私が4ヶ月間ブログが更新出来なかった理由 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

ブログにお越しいただきありがとうございます^^

 

ASD(自閉症スペクトラム)当事者

女係長 鹿島じゅんです。

 

私の発達障害に関する診断結果

コチラです。

 

専門家でも見分けるのは難しいと言われる、

発達障害と愛着障害。

 

自分は本当は発達障害ではなく、

愛着障害なのではないかと思い振り返った、

私の愛着障害に関する生育歴

コチラです。

 

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すごく、お久しぶりの記事となりました。

皆さん、お元気だったでしょうか?


前回、記事を書いたのが5月だったので、

およそ4ヵ月ほど、

間が空いていたことになります。


その間、私が何をしていたかというと、


4月に入社してきた部下から、

悪者にされないために、

周囲に味方をつくっていました。



きっと、これだけだと、

何のことか分からないと思うので、

少し説明させてもらいますね。


まず会社に4月採用された社員の中で、

うちの営業所で勤務することになった新人が、

数人いました。

その数人のうち2人は、

私の直接の部下となりました。


そして、

うちの会社は労働者を守るために、

パワハラやセクハラといった問題が起きた場合、

本社の人事担当者へ直接、

匿名で訴えることが出来るのですが、


5月に匿名で、

うちの営業所の新人の誰かが、

パワハラの被害を、

訴えたようでした。



その訴えは、

パワハラを行った相手の名前を明かさずに、

行われたものだったため、

本社から営業所長の方へ、

事実の調査をするように連絡がきたようでした。


そして営業所長は、


私がパワハラを

行っているのではないか


と考えたらしいのです。


私は現在の会社に25年勤めていますが、

そのASD特有の真面目な働きぶりから、


仕事に厳しい


ことで有名です。


しかも転勤で、

色んな人と一緒に働いているため、

私の仕事に対する厳しさは、

かなり色んな人が知っていました。


今までこのブログで、

何回か書いてきましたが、


社会の中で、

融通の効かない真面目さは、

人から煙たがられる


傾向にあります。


私はASDの持つ、

人と気になるところが違う特性や、

その細かいところに拘ってしまう特性から、

転勤するたびに、

そこの支社や営業所の人達の、

業務のやり方の間違いに気づいてしまい、

間違いを修正することが、

往々にしてありました。


でも、これって業務的には正しいのですが、


人の反発心を煽る行為

 

でもあります。


私のような総合職採用の転勤族ではなく、

ずっとそこの職場で働いてきた、

地元採用の一般職の人達からしてみたら、

他所からやってきた人間が、

間違っていると言って、

今までのやり方を変えるのだから、

いい気分はしないですよね。


そのことを分かっていた、

私の前任者の定型発達者達は、

例え間違いに気づいても、

私のように間違いを指摘することはなく、

見なかったフリをするという、

穏便な策を取る人が多かったようでした。


でもASDの私には、

間違いを見過ごすというスルースキルは、

身につけられるものではありませんでした。


そのため私は、

転勤するたびに、

ずっとその支社や営業所に、

勤務している人達から敵視され、

その職場のお局様の不興を買い、

イジメられるという経験をしてきました。


だからこそ、

そんな職場のイジメを体験してきた私は、

仕事に厳しいことはあっても、


人をイジメたことは

ありませんでした。


そして、

そんな職場の、

凄絶なイジメを経験してきた私の目から見て、

私の部下の新人2人が、

イジメに遭っているようには見えませんでした。


でも私は、

25年という会社員生活の中で、


偏見を持っている人間は、

相手の真実を見ようとしない


ということも、

嫌というほど経験していました。


現在の営業所長は、

10年以上前、

自分がASDだと気づいておらず、

人とぶつかりまくっていた30代の頃の私と、

一緒に働いていた人間でした。


恐らく私を嫌っていたであろう、

人間の1人であった、

その当時の営業所長から言われた辛辣な言葉は、

未だに私は忘れられません。

(その当時、営業所長は違う役職に就いていて、

私は営業所長の直接の部下ではありませんでしたが、

新しく導入されたシステムの操作ミスによって、

その当時よく起こっていた間違いがあり、

他の人がその間違いを起こしても何も言って来なかったのに、

私がその間違いを起こした時だけ、

わざわざクレームを入れてきた人でした)


ASDとして、

会社でどう振舞っていいか分からず、

人とぶつかっていた私を、

快く思っていなかった営業所長。


その営業所長から、

日常会話の中でパワハラの探りを入れられたり、


「新人には優しくしてね、

優しくね」


と何度も繰り返し言われるたびに、

うっかりミスの多い新人に対して、

私は自分の中では怒ると叱るを区別して、

きちんと指導をしていると思っていたため、


「これ以上優しくして何も言わなかったら、

仕事の出来ない新人さんになってしまいますよ」


と笑顔で応えながら、

内心穏やかではいられませんでした。



そして匿名の投書ながら、

調査を進めた結果、


「どうも訴えたのは私の部下のAであるらしい」


面談と称して課長から呼び出された時に、

そう告げられた私は、

ハッキリとこう感じました。


このまま、

身の潔白を晴らす行動を取らなかったら、

私はパワハラを行った上司として、

汚名を着せられ処分されてしまう。



私は部下Aに対して、

パワハラなど行ったつもりはないし、

自分の部下に対する指導行為が、

行き過ぎだとも感じていないけれど。


営業所長からだけではなく、

課長からも、

部下Aの指導方法を考えるように言われた私は、

上司達が、

私のパワハラを疑っている気配を、

感じ取ったのです。


そして、私は。


この日から、

パワハラの疑いをかけられた、

自分の身を守るための、

行動を開始したのでした。


長くなったので、続きます、、、