2年間で私の愛着障害はどのように変化したのか? | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

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25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

ブログにお越しいただきありがとうございます^^

 

ASD(自閉症スペクトラム)当事者

女係長 鹿島じゅんです。

 

私の発達障害に関する診断結果

コチラです。

 

専門家でも見分けるのは難しいと言われる、

発達障害と愛着障害。

 

自分は本当は発達障害ではなく、

愛着障害なのではないかと思い振り返った、

私の愛着障害に関する生育歴

コチラです。

 
*******************
 
約2年前に、
私はネットで出来る、
愛着スタイル診断を受けました。

愛着とは、
ある人物が特定の他者との間に結ぶ、
情緒的な絆のことであり、
愛着スタイルとは、
人間が対人関係を形成する場面で見られる、
心理的な傾向のことで、
成人の愛着スタイルは、

・安定型
自分が愛着し、信頼している人が、 
自分をいつまでも愛してくれていることを、
確信している。

・不安型(とらわれ型)
「他人を頼りたい」
「助けを求めたい」
という気持ちはあるが、
自分がそうすることで相手に嫌われたり、
相手が迷惑に感じるのではないかと、
不安に感じる。

・回避型(愛着軽視型)
親しい関係や、
情緒的な共有を心地よいとは感じず、
むしろ重荷に感じやすい。


の、大きく3つに分けられます。

その時の私の愛着スタイルは、

・安定型愛着スコア 0

・不安型愛着スコア 27

・回避型愛着スコア 22

・未解決型愛着スコア 10

という、
かなり偏った内容のもので、
判定の結果は、


不安型愛着スタイル
(愛着不安が強く、対人関係に敏感なタイプ)

となっていました。


自分の生い立ちを考えれば、
納得いく内容だったため、
私はこの結果を受け入れて、
それからこの診断を受けることは、
なかったのですが、
私の過去記事を読んでくださった方が、
この愛着スタイル診断テストを、
受けたことを私に教えてくれたため、
私も久しぶりに、
この愛着スタイル診断を、
受けてみることにしました。

(私もやってみたいと思われる方は、
もう2年近く前のことだったため、
自分が以前、
どのように答えたのか覚えておらず、
新しく受けるような気持ちで受けた結果は、
次のようなものでした。


気付いていただけるでしょうか?

ほんの2年前までは、
0点だった私の安定型愛着スコアが、

10点

になっていることに!!

そして不安型愛着スコアは-14点、
回避型愛着スコアは-1点、
という結果になっています。

それは、、、

私の愛着スタイルは、
この2年近くの間に、
安定するようになってきた

ということでもあります。

以前の私は、
自己肯定感が低かったために、

自分は人に愛されない

と思って生きてきました。

以前受けた愛着スタイルの結果にも、
その思い込みが、
はっきり反映されていると思います。

それでも親から受けた、
人生のドン底で解いた私は、


自分で自分が幸せになることに許可を出し、
本当に少しずつだけれど、

私のことを好きだと思ってくれる人がいる

経験を積み重ねて、
ちょっとずつ、
他人が自分を愛してくれるという確信を、
持てるようになってきたのでした^^

ちなみにこれ↓が私の愛着スタイルのグラフ。
(以前受けた診断では、全く無かった青の部分)

だからね。

今、特定の人と愛着を結ばなくて、
不安定な愛着スタイルを持っている人でも、
安心して欲しいんだ。

愛着障害は手放せる障害だから。


そして。

現在、自分にパートナーがいないことで、
寂しさを抱えている人も、
安心して欲しい。

だってね。

19歳の時に元夫と離婚してから、
ずっとシングルマザーとして生きてきて、
もう7年以上、
パートナーと呼べる人がいない私の、
愛着障害だって、
改善されているのだから。

特定のパートナーがいなくても、
愛着障害は改善出来ます。


人から特別な愛情を貰わずに、
私がどうやって、
自分の愛着障害を改善出来たかというと。

自分と関わる人達を、
自分を大切にするのと同じくらい、
尊重して接してきたから。

愛着障害を抱えている人は、

自分より他人を尊重

してしまいがちだけど、
それでは決して、
自分が愛されていると、
感じることは出来ません。

だから、、、

自分を大切にするのと同じくらい

というところが、
とても大切なポイントになります。


人ってね、
よっぽど酷い人ではない限り。

自分が相手に良くしてあげたら、
相手も自分に良くしてくれるもの

なのです。

だから私は、
自分が犠牲にならない範囲で、
自分の周囲の人達に良くしてあげた結果、
相手も私のことを大切にしてくれるという、
人間関係の好循環を、
得ることが出来たのです^^

子供の頃に愛着障害を抱えていたあなたは、
自分を守ることに精いっぱいで、
人に何かをしてあげることなんて出来なくて、
限られた愛情を、
人から得ようと必死だったかもしれないけれど。

大人になって、
自分のことを自分で満たせるようになったら、
まず自分から、
人に何かをしてあげることが、
出来るようになります。

そうなったらね、
今まで外されて生きてきた、
愛情の循環の輪に、
入ることが出来るようになるからね。

まず小さくてもいいから、
人に何かを差し出せる、
そんな人に自分がなろう(*´꒳`*)