壁といった固いところに半勃起状態の性器をこすり付けて射精することを床オナや壁オナと呼ぶそうですが、長年床オナニーや壁オナニーを続けていると半勃起しかしないそうなんです。

半勃起状態では膣の中に挿入することが難しい。

挿入できても膣は床や壁のように固くはないですから、射精ができずに射精したと配偶者に演技を続けていた男性も居るそうです。


にわかには信じがたいお話でしたが、日本の性教育がいかに遅れているかを知ることができたと思います。


自慰行為やセックスの方法を皆さんは何で学びましたか?

 

AV、成人雑誌が主だと思うのです。


AVのプレイをそのまま彼女にしてしまいフラれた、という友人の話を聞いたことがあります。

AVが模範的なセックスだと勘違いさせてしまう、日本の閉鎖的な性教育に疑問を感じます。

女性の潮吹き=オーガズムと勘違いしている男性が居ますが関係ありません。これもAVの影響が大きいと思います。


初潮を迎えるころに男女で分かれて体の仕組みは学んでも、自慰やセックスの方法を教えない。

その弊害が「膣内射精ができない不妊」という形で表面化している。

本気で性教育を変えないとこれからもっと少子化は進んでいくだろうなと、今井先生のお話を聞いて感じました。
 

 

 

家族内の近親姦、性加害と被害

 


信田さよ子さん、新生児科医/小児科医の今西洋介先生が近親姦についてそれぞれの立場でお話をされました。

近親姦は皆さんが思っているより多く日常的に存在します。碧の森を始めてたった2年ですが、家族内の性被害についてお話される相談者さんは多いです。

 


今西先生が担当された患者さんの事例は、聞きながら思わず顔をしかめる内容でした。

・3歳の女児のおりものの色がおかしいと母親と女児が来院。調べると膣炎、抗生物質で一旦良くなるも再度膣炎で来院。後に父親がプラスチックを膣に挿入していた事実が発覚。

・脳性麻痺の14歳の女の子が初潮を迎えたがしばらくして無月経が続き来院。妊娠検査をしたところ陽性、父親を調べると12歳の弟と判明。両親ともに薄々気付いていたが何も対処ができなかった。


信田さよ子さんのお話では性虐待には段階があるそうです。

・軽度は言葉によるもの(胸がでかくなったや良い尻をしている等)、AVやアダルト雑誌を見せること
・中等度は性器以外を触る
・重度は性器を見せる、触らせる、触る

 

 

近親姦がある家族は加害者が社会的に成功している場合が多いそうですが、私も同じことを感じています。

 

意図せず素っ裸で歩くお父さんは今の時代もいると思います。お母さんも然りです。

それを子どもが「いやだ!」と思えば、性虐待になります。

 

 

 

たくさんの気付きがありました

 


所有と愛は同じではない、知識を持つことと理解は違う家族間の性被害はプライバシーと言う名のもとに隠蔽されてきた、このように仰ったのは信田さよ子さんです。

 


性被害者であり性加害をした方からの質問に、斉藤先生はこのように答えました。

加害と被害のカミングアウトは違う、被害については癒される必要があるし、被害者の「Why me?(なぜ私だったの?)」に対して答えられるのは加害者しかいない。


この言葉は痛かったです。グサッと刺さりました。


私で例えていきます。

被害店舗が「なんでうちの店で盗んだの?」と私に直接質問したとします。私には答える義務があると思っています。

薬でわけが分からなくなってスリルを得たくて盗みました。スリルを味わいたかった理由は結婚生活がつまらなかったからです。


今は明確に動機を答えられるけれど、被害店舗に正直に伝える勇気はありません。
 

「そんなくだらない理由で……」と誰もが思うでしょう。どんな理由も犯罪を犯していい免罪符にはなりませんし、許されません。

 

 

誰にも相談できない状況に「しない」

 

 

・子どもがギャンブルで闇金に借金をしているなんて言えない
・旦那がアルコール依存症だなんて恥ずかしくて言えない
・窃盗を繰り返す子どもがいるなんてご近所に絶対に知られたくない
・前科者の子どもがいるなんて誰にも言えない

 

