町ナカふれあい農園 -12ページ目

アスパラガス

「だめだめ、こんな目につく所に植えては、

盗まれちゃうよ」

通りかかった農家のおばちゃんのアドバイス。


アスパラガス

昨年の4月に近くの種苗店で苗を購入した。

10本入りで840円。

その内、8本が発芽した。


元肥は、堆肥を多めに投入し、追肥も数回行った。

順調に成育し、新芽は盗難を心配するほどになった。


今のところ、盗難という第一関門はクリアした。

次なる課題は、風対策。

昨年は、株が小さかったので、個別の支柱とヒモで風害をしのいだが、

今年は、農業大学校の先生の真似をして、次なる対策をたてた。


町ナカふれあい農園

四隅に支柱を立て、網をくくりつけた。

この網目を潜り抜けてアスパラは伸びて葉を茂らせる。

風に揺れても網が適当に抑えてくれる。


私の網は、マイカ線を網状にしたもの。

支柱は、ある物を利用した。

30年前のスキーのストックも登場した。


「雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ」


こんなアスパラガスになれと祈る。

来年からの収穫が待ち遠しい。


新年度

近くの大学生がサークル活動の一環で農業実習に来た。

農園の新年度がスタートした。


4月21日、9時30分より11時まで。

代表の3年生Kさん、二年生のArさん、Oさん、そしてAnさん。

さっそうと自転車で来訪。

映画「青い山脈」の1シーンを見ている感じ。


まずは、畑の野菜たちに挨拶。

ハウス内は、小松菜、ミズナ、レタス、そしてメロン、セロリ等の苗。


路地は、花盛りのイチゴ、スナックエンドウ。

発芽したてのごぼう、ジャガイモ、アスパラ。

成育初期のキャベツ、かぼちゃ、トウモロコシ。

成育中期のたまねぎ、ニンニク、ラッキョウなど等。


そして、今日の課題は、冬野菜の後片付け。

昨年末に定植した小松菜、ミズナが花盛り。

黄色の花、まだまだ綺麗だが、そろそろ夏野菜に交代の時期。


町ナカふれあい農園


お陰様で綺麗に片づけが出来ました。


黄色い花粉にまみれて帰宅の途に。

途中で悪い虫が、花粉に誘われて寄り付かなければと案じながら見送る。


電動歯ブラシとイチゴ

最近購入した電気用品の中で感動した物、

それは電動歯ブラシ。


数年前のアイポッド以来、購入後に感動を覚えた。

なんて素晴らしい開発だ。


一時、家族の手が不自由になった関係で電動歯ブラシを購入した。

30年程前に一度使用した経験がある。

その時の使用感があまり良くなかったので、当初は乗り気ではなかった。

それが今ではトリコになっている。


使い勝手も良いが、

1分毎に瞬間停止をして時間を知らせる工夫も凄い。

形こそ30数年前と同じではあるが、似て非なる物の印象。


実は、電動歯ブラシが農業分野でも使用されている。

農業大学校の実習で、ハウス内のイチゴの受粉に

その振動を利用していた。

これには驚いた。

ハチがいなくても、見事にイチゴがなった。

考えて、そのアイデアを実践し、実用化させる人も素晴らしい。


我が家のイチゴは、露地栽培なので電動歯ブラシの出番はないが、

現在、イチゴの花が咲き誇っている。

孫とのイチゴ狩りが楽しみである。


かき菜


それまで、名前は聞いたことがあったが、

昨年の3月、放射能基準値オーバー、出荷停止の記事で

改めてその存在を知った「かき菜」。


新聞記事になるぐらい栽培され、出荷されている「かき菜」を

栽培してみることにした。

行列のできるラーメン屋のラーメンは食べてみたい。

こんな野次馬根性から。


2011年10月4日、直まき。

2012年4月1日、収穫開始。


4月4日現在の状況


町ナカふれあい農園

この写真では分かりにくいが、新芽を手でポキッとかき取り収穫。

これが、名前の由来かな。

見た目は、実にたくましい。

最近、分かったことだが、近くのオッペ川の土手にも生えている。

