long island sound -24ページ目

やり直し

この間新しいパソコンを買ったが、インターネットに繋げたのはついさっきだ。不慣れなキーボードを打つ度に愉快な音がする。


2級は見事に失格。昨夜午前3時まで勉強していたが、やはり泥縄に過ぎなかった。しかもおかげで今朝寝惚けてしまって、やっと起きたのは試験時間の30分前だった。いくら受験所は家の近くにあるとはいえ、受験の20分前に来場するようにと受験票に書いてあるし、方向音痴の僕がこういう時に限って迷う嫌いがあるので流石に焦ってしまった。ゆっくりと朝御飯を食べてから出かけようと昨日思っていたのに、結局ソーセージを一本口の中に放り込んでから受験所まで走りっぱなしだった。着いたら胸が苦しくて、肺が絞られているような感じだった。しかしテストが始まったら好調だとでも思った。


試験が終わったら自分で採点してみたところ、200満点で145点しか取らなかった。80%以上は合格ということで、後15点が欲しかった。万が一、何と答えたか憶えていない問題がもし全部正解だとしたら、合格したという可能性はなくはない。でもどう見えても大失敗だった。不注意に因って間違えた場合もあれば、回答が全く思いつかなかった問題もある。


数時間後準1級を受験することになっていたが、その間家に帰ることにした。帰り道の途中で、やっぱり1級までやらなくていいじゃない、と一瞬思った。


僕は何て情けない人間だろう。致命的な自惚れに陥って、今後の2年間の計画をずらしてしまった。上京して3ヶ月も経っているくせに、結局これかよ。言い訳なら山程ある。倫理学の発表に追われて最後の一週間碌な勉強は出来なかったとか。試験前日午後6時まで部活で忙しかったとか。後一週間、一日、嫌、半日さえあったら…


思いっきり潜っていたトンネルの壁を素手で殴る。そして思い直す。


失格したのは、かえって僕の為になったかもしれない。今までの遣り方では無理だと、今度のテストに思い知らされた。気合を入れ直して益々努力するしかない。大体こんなことで終わらせてたまるものではない。

ススミダス→

近頃徹夜の日々が多くて碌に眠れないけど、今日はやる気満々!発表がやっと終わったので、日曜日の漢字検定に向けて精一杯頑張るつもりだ。邪魔は多かったけど、逆境に直面しても負ける気はしない。


嫌、正確に言うと、今度は負ける訳にはいかない。


弱冠を迎える前に漢検1級合格を目指すことにした。僅かな2年間しかないので、計画をよく練って速やかに目標に達成していかなければならない。今月で2級、7箇月後準1級、そしてその翌年1級。


何故日本語を勉強し始めたか段々分らなくなってきたが、切っ掛けは何であれ一応やり始めたことを最後までやり遂げたい。目的地はないのは確かだが、何処まで行けるか、気が済むまで振り向かずに行ってみたい。それ以上でも以下でもない。

No.1

今学期取ってる倫理学では、12週間に亘って毎週2、3人から作られたグループが発表をする。発表が30分程度で、配布するプリントも自分で作らなければならない。発表したくない学生はその代わりにレポートを書けばいい。グループと発表の内容は最初の講義で決定されるので、リサーチの負担をパートナーと分けて真面目にやれば時間的にゆとりさえあるぐらいだ。ただ、一番先に発表する人は準備するのに一週間しかないし、前例はないから結構大変。


僕はそんなことを百も承知の上に、何故かそのグループに入った。それに不思議なことに自ら手を上げてしまったんだ。


そう、僕は木曜日に発表する、あのグループ1だ。嫌、確か正確に言えばあのグループ1の一人だ。確かにパートナーはいる。僕が手を上げた直後グループ1に入るように彼は声を上げた。こいつ、頼りになるかも!と思いきやこんな事件も。


昨日、プリントを提出する為に教授の研究室に行った。その前少し話し合った方がいいと彼からのメールで、20分早く大学に着いて待ち合わせの場所に向かった。すると携帯に着信。


「ちょっと病院(?!)に寄ってから行こうと思っていたのですけど、思ったより遅くなってしまいました。そういうわけで、絶対にまにあわない状況に陥ってしまった…」と。


えっ、あれ?待ち合わせばかりか提出を一人でしろって、あの、ええと、あ、あれぇー?!それに件名に「遅刻」って書いたじゃん?これでもう遅刻じゃないよ?


