町ナカふれあい農園 -13ページ目

お届け旬菜

美味しい物を分かち合う。

こんな発想でも始めた野菜販売。

お陰さまで満一周年となりました。


自宅前での無人販売、携帯メールを活用した会員向け販売、そして、宅配。

試行錯誤ながら、それぞれ継続しているのはありがたいことである。


2年目の今年は、宅配に力を入れたいと思っている。

農家直接宅配のメリットは、何といってもスピードと鮮度、及び、顔が見える安心感である。

夕方収穫し、市内の顧客には直接お届けする。

都内の顧客には宅配業者に依頼し、翌日の午前中にはお届けできる。


また、契約者には一度は畑をご案内したい。

そして、ブログで野菜の生育状況を逐次お知らせする。

先行している大手の野菜宅配業者には真似のできないものがあると自負している。


宅配プラン「お届け旬菜」は、こんなアンバイである。

1年間5回の宅配で無農薬野菜をお届けする。

美味しいものだけを、野菜の都合を優先してお届けする。


自分の都合で仕事をするな、お客様の都合で仕事をしろと、叱られそうであるが、

野菜の都合「旬」が、結局お客様の求めているものと勝手に理解している。


お届け年間計画
①5月:生食用キャベツなど春野菜

②7月:トマトなど夏野菜

③11月:カリフラワーなど秋野菜

④12月:サトイモなど正月野菜

⑤2月:ホウレンソウなど冬野菜


料金は送料別で年間1万円。

1回(2千円)でも可能であるが、半年前の受付になる。


坂戸市内は、直接お届けする。

それ以外の地域は、宅配便を使用し、7月のみチルド配送とする。

なお、配送予定の4日前に、野菜の種類、及び到着予定日を携帯メール等でご連絡する。


送料は着払いを予定し、大口取引の割引について、宅配業者と交渉中である。

すでに料金の払い込みを完了された顧客には、感謝感謝の気持ちで一杯である。


ビニールハウス④

ビニールハウス① ビニールハウスを建てた。

ビニールハウス② 雪対策

ビニールハウス③ 風対策


そして、その④ 暑熱対策

ビニールハウスは、太陽の恵みを存分に享受でき、真冬でも葉物野菜の栽培ができる。

しかし、その構造ゆえ温度のコントロールは難しい。


農業大学校では30℃以上になったら、サイドを開け温度を下げるよう指導された。

サイドの開け閉めは、複数の作業者がいれば対応は容易であるが、一人では困難な場合が多い。


我がビニールハウスは、サイドは開閉できるが、上部には窓がない。

このため、両サイドを解放状態にしても、熱がこもる。

トマトは、暑さでバテ気味になり、構造的な改良が必要となった。


とうとう、6月27日、半間サイズのドアをビニール張りから防虫ネットに張り替えた。

ドア部分は高さもあり、サイドを含め3方向から外気が侵入することで、大きな効果はあった。

9月21日、台風15号襲来した。

前日、強風対策のため元のビニール張りに変えたが、時期的には丁度良い頃合いであった。


冬季については、農閑期につきサイドの開け閉めは出来るだけ簡素化したい。

しかし、真冬の1月でも日中は50℃近くまで上昇する。

夜間は0℃以下なのに。


2月3日13時ごろの最高最低温度計。

現在温度48℃。

現時点が最高温度。

最低温度のマイナス4℃は明け方に記録したもよう。

温度計は、ビニールハウス内のほぼ地表面に設置。


最高最低温度計はビニールハウスの必需品。

1480円、ホームセンターにて。


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そこで登場させたのが遮光ネット。

2012年2月3日夕方、75%の遮光ネットを屋根部分にかぶせた。

2*5mのサイズ、屋根の面積から推定すると1/4ぐらいをカバーした。

遮光ネットはメータ200円の切り売り、合計1000円。

他に、紐がけ用クリップを20個(498円*2袋)購入。

トータル1996円。


屋根の黒い部分が遮光ネット。


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その結果、最高最低温度計は、御覧の通り。

2月4日15時ごろ確認。

現時点の温度は29℃。

最低はマイナス5℃、最高は38℃となり、効果を確認できた。


遮光ネットを設置した2月3日の前後2日間は、ほぼ同様の気象条件であった。