どれも「我が家の末代までの恥」じゃないですが、ご家族はとことん隠したがるので問題が表面化しません。

表面化しないと治療や更生に結び付きません。堂々巡りで悪循環に陥り、共依存バリバリになり周囲が見えなくなります。

 

 

これが「性」の問題となるともっと表に出てこない、深刻になればなるほど身体的にも精神的にも傷が深くなります。



孤独にならない、孤立しない、相談できる場所があることを知る、調べるスキルを身に着ける、実際に行動へ移す、これらは本当に大切です。


今日も長くなってしまいましたが、最後に先生方の著書とTwitterを紹介して終わります。

 

 

斉藤章佳 先生

 

 

 

信田さよ子さん

 

 

https://twitter.com/sayokonobuta?s=20

 

 

今井伸 先生

 

 

 

今西洋介 先生

 

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%83%BB%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%81%B5%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%A8%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%AE-%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%80%8C%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%EF%BC%9F%E3%80%8D%E7%AD%94%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99-%E4%BB%8A%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E4%BB%8B-ebook/dp/B0B71HGMJ1/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1689238099&sr=1-1

 

https://twitter.com/doctor_nw?s=20

 

 

性とこころ関連学会は来年6月に第13回が開催されます。私は来年も参加したいと思います。

前回のブログでは毎日新聞さんの夕刊に取り上げていただいたこと、新たな読者さんに向けて私の人生目標を書きました。

今日は夫の発達障害の傾向について書いていきます。ブログを書き始めて3年、これまで触れたことのない内容です。

 

 

ろくでもない静香を支えた旦那さんはすごい!

 

 

このようなお言葉をたくさんいただきます。私のことを知った方は夫にも興味がわくようです。


ろくでもない静香を支えた旦那さんは一体どんな人なんだろう。


私が読者の立場でも同じことを想像します。

散々迷惑を掛けさせられた妻なんて捨てちゃえばいいのに、離婚すればいいのに、どうして一緒にいるんだろう、聖人のような人なの?どんな人生を生きてきたの?


このような疑問が出るのは普通のことだと思います。

 

 

夫はASD・ADHDグレーです

 


私が夫とお付き合いを始めたころの記憶は向精神薬のおかげであまり無いのですが、逆に強く残っている記憶もあります。

・運転中に人の話を聞けない(右から左)
・混雑している駐車場で空いている場所に気付けない(空間認知が低い)
・吃音症
・無口

 

これらはかなり強く記憶に刻まれています。


・運転中に人の話を聞けないのは、運転に集中すると私の話の内容をほとんど理解できないという意味です。

結婚前の夫とドライブをして楽しいと思ったことがありません。会話のキャッチボールが出来ないからです。

そんな言い方は酷い!と思われる方もいらっしゃると思いますが、長時間のドライブで話しかけても上の空で「うん」しか返ってこない、自分の思ったことは独り言、車内の密な空間で会話のキャッチボールができないのは苦痛です。



・混雑している駐車場で空いているところ、あるいはこれから出ようとしている車を見つけるのが私は得意な方ですが、夫はそれらが目に入りにくいです。

あそこ空いたよ!と言ってもすぐ運転に反映させることができません。その結果入り口から遠くの駐車場に停める羽目になるのですが、これが毎回続くのは私にとって大変ストレスです。

今現在もその傾向は続いているので、遠出以外の運転は私がします。

私からすると「あそこが空いてるのに何で見えないの!?」となるんですよね。


 

・夫は吃音症(どもり)です。普段は気付きませんが、喧嘩をすると吃音が出ます。

おそらく幼少期に友人たちから吃音をからかわれたでしょう。吃音症を無意識に隠して生きてきたからか、夫は普段から無口です。

 

 

仮釈放中に気付いた違和感

 

 

今でも忘れません。日曜の大河ドラマ、真田丸を夫は観ていました。

私は家の中の片づけをしています。いらないバッグやアクセサリーを処分するために仕分けをし、ゴミ袋に詰める作業をしていました。

夫は私に目もくれません。というより私は家の中に存在しておらず、まるで夫が一人暮らしをしているように感じました。

ごみ袋のガサゴソ音がうるさいので夫は無言で音量を上げ、真田丸を観続けました。



このときのことを私は日記にこう綴っています。
 

今まで薬の影響でそう感じただけかもと思っていたが、上の空で話を聞くのは間違いない。栃木に迎えに来てくれた時も感じた。人の話に相槌をうつことさえしない、ながらで話を聞かれるのは腹が立つ。○○は(夫は)自分のことにしか興味が無いのでは?自分のことが大好きと似ている。うまく言えないけど周囲が見えていない感じがする。私はまるで透明人間のようだ。私を見ようとしない人と一緒に居る意味はあるんだろうか。我慢する意味はあるんだろうか。