野生に近いことが分かる。

雑草と言っても良いぐらい。


食した感じは、ゆでてマヨネーズが旨い。

茎の部分は、アスパラに似た感じ。

その他、炒めたり、鍋料理にも入れたが、

癖がなく食べやすい。

炒めたものは、モスグリーンの色が鮮やかであるのが印象的。


毎日、かき菜、菜の花など、新鮮な野菜を試食できる幸せを実感している。

野菜は、生命の維持に必要なビタミンやミネラル等、豊富に含有しているという。

今日も元気なのは、新鮮野菜を作って、食しているおかげ。


種は自家採取ができるようだ。

モロヘイヤのように我が家で世代交代するだろう。

私が元気な限り。



ビニールハウス⑤

ビニールハウス④で暑熱対策として遮光ネットの利用を述べた。

確かに遮光、暑熱対策としては効果を確認出来た。


しかし、ネットが強風で動き、ビニールにスレ傷が多数生じた。

このままでは、ビニールの寿命を短くするのではないかと思う。


ビニールは、最低5年、その性能を維持してほしい。

ビニールの能書きでは、5年はもつとある。


そこで、一旦遮光ネットを外して、別の対策を考えることにした。


課題は、次から次へやってくる。

ゲームのように。

EMぼかし

「EM」との付き合いは、農業大学校の先生の真似をしたのが始まり。


私の信条

「まずは真似る。

真似るは、学ぶに通じる。

これを身につけて応用し、自分の世界を切り開く」


先生は、落葉堆肥の作成に醗酵促進剤としてEMを使っていた。

早速真似た。


これも縁で、たまたまプールで知り合ったS氏がEMの伝道者であり、ご教示頂いた。

また、坂戸市の環境学館イズミで、EMの講習会があった。

これに参加することで、知識や技術を深めることができた。


昨年は「EMぼかし」を大量に作成し、元肥や追肥に使用した。

その効果は、野菜の足腰が強くなった。

また、甘い野菜ができた。


昨年のキャベツは、特に評価が高かった。

「キャベツの千切りで、お代りをしたのは初めてであった」

など、称賛の言葉をいただいた。

比較対象物はなかったが、その評価はEMの効果と考えて良いと思う。


EMぼかしは、米糠と糖蜜をまぜたEM醗酵液を混合し、熟成させたもの。

作成方法は、EMのホームページで紹介されているが、講習会などで体験することをお勧めする。

微生物との付き合いは、基本が大切であると思っている。


庭の沈丁花もようやく咲き始めた。

今年も、EMを活用して、美味しい野菜を作ろう。


最近、思うこと。

「抗菌」一辺倒では無理がある。

微生物とは上手に付き合うべきであると。


EM

EMとは、琉球大学の比嘉教授が開発した微生物の集合体である。

その微生物は、ヨーグルトの乳酸菌、味噌や酒の酵母など人間に都合の良いもの。


このEMは、良いものの集合体だけあって、あらゆる分野で活躍している。

ウルトラファミリーのような頼もしい存在。


EMとの付き合いは、まだ2年程だが、

そのパワーには驚かされている。


1.肥料としての「EMぼかし」は、野菜の足腰を強くする。

  そして、味覚を良くする。

2.水質浄化など環境面で実績がある。

3.放射能汚染の低下についても発表されている。

などなどである。


「EMぼかし」に続く



EM環境マガジンより

「EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味です。
EMは自然界から採種し、抽出、培養した微生物で、琉球大学農学部の比嘉照夫教授が開発しました。
EMの中には数十種類の働きの異なる微生物が入っています。主な微生物として、食品に使われる同じ仲間の乳酸菌、酵母をはじめ光合成細菌、放線菌、糸状菌などがあります。このEMを土に入れることにより、土の持つ力を十分に発揮させ、植物が健康に育つ環境を作り出します。
当初は土壌改良資材として開発されたEMですが、現在では農畜水産だけでなく水質浄化をはじめとする環境浄化や、医療、建築、教育など様々な分野に広がっています」