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この程度の面積ならば日照不足にはならないだろう。

苗作りを始めているので要観察ではあるが。


しばらくは、日中もサイドの開け閉めから解放される。

今年は、農閑期を存分に楽しめるかな。

しかし、来年は、農閑期を農閑期にしないことが課題である。












ビニールハウス③

ビニールハウスと上手に付き合うための課題は、

大雪対策の他に強風がある。


昨年は、関東地方に接近した台風は多かった。

特に9月21日の台風15号は、この地にも久々の暴風雨をもたらした。


雪は、静寂の中の脅威であるが、風は音による威嚇もあり落ち着かない。

強風時のビニールハウスにとっては、どのような状態がベストなのか。


完全な閉鎖状態にするのがベストであろう。

サイドをしっかり閉めて様子を見た。

幸い被害はなく、台風は通り過ぎた。


台風は、事前の情報があり、ある程度の対処ができる。

しかし、竜巻のような突風には手の施しようもない。


その時々の判断と対応が求められる。

老人とは言え、ボケている暇はない。


ビニールハウス④へ続く





ビニールハウス②

人生は課題解決の旅である。

歩み続ける限り、課題がある。

歩みを止めれば課題は無くなるが、問題が顔を出す。

楽しい課題は歓迎するが、苦しい問題はご免こうむりたい。


ビニールハウスを建てたことで、課題が次から次へと出てきた。


最初の課題は雪対策。

昨年の2月に建てた時は、まず、積雪でのツブレを心配した。

そこで2本の竹を支柱として立てることで、強度を増した。


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ビニールハウスの柱である鉄パイプは昼と夜で、熱による伸縮で長さが変わる。

つまり、ビニールハウスの高さが変わる。

しかし、竹は伸縮しない。

竹の上部を紐で縛って天井からつるすような状態にしたことで、横にずれることは防止出来た。


今年は平成18年以来の大雪らしい。

東北ではビニールハウスのツブレが発生している。

昨夏の集中豪雨を考えると、大雪は想定内。


我がビニールハウス、何センチの雪まで耐えられるだろうか。

竹の太さや本数は、計算に基づくものではない。

やはり大雪の夜は眠れないかな。


ビニールハウス③へ続く




ビニールハウス①


サラリーマン時代からのあこがれであった、ビニールハウスを建てて1年が経過した。

広さは、10坪(3.6m*9m)。

価格は、約17万円。


ハウス内での野菜栽培は、指南書もなく、まさに暗中模索の1年であった。


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昨年の播種履歴

2月:シュンギク、小松菜、キャベツの播種

3月:ホウレンソウ、チンゲン菜、トマト、ナス、ピーマン、大根、カブ、ニンジン、小松菜の播種

4月:ニューメロン、小松菜、キュウリの播種

5月:小松菜、シュンギクの播種

6月:小松菜の播種

8月:レタスの播種

9月:ルッコラ、小松菜、ミズナの播種

10月:小松菜、ミズナの播種

11月:小松菜、ミズナ、ルッコラの播種

12月:ミズナの播種


播種は、ほとんど育苗トレー、もしくはポリポットを使用した。

小松菜はほぼ毎月播種したが、夏には、夏用品種を使った。

ルッコラは2種類を使った。


ナス、ピーマン以外は、全てハウス内に定植した。


収穫物は、販売可能品レベルであったと自負している。

特に春先の小松菜は、20日程度で成長し、惚れ惚れするほどの美品であった。

また、トマト(中玉)やニューメロンは、顧客から高い評価を得た。


しかし、夏以降、アブラムシに悩まされた。

天敵のいない中での栽培であることに気づき、落葉を入れて環境を整えた。

その結果、アブラムシの天敵である蜘蛛が大量発生し、アブラムシは勢いを失った。


そして、2年目を迎えた。

ビニールハウス②へ続く。


顧客からの便り

昨日野菜を送付した、東京のある顧客からこんな携帯メールが寄せられた。


「夕食に切干大根の漬物、カリカリと歯ごたえがあり甘みも増して脳にも良いし、いいことずくし。娘がホウレンソウってこんなに甘いの、て言いながら味わっていました。何時もと違った会話が弾みました。ご馳走さまでした