夫への違和感と不満が出所後にどんどん膨らんでいきます。

受刑前に感じた夫への違和感は私の向精神薬の影響ではない、それを確信したのです。


出所後も人の話は聞けない、上の空、運転時の判断が鈍い、まるで私が同じ空間に存在しないように感じさせる。


違和感や不満があっても自分が悪いことをしでかして刑務所へ行ったのですから、私が我慢しなくてはいけない、全て受け入れなくてはいけないと自分を押し殺し納得させていました。

 

 

夫は発達障害なんじゃないか…?

 

 

受刑中は依存症だけを勉強していたわけではありません。

パーソナリティ障害や発達障害、アスペルガー症候群についても勉強しました。(今はアスペルガー症候群とは呼ばずASD、自閉スペクトラム症と呼びます)

 


夫はASDとADHDが混ざっているんじゃないか?そう思うことが増えていきました。
 


服やスーツは何枚もあるのに気に入ったものをずーっと着続ける。鏡を見るのは大好きなのに、服にシミや汚れがあることに気付かない。視野が狭く拘りが強いのです。

私は「一つの服やスーツを着続けると洗濯とクリーニングの回数が増え生地が痛んでしまうから、長持ちさせるためにもローテーションで着て」と伝えます。すると変えた服やスーツをまたずっと着続けます。

人の話聞いてた?ローテーションで着てって言ったよね?となります。

 

喧嘩の際、夫は一ヶ所に留まることができません。話をしている最中に家の中をウロウロしてしまうのです。

ウロウロされると集中して真面目な話ができません。相槌もなく返事もなく、家の中の色んなところに行くので聞いてるのか聞いていないのかも分からない。

ウロウロせず大人しく椅子に座ってと伝えます。

椅子に座ったと思いきや、今度は手元や足元が忙しくなります。飲み物が入っていないコップを何度も飲む仕草を繰り返すなど、とにかく落ち着きが無いのです。

この理由について後に夫は「話に飽きると会話内容が頭に全く入らなくなる」と答えています。わがままな子供かと突っ込みを入れたくなりますが、それも彼の特性です。


私はこれまでにあったことを説明し、あなたには多動だったり、拘りが強かったり、視野が狭かったり、マルチタスクができない傾向がある。

 

発達障害の疑いがあるから病院へ行って診察を受けてくれないか?とお願いしました。

 

 

夫は烈火のごとく怒りました

 


障害を持っていたら今の仕事ができるわけがないだろう!



この一点張りです。それでも私は根気強く説明します。

発達障害を持つ高学歴の人は多い、なぜなら自分の特性を強みに変えているから。

たぶんあなたは持ち前の集中力で頑張って今の立場に居るのだと思う。

集中しすぎるが故に私の存在が見えていない、一緒に居る意味がないと私が感じるのは事実で、もう少し視野を広く持ってもらいたいという提案だから、あなたが劣っているなんて一言も言っていないことを理解して欲しい。

 

 

刑務所に行った奴に障害があるなんて言われたくない

 


この話し合いをしたころ、私には「更生と回復をしている」実績がありませんでした。

毎日食事を作ることを続け、家の中は常に綺麗にし、ネイルスクールに通おうか迷っているときです。


出所して間もない人間に「あなたは発達障害だから病院行って」と言われても、なかなか納得できないと思います。

静香に言われる筋合いはない、自分のやってきたことを棚に上げて俺のことをとやかく言うな!

