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次回配信予定：12月19日【第３号】
以前に拙ブログでも告知させていただきました、「草莽塾」「照隅クラブ」「志動塾」３団体合同勉強会を開催しました。
想定より多くの来場者が見込まれ、急遽会場を少し大きな教室へと変更することとなりました。
開会に先立ち、勉強会開催にご協力いただいた山口県立大学江里学長よりお言葉を戴きました。
そして、元外務大臣高村正彦衆議院議員の講演。
先ず、日本外交の意義について「国益を守るためにある」という話から始まりました。
具体的には①平和と独立を守る、②豊かな国をつくる、③尊敬される国にする。
そして、短期的ではなく、中長期的な国益を求めるべきとのことでした。
ＴＰＰについては、米国に対しては「外交敗北」、国民に対しては「二枚舌外交」と断じられました。
菅総理（当時）が、ダボスで「平成の開国」と言った時点でもう外交にはならないことが決まった。
「私たちの国はこれまで閉じていました、これから開きます」と言ってしまっては、交渉にならないと。
外交は交渉に入る前から始まる。
「全ての関税撤廃なんて無理を言ったら交渉に入れる訳がない」と主張するところから交渉を始めなければならない。
ＴＰＰよりはＡＳＥＡＮ+６を重視すべき。
との意見でした。
私としては、かなり意外だったのですが、全く同感です。
私も以前からＴＰＰに関しては「政府に交渉の準備が出来ているとは思えない」「求められている立場なのに慌てて参加する必要などどこにもない」と主張してきたところです。
その他、尖閣事件の対応や、日米・日中関係についても話を及び、聴き応えのある講演でした。
講演後の質疑応答では、多くの方から様々な質問が飛び出し熱気ある勉強会となりました。
一応、私の主宰する「志動塾」も主催者に入れていただいていますが、準備等に関しては「草莽塾」「照隅クラブ」の方々にお世話になってばかりでした。
心より感謝申し上げます。
また、拙ブログやfacebookでの呼びかけで参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
今後の志動塾勉強会にも是非、ご参加ください。
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