というわけで、完全にすっぽかされた。初対面から変わってる奴だと思ったけど、正に想像を超えた状態になった。彼が声を掛けた時に顔はあまり見られなかったが、会ってから面喰った。こいつパブリックスピーキングには全然向いていないじゃん。最初挨拶をしたのは僕で、彼から話を引き出す為に散々苦労した。彼の出身を訊いたら余計に長くて曖昧模糊とした説明の挙句、それは西の山の奥に位置している小さな村だとしか分からなかった。どういう名前の村だと訊けば、聴き取れない程小さな声で答えた。寧ろ僕がニューヨークからだと言ったら、彼が倒れそうな程身体を後ろに捻って、「いいなあぁー」と近くにいた学生達をびっくりさせた大きな声で叫んだ。足を曲げて、背中を床と並行にした姿に笑わせてしまった。


でも本当は笑うどころか、これから30分―僕の分は15分だけの筈だけど木曜日になったらあいつ絶対に現れないと思う―の発表を自ら作ろうとしている。文献は必死に集めた。昨日プリントを提出したら先生にもう一度作りなさいって言われたので今晩はそれに一晩中取り組んで、それがOKだったら明日本格的にスピーチを書く作業に。


いきなりこんなに大変になるとは思わなかったが、この峠さえ越えれば、倫理学のグレードを獲得。逆境にめげず、ばりばりと頑張ろうや!

personal space

なんか俺、めちゃめちゃ疲れてるんだけど?


特にこれといったものはないが今日色々と面白かった。


前言撤回。これといったものは複数あり。でも一々書く気にはならない。寧ろ今日の、一番面白くない話をさしてもらう。


今学期取ってる授業は様々だが、どっちも割りと楽しい。期末試験が難しそうなクラスは多いけど、取り合えず講義の内容はきちんと理解しているし、自分が綺麗に整えているノートと先生が指摘してくれた文献を参考にすれば、どれも合格できそうだ。


と思いきや、先週出れなかった細胞生物学に、今日初めて参加した。


ゼンゼン分かんなかった。昨夜徹夜してきたし、今日一日倫理学の発表とかで必死だったし、三つの授業が続け様になって、その最後が細胞生物学だった。疲れていて余計に集中しづらかった上に、実は僕、昔から生物学は苦手なんだ。仮に先生が全部英語で話していたとしても、専門用語を連発したら頭が没頭してどんどん話を聴かなくなる。そして数秒が経って、漸く気づくと「あっ、いけねぇ」ともう一度教授の言葉に集中すると、全く別の話をしている。でも本当はその話だって先言ったことに基づいているから、改めて聴こうと思ってもやっぱり理解できない。そういう時って、結構多い。


政治や経済や倫理等は分かるけど、細胞って、小さ過ぎるよ。社会とか国って大きな感じがするから、それについて考えると、仰向けになって手と足を伸ばして、一つ大きな深呼吸をしてから、ゆっくりと頭ん中にイメージを描けるゆとりがあるように感じる。


一方身体の中の筋肉や脳味噌等が全部ぎっしり詰まった細胞にできていることについて考えるとつい息苦しくなってしまって、更に息と言えばそれも又煩わしい話で、肺に吸い込む酸素と一酸化炭素とかが身体の細胞に普及されてそれで心臓が鼓動して頚動脈を通して血液がすっと頭脳に走ったり、脳裏が勝手にシナプスとかを無闇に走らせたりしやがって…焦っちゃうっすよね。


考えるだけで漫画喫茶店のネット席のブースがぐんと、急に狭くなったみたいな感じ。


嫌だな。偏屈な自分が嫌。もっと柔軟に考える為に頑張らなきゃ、とか思ったらやっぱりこのまま追い付けなかったら成績が一気に墜落しそうなんで、取るか取らないか、慎重に考えないと。


ってか、履修登録の修正の締め切りは明日だぞ?

「でもお姫様は他のお城なの」、みたいな?

倫理学の発表の準備を済ませようと漫画喫茶店にやってきたが、没頭しているうちに遂時計が2時を回ろうとしている。徹夜することになるかも知れないが、不思議なことに特に焦りを感じない。


そう言えば最近気持ちがどんよりしている様な気がする。麻酔をかけられた様な感じで、無意識のうちに日々が過ぎていく。何故かというと、原因は様々。完全に崩れた体調と不規則な睡眠は多分最大のファクター。


後はこの間学校でのこと。外国人専用のキャンパスに、主に英語で行われる授業を取ることになるか、普通の学生が通うキャンパスで勉強させて貰えるか、誰に訊いたかに依って是非が左右されて、失望したり、糠喜びを覚えたりした挙句、何も彼も色褪せてきたみたいな感じになってしまった。最後に望みが全部叶ったにもかかわらず、何度も絶望を素直に受け止めた所為か、大喜びはしなかった。アメリカで東京に来ると決めた頃からずっと抱いていた夙志を、今になってやっと実現させたのに・・・


虚しい。今迄の努力には遣り甲斐があったに違いないが、こんなに「どうでもいい」という様な気分でいるとは思わなかったよ。


まあ、確かに授業はこれからだし、入ったばかりで何の意味はないかも知れないが、でも、たいしたもんだよ。


畜生。


多分一番気に掛かっているのは、文章が全然上手くなっていないこと。寧ろ思った以上に下手糞かも。ずっと「勉強熱心」なんて自分のことを偉そうに自慢していたから、自惚れしてしまって、先生の協力で文章力を鍛え上げる機会を何度も逃してしまった。自分の愚かさに呆れてしまうんだよ、全く。 今度の留学を新たな出発点として思っていたが、まさか振り出しに戻るとはな、流石に辛いよ。