こう思われたら私は何も言えなくなってしまいます。


ですが今考えてみれば、私が刑務所へ行った事実と、夫の発達障害から夫婦生活が破綻するのは全く別の問題です。

あのころの私は自分のやらかした過去と、夫のASDやADHDの問題を混同してしまっていたんですよね。


散々迷惑を掛けた私が夫の発達障害を全面的に受け入れ、我慢しなくてはいけないことだと思い込んでいたのです。

 

 

夫が私の出所を待てた理由
厳しく接することができた理由

 

 

静香さんを愛していたから待ったんだよね、そう思う方がほとんどだと思いますが、実際はそうではありません。


これは夫に直接聞いているので間違いありませんが、私のことを愛してはいないと言われます。散々やらかしたんだから愛せるわけがない、と。


・じゃあ何で一緒に生活を共にできるの?と聞くと、俺の運命だと甘んじて受け入れているからと答えました。

・例えるなら輪廻転生的な苦行を与えられているってこと?と聞くと、それも多少はあるし静香の面倒をみることで自分が成長すると思う、と答えました。

・私が死んだら悲しいと思う?と聞くと、そのときにならないと分からないが泣くことはないと思う、と答えました。

 

 

夫が私の出所を待つことができたのは、発達障害のおかげだと私は考えています。


今でもそうですが、夫は常に自分の繭の中に閉じこもっています。殻ではなく「繭」です。

そこに私は存在せず、いい意味で居ても居なくても問題はありませんし、彼の中で日常は回っていきます。


この繭が私からすれば曲者で、非常に遮音性が高く、私の言葉は夫になかなか届きません。

夫からすれば静香がなんか言ってんな~、まぁいっか、本気で何か伝えたいならもっと言ってくるでしょ、くらいの感覚です。


私から繭を破れば話は聞いてくれます。が、夫から繭を破って出てくることもありません。


夫は超リアリストでもありますが、私との距離感をこの繭を通して保っていると考えます。

 

だから夫は「離婚はいつでもできる、早いか遅いかの差だ」とキッパリ宣言できるのです。

 

 

 

私がカサンドラ症候群になるのは時間の問題だと思いました

 

 

カサンドラ症候群と言う言葉を皆さんはご存知でしょうか?

カサンドラ症候群とは、発達障害特性のあるパートナーと安定的な関係を築くことの困難を感じている人々が抱える重いストレスを原因とする、身体的・精神的症状のことです。親子関係でも起こります。


夫は何も感じていない。けれど私は日常的にストレスを感じています。小さなことの積み重ねです。例えば、

・足元に落ちているゴミに気付かない
・視野が非常に狭く100度くらいしかないイメージ
・買い物のメモを持たせても買い忘れる
・具体的な指示をしないとニュアンスでは絶対に伝わらない
・聞こえているか聞こえていないか分からない(返事をしない)
・面と向かって口頭で説明をしているのに「聞いてない」という事が多い
・忘れっぽい
 

そんなの大したことないじゃーん、散々迷惑掛けたんだから多めに見なよ、と思う読者の方が多いと思いますが、私は出所後約7年間、これらの小さなイライラの積み重ねに耐えてきました。


発達障害だとやんわり伝えても、私の過去のやらかしから拒否・否定をされる。


夫は異常なまでに自己効力感が高いです。

私は夫から「発達障害だと認めてたまるか」という意地のようなものを感じていました。
 

 

そして私は7年が経過した今だからこそ、この人と一緒に居る意味はあるのだろうか?改めて仮釈放後に書いた日記を思い出すようになりました。

 

 

このままでは近い将来私が潰れる



そう思いました。私から離婚を切り出す日が来るかも知れない。

その前に再度、きちんと伝えてみよう。


日々の活動をコツコツ続け、国家資格キャリアコンサルタントに合格できる実力を身に着けた今なら、夫も耳を傾けてくれるのではないか。


私は夫を自分の部屋に呼び出します。
 

 

私の仕事上、あなたよりもこの分野に明るいことを前提として話を聞いてほしい。

これまで何度も喧嘩をしてきたけれど、その原因の多くはこの本に分かりやすく書かれている。図解になっているので付箋の部分を軽く読んでみてほしい。

 

こちらの本、大人の発達障害について分かりやすく絵で説明されています。夫に当てはまる部分に予め付箋をしておき、見てもらいます。


夫は「また発達障害の話かよ」という顔をしました。

けれど私のいつになく真剣な表情、それなりの覚悟を持って話をしている雰囲気が伝わったのでしょう、付箋の部分を読み始めました。

 

この部分はどう思う?

