金正日総書記死去・・・北朝鮮への対応で大震災の轍を踏むな | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

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代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

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突然の「金日成総書記死亡」のニュースには驚きました。


日本では、「拉致問題はどうなるのか」という声が各方面から出ているところ。

しかし、政府の仕事は「どうなるか」ではなく、「どうするか」を考えることです。


米国と連携し、一刻も早く正確な情報を掴むこと。

そして、拉致問題を進展させるためにどのような手を打つべきか、早急に対策を練らなくてはなりません。

何らかの「駆け引き」というものも必要とされるでしょう。

米国などは当然、考えているでしょうし、それをやってこそ「外交」と呼べる。



日本は情報収集を急ぐという段階ですが、韓国では非常事態体制に入ったそうです。

日米韓で緊急協議が行われているという情報もありますが、日本としては大量の難民が押し寄せることも想定し、警戒を強めなければならないでしょう。



民主党政権になって以来、「何もやっていない」と言われる外交ですが、水面下の動きが重要な局面だと思われます。

パフォーマンスではなく、真に国益のための、ある意味「狡猾な」外交が必要とされます。


小泉元総理を特使として派遣してはという意見も出ているようですが、東日本大震災で「自分達だけでなんとかしよう」という考えで対応を大きく遅らせてしまった轍を踏むことなく、一日の長がある人達の協力も仰ぐべきでしょう。






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