落葉の活用 その③

「穏やかに、時は過ぎ、今日も輝いて、一日が終わることを、感謝しています」

今話題のCD、由紀さおりの1969に収録されている「季節の足音」の一節である。

農作業で程良く汗を流し、一日が終わる時に、この歌詞を思い出す。


特に、落葉堆肥を作成しているときは、半年先、一年先を考えての行動なので

とりあえず、今日も穏やかに時を過ごせたことに感謝せずにはいられない。


さて、今年は、落葉を大量に集めることができた。

放射能汚染を心配して、落葉堆肥の作成を断念した人がいるためかもしれない。


良く管理されている公園などの新鮮な落葉だけを集めた。

ニュースなどを見る限り、山の沢などに堆積している落葉は心配だが、

私の集めたフレッシュな落葉は、問題ないと思っている。


量が少ない場合は、コンポストを活用して作成出来るが、

当農園の畑(7a)をまかなうには、もう少し大がかりな道具が必要である。


農業大学校では、建築用の鉄パイプで枠組を作りコンパネで囲っていた。

これは、資材が高価で実用的ではない。

そして、コンパネは腐蝕しやすく耐久性にも問題がある。


また、木のパレットで枠を作っている人。

廃屋から出た雨戸を利用している人。

などなど、皆さん工夫をしている。


廃物利用が一番良いとは思うが、

畑が町ナカにあるので、見栄えも良く、かつ、自己所有ではないので撤収時も念頭に置く必要がある。

こんなことで、次の方法を採用した。


町ナカふれあい農園


アゼ板(40*120cm395円/枚)を4枚使用した。合計1580円

アゼ板は連結ができるので、3枚を連結し、最後は針金でとめた。

これで容易に分解もできる。

それに材質は合成樹脂であるので、耐久性は抜群である。


雨後に落葉、鶏糞、米糠、EMを混ぜて踏み固め

上にシートをかけて2~3週間置き、枠をいったん外して混合する。

これを3度ほど繰り返し、時を待てば出来上がり。


このアゼ板のメリットを整理するとこんな感じ。

1.比較的安価である。

  コンパネ2枚分以下の経費である。

2.耐久性抜群である。

  今回使用したものは5年程前に購入したものであるが、劣化はまったく見られない。

3.落葉の量によって山の大きさを調整できる。

  少ない量であれば、小さな円周にすれば良い。

  多い量であれば、落葉を踏み固めた後に、枠を上に持ち上げてずらしていけば良い。

4.切り返し作業が楽にできる。

  枠は簡単に外せるし、隣への設置も容易である。

5.不要時は、分解保管が容易である。

  自己所有ではない畑の場合、こんなことも考えておく必要がある。


堆肥は、前年に作成した物から使用する。

今回の作成分は秋以降の使用になる。


穏やかな時の流れが、立派な堆肥を作ってくれる。

今年も、来年もきっと美味しい野菜ができるだろう。

お届け旬菜ミニ

「お届け旬菜」を発表したところ

いくつかの意見が寄せられた。


「家族構成が少人数なので、量はそれほど重視しない。

価格は、安い方が良い。

2000円より1980円の方が良い」

などである。


また、宅配業者との料金値下げ交渉では、

年間の取扱数量が200件を見込めないので断念。


こんなことで、プランを一部修正して

「お届け旬菜ミニ」を立案した。


プランは、次のような内容である。


1.年間のお届け回数は、7回程度

  10月から3月までの秋・冬・春は毎月

  夏は、7月のトマトなどを予定

2.野菜の種類は、5品目以上

3.配送する箱のサイズは80cm(縦、横、高さの合計)

  (直近3月8日の配送実績は、人参、大根、ブロッコリー、小松菜、ミズナ、ルッコラ、ネギ)

4.1回の料金は1480円

5.お届けの実行は、料金振り込みを確認の上

.送料は別で、関東地域は750円(埼玉県内は650円)

  坂戸市内は無料お届け

  夏季は、チルド配送のため190円加算

7.契約は一年間であるが、途中の契約解除は自由

  次回分の振り込みがない場合、自動解約

8.野菜の配送は、料金振り込みを確認の上、実行

9.お届けの4日前に、野菜の品目をメールなどで連絡


私個人もそうですが、事業も日々進化させたいと思っている。

今日よりも明日、明日よりも明後日です。


また、意見を頂ければ幸いです。




初恋


「まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり」

島崎藤村「初恋」の一節である。


なぜかこの詩が好きである。

それが高じて、リンゴの木を庭に植え、

毎年、花を見ながら詩の朗読をしている。


さくらの花を見ても特別な感傷に浸ることはないのに。

初恋という響きには特別なものがある。

これは、私だけではないようだ。


2月4日、キャベツ「初恋」トーホク、を播種した。

昨年は、「新富士早生かんらん」ウタネ、であった。

生食が柔らかくて甘くい、と顧客からの評判であった。

特に変更する理由はなかったが。


初恋、名前にひかれた。

タネの開発者はどういう思いで、この名前を付けたのだろうか?

甘酸っぱいのかな?

ほろ苦いのかな?

柔らかいのかな?

ほのかに甘いのかな?

初々しさを感じたのかな?

それとも香りかな?


出来具合が楽しみである。

昨年は、2月8日にトレーに播種して、ハウス内は5月4日、露地は5月30日の収穫であった。


今年は、26年振りの寒さとか。

しかし、苗は順調に成育している。

野菜は、初恋の少女より、熟女のようにたくましい。