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次回配信予定：12月19日【第３号】
平成23年度第5回目の「日本の誇りセミナー」に出席しました。
今回は日本会議周南支部のお世話で開催されました。
テーマは「大東亜戦争の武士道～祖國の盾となったサムライ達の生き様」。
講師は多久善郎先生です。
祖国滅亡の危機に際し、先人たちは如何に身を処したのかについて、世界を驚嘆させたサムライの戦いについて様々な史実を紹介されました。
グァム島にて戦死したある軍人の遺書をご紹介します。
『若し玉砕してその事によって祖国の人達が少しでも生を楽しむことが出来れば、母国の国威が少しでも強く輝くことが出来ればと切に祈るのみ。
遠い祖国の若き男よ、強く逞しく朗らかであれ。
なつかしい遠い母国の若き乙女達よ、清く美しく健康であれ。』
どんな思いで先人たちがその命を散らせていったのかが痛いほど伝わってきます。
多久先生は、「特攻」は上層部から出た案ではなく、現場の指揮官から発案されたものだと仰いました。
それは、命を散らせていく部下たちに少しでも戦果を上げさせてやりたいとの思いから出たものだと。
そして、軍上層部においても、「特攻」は講和に向けてのものであったとも。
日本の降伏が分かっていながら米国が落とした原子爆弾が終戦を招いたのではないと思います。
日本はそれ以前から講和を模索していたのです。
当然ながら米国側もあれ以上の被害を受けることはもう許されなかった筈です。
あれほど壊滅的な被害を受け、無条件降伏をした日本が植民地化されなかったのは、先人たちの見せた魂に戦勝国が恐れたからだと思うのです。
特攻隊の生みの親、大西瀧治郎海軍中尉は、このような言葉を残されているそうです。
『戦争は負けるかもしれない。しかしながら後世において、われわれの子孫が、祖先はいかに戦ったか、その歴史を記憶するかぎり、大和民族は断じて滅亡することはないであろう。』
そして、遺書には「一般青壮年に告ぐ」として、こう記しておられます。
『我が死にして、軽挙は利敵行為となるを思い、聖旨にそい奉り、自重忍苦するの戒めともならば幸いなり。穏忍するとも日本人たるの矜持を失うなかれ、諸子は国の宝なり。平時に処し、なおよく特攻精神を堅持し、日本民族の福祉と世界人類の和平のため、最善を尽くせよ』
私たちは先人の魂を受け継ぎ、なんとしても平和と独立と誇りを守り抜かなくてはなりません。
「戦争反対」、「平和」と叫んでいるだけでは実現できないことです。
我々の家族の命や、誇りが脅かされることがあれば、命を張って戦うとの決意がなくては、これらを守ることは出来ないのだと思います。
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