送付した野菜の種類は、切干大根・露地物ホウレンソウなどであった。

実に、うれしいですね。


定年後に始めた農業経営に対して

「そんなに稼いでどうするの?」と言われる。

これが、周囲の正直な気持ちだと思う。


野菜を自宅で販売するには非常な勇気を必要とした。

「何をバカなことをやっているのだろう」

「100円儲けて、何が楽しいのだろう」

と、後ろ指をさされないだろうか。


しかし、子供が巣立った老人夫婦の会話は

「猫が笑ったよ」ぐらいしかない、とある人に言われ、

何か明るい罪にならない話題を提供できればいいな、と思っていた。


おそらく、私の行動は、笑いも含めて家庭の話題になっているだろう。

そして、私が売った野菜は、きっと良い意味で食卓の話題になっているだろう。


冒頭の顧客からの携帯メールは、まさに狙いどおりの結果であった。



ルッコラ


ルッコラ、別名ルーコラ、ロケットともいう。

ゴマのような香りを持つ地中海沿岸原産のサラダ用ハーブ。

明治時代に導入されたが普及せず、近年再導入されたとのこと。

別名が多いのもうなずける。

イタリヤ料理店の広がりと共に愛好家が増えたのかな。


この春、見学させてもらった農家ではルッコラを栽培していた。

イタリヤ料理店に納入し、評判が良かったとの話。

それまで、名前は聞いたことがあったが、食べたこともなかった。

良いことは真似してみる。これが私の信条。

真似るは、学ぶに通じるという。


9月23日に144トレーに播種(ローマ)。

10月17日ハウス内に定植。

11月10日収穫開始。

サラダ用として、好評であった。


その後の栽培記録は、次のとおり。


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上記の写真は、


ローマ:品種名 

 ルーコラ・セルバーティカ:イタリア名

 ワイルドロケット:作物名

 トキタ種苗㈱


一般地では、2月から9月までが播種の適期とある。

この写真は1月23日現在のもので、11月21日にハウス内でトレーに播種して定植したもの。


その4日後に播種した次の写真の物、ロケットに比べ、ローマは成育が遅い。


次の写真は、

ロケット(オデッセイ) 

㈱サカタのタネ



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作り比べを評価できる段階ではないが

ロケット(オデッセイ)の方が成長が速いので、サラダには適していると思う。

それに、農家としては生産性の高さもいいかな。


我が家では、

若いミズナと切干大根(15分ほど水にもどした物)に和えて

和風ドレッシングで食べた。

この秋から、何回か食卓に乗っている。

リピーターは、何よりもの評価の表れだと思う。


また、顧客からも評価が高く、リピートされた。

ただ、我が農園に実習に来ている女子学生の中には

嫌いだという人もいた。

強い個性があるものは、万人には好かれないのかもしれない。


ここ坂戸市では、ルッコラを特産品に出来ないかと検討されている。

昨年10月より3軒の農家で試験栽培を始めたとのこと。

まだ、実験は継続中で総括はされていないそうだが、

結果が楽しみである。



切干大根


野菜が旬を迎える頃、その野菜の乾燥方法が雑誌等で紹介される。

ゴーヤ、ナス、キャベツなどなど、昨年紹介されて私も自作してみた。


こんな中、我が家の定番は、やっぱり大根である。

保存がきくこともあるが、糖化して甘くなり「生にはない旨さがある」ことが一番の理由である。


「子供が喜んで食べるので」と、嫁いだ娘からリクエストがあった。

ジージとしては、孫を引き合いに出されると弱い。

そこで、今年も切干大根の製造を開始した。


我が家では、大根を皮つきのまま、5mm程度の厚さに輪切りにし、これを天日干しにする。

その際、直径100cmの竹製ざる、または55*55の干しかごを利用している

有効面積は、干しかごに軍配が上がるが、価格は同じ980円。



町ナカふれあい農園


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それぞれに長所、短所があるが、致命的な欠点というほどのものはない。