→うーん、自分ではそう思わないけど静香からはそう見えるんだね

これは?
→これは当てはまる。自分でもそう思う


こんなふうに一つ一つ潰していきます。

夫は自分を普通だと思っているので、当てはまる部分を見て「え、みんな普通はこう考えるんじゃないの?」と驚いた箇所もありました。

 

ここで夫がぽつんと言います。

 

 

静香に興味がない

 

 

俺は昔から他人に興味がない、だからハッキリ言って静香にも興味がない。

 

家に来た相談者さんは「何でそんなに忍耐強く静香さんを支えられたんですか?」って聞いてくるけど、俺は静香に興味がない、無関心だから出所を待てたんだと思うよ。

 


これが今の夫の精一杯の答えだと私は判断しました。


私に興味がない、無関心だからこそ出所を待つことができた。

その誰も寄せ付けない繭のようなものに私はずっと悩み、傷付き、どうすればいいか悩み続けてきたんだよと伝えました。


発達障害と聞くと障害と言う部分に目が行ってしまうけれど、障害ではなく特性だと捉えて欲しい。

その特性があるから今の仕事であなたは十分な力を発揮できている、特性は素晴らしいものなんだよ。

その素晴らしい特性も、ときに人を傷つける武器になってしまうことを頭の片隅に入れて欲しい。

病院で診察を受けろとは言わない、ただASDとADHDについて知ってほしい。



7年間の想いを私なりに伝えました。

 

 

自分でもネットで調べてみるよ

 


あれだけ発達障害という言葉を毛嫌いしていた夫が、自ら調べてみると言いました。


 

これは大きな大きな前進です。


本に書かれていることが自分に当てはまり、ぐうの音も出なくなったのもあるでしょう。

私が産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの勉強をしていたのを間近で見ていたから、説得力が以前より増したのもあるでしょう。


伝えることを諦めなければいつか必ず本人に想いは届く。

 

7年の月日を経て実感することができました。


今日は湯浅静香の謎めいた夫の、ASD・ADHDグレー傾向について書かせていただきました。

 

意外なところもあったと思います。夫は優しいのではなく、リアリストで他人に興味がないのです。

 

もちろん優しい部分もありますが、私に興味が無いと言われたことは正直ショックでした。

 

ただそれも夫ならではの表現方法と特性であり、私がどこまで柔軟で居られるか、どこまで互いが譲り合えるかだと考えています。

 


長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

前回のブログでは元受刑者でデジタルタトゥーがある西高童貞くんに実際に起きた出来事と、どれだけ辛いことが起こっても再犯をしない生き方を選択している前科者が居ることを知っていただきたい、と書きました。

 

 

西高童貞くんのブログはこちらです

 

 

彼に直接伝えたことがありますが、私は正直、西高くんはすぐに刑務所に戻るだろうと思っていました。今となっては笑い話です(笑)

彼のブログは不定期更新ですが、私のブログの読者さんにはぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

毎日新聞さんの夕刊に掲載されました

 

 

 

 

先週金曜日に毎日新聞さんのネット記事に取り上げていただきましたが、途中から有料記事になっていて最後まで読めなかった方が多いと思います。

こちらの紙面は有料記事の全文になります。

私がなぜ今の活動をしようと思ったのかが簡単にまとめられています。ご一読いただけると嬉しいです。


最近読者になられた方もいらっしゃると思いますので、紙面に掲載された記念とでも言いましょうか、私が人生をかけて目指している目標を改めてブログに記しておこうと思います。
 

 

湯浅静香が一生をかけて目指す目標は、

 


・法務省で(刑務所で)講話をする
・保護司になる
・女子受刑者を何かしらの形で雇用する

です。

 

・罪を犯して刑務所の中に入るのは簡単ですが、正面玄関から入るのは非常に難しいです。

・元受刑者で保護司になった人は、現段階では一人しかいません。

・男性受刑者の受け入れ先は多いのですが、女性は本当に少ないです。

 

 

これらを未来に見据えてコツコツ活動を続けてきました。


一生をかけて目指す目標です。いつ達成できるかは分かりません。

 

 

必ずやり遂げる覚悟を持っているからこそ、本名も顔も出して活動をしています。

 


自己開示ができない人間を、法務省が(国が)信用するはずはないと私は考えます。

人間関係でもそうです。例えばですが、偽名の人を信用できますか?