それより、ざるの大きさを選択する際、「出来るだけ大きな物」を条件にしたが、

これに問題があった。


日中、ベランダで天日干しを行い、夜間は室内に取り込む。

天候にもよるが、この時期は4日程度続く。

この時、ざるの直径が100cm物なので、

水平状態では室内に入れることができずに、野菜がずれてしまう。

窓の大きさ(半間=90cm)に合わせて購入すべきであったと反省している。


「旨い物をおすそ分けの気持ちで、安心安全野菜を販売する」

これをモットーにしている我が農園としては、天日干しの切干大根を販売することにした。

さーて、顧客の反応が楽しみである。


*実験データ

生大根670g(小さい)を4日間乾燥した。その結果44gになった。→1/15

栄養成分表5訂とほぼ同じ結果になった。


*販売価格調査

近隣スーパー

 鹿児島県産天日干し128円/30g

 (切干大根30gは、生大根で456g相当・・普通サイズの大根が半分程度使用されている)


旬の時期、生大根は100円から150円で販売されている。

この結果、加工することにより、価格は2倍程度にになることが判った。

日記


日記は、自分と自分の文通である、といわれる。

もう一人の自分が読者である。


5年日記を使い始めて3年目がスタートした。

上の欄には、昨年の出来事が記載されており、自然と目に入る。

記入したその時と、明らかに違う自分が読んでいる。

過去の自分から現在の自分に情報が伝達される。

なるほど、文通である。


5年日記を購入したのは、訳がある。

定年になったら、書くこともあまりないかな。

5年日記なら、5年に一回、買えばいいかな。

そんな不純な動機。


しかし、使ってみると、これは便利。

人間の営みは、ほぼ同時季に繰り返される。

展覧会や演奏会のスケジュールは、前年を参考に調べればすぐに判る。

昨年は、地元オーケストラの定期演奏会を逃さずに聴けた。


私には、もう一つ、日記がある。

農作業日記である。


農業大学校の訓練時代に、S先生より「データを取れよ」と、厳しく指導された。

これも複数年の日記帳を使用して、実践している。


「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」

という有名句がるように、自然は几帳面に繰り返される。

したがって、前年のデータが、良いにしろ悪いにしろ、どんな参考書よりも活きる。


百姓2年生としては、前年データが羅針盤のような強い味方になって心強い。














売約済み

春、畑に菊を移植した。

菊にとっては新天地。

見事に咲き誇った。


ご近所の方から、菊を売ってください、と言われた。

近くの墓にお供えするとのこと、どうぞ自由に摘んでくださいと言った。


「ただはダメ」と言われ、500円を提示された。

そして、咲いている間、自由に摘むことを条件にされた。

ありがたく了解し、売買が成立した。


これは、私にとっては想定外。

畑の玄関口に当たる目立つ所は、綺麗な方がいい。

そして、北西の位置につき、風をさえぎり、畑の土が飛ばされるのを少しでも防止出来れば良い。

こんな思いで植えた菊、まさか売れるとは。


今度は、ネギを勝手に収穫したいとの申し出。

1月末までの条件で、4株1000円で売買成立。

「勝手に収穫していると、怪しまれるかな?」とのご心配に付き、

「売約済み」の札を掲げることにした。


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この札、こんな売り方・買い方もあるのかと、通行人にお知らせする役目もある。

「町ナカふれあい農園」の宣伝マン、頑張れよ!