前回のブログと内容は被りますが、その人の過去や経歴を見て信用するかしないかを無意識のうちに決めているのが人だと思います。


何の実績も無く刑務所を出所しただけの元受刑者に、法務省が「講話をお願いしてみよう!」とは絶対になりません。

そんなに世の中は甘くない。道のりは長いけれどコツコツ実績を積み重ねるしかないです。


近道なんて無い。そのことに気付いてから、小さなことからコツコツ続けることを続けてきました。

このブログはその一つです。おかげさまで毎週金曜日は湯浅のブログの更新日、と認識してくださる方が増えていると感じます。


受刑前の私だったらとてもじゃないけれど、こんなに長くブログを続けることはできなかったです。続いても2週間、そのうち更新が飛び飛びになりやがて消える、こんな感じでしょう。

 

 

キャリアコンサルタント国家資格を取得した理由

 

 

死刑や無期懲役以外の受刑者は当然ですが必ず出所します。その方たちに就職の支援をする目的で取得しました。

キャリアコンサルタントは心理学やキャリア理論、傾聴も学びます。実際にはカウンセリングをしながらクライエントの仕事を決めていきます。


私が栃木刑務所の釈放前指導を受けた際、キャリアコンサルタントさんに履歴書の書き方を教えてもらいました。

私がキャリアコンサルタントの資格を取って元受刑者と接すれば、前科があることを言いにくいなんてことは起こらない。


私自身が、元受刑者なのですから。


一昨日、正式にキャリアコンサルタントの登録証が届きました。積み重ねてきた努力の証です。

 

 

何で法務省で講話をしたいの?保護司になりたいの?女子受刑者を雇用したいの?

 

 

私は受刑するまで、自分の欲のためだけに生きてきました。

自分さえ良ければいい、裏切られるくらいなら裏切った方がいい、信じられるのはお金だけ、嘘をついて人を騙すことに罪悪感を感じずに生きてきました。

依存行為に耽溺し、依存行為をするためならどんな嘘もついてきました。


そして好き放題を続けていたら、受刑者になりました。


皆さんの税金で受刑者の衣食住が賄われています。

好き放題生きて勝手に刑務所へ行ったのに、皆さんが納めた税金で雨風を凌げる場所で2年近く生活させていただきました。


私は子孫を残すことを諦めています。

その理由ですが、子どもを持つには年齢的に厳しいこと、親から受けた虐待の連鎖の面からも、自分が母と同じことをしてしまうのではないかと考えると、とてもじゃないけれど安易に子どもを作ることはできません。

立川拘置所、栃木刑務所で母よりも「女」になっている受刑者をたくさん見た影響もあると思います。


この少子化の時代に子孫を残すことができない。

皆さんが納めた税金で2年近く生活していた私ができる社会貢献って、一体何だろう……


私にできることは何か。

私にしかできないことは何か、考えました。

 

 

 

再犯する人を一人でも減らせれば!

 


全身に刺青が入っているどうしようもない私でも、毒親の元で虐待を受けて育っても、低学歴でも、逃げ癖や投げ出し癖があっても、元受刑者でも、私はこうして前向きに生きている。


私の経験を伝えることで、前科者や依存症者の生きる勇気になれるかも知れない!

前向きに生きる勇気が再犯を減らすことにも繋がるんじゃないか!?

 


私一人が出来ることなんて、たかが知れているのです。

 

私のブログを読んで、自身の体験を発信する側に回った方が居ます。

私のブログを印刷して、刑務所に差し入れてくださる方が居ます。

受刑や依存と全く関係ないのに、応援してくださる方が居ます。

 

そんな皆さんと共に再犯する人、刑務所に戻る人を一人でも減らすことができればと思います。

 

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします

 

 

新聞やネット記事に取り上げられたからと言って驕ることなく、これからも謙遜と恩、義理を忘れず進んで行きたいです。

もし私が間違った道に進んでいると読者の方が感じたら、遠慮なく指摘していただければと思います。


進藤さんからご縁をいただき、茨城県水戸市で開催された教誨師会でお話をする機会がありました。

お時間がある際にぜひ見ていただければと思います。10分程度の動画です。