そして人間へ・・・へのパラダイムシフト | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

ひろゆきがティム・オライリーに直接きいた、「Web2.0ってなんだったの?」 @ CNETJapan


Web2.0という言葉を作り出した本人がそう言えば、そうなのだろう。

巷にあふれるそのWeb2.0という言葉が、本人の意思でコントロールできないほどに巨大化し、そして伝言ゲームのように違う意味で伝わっていった事がこの会話の中で見受けられます。


以下、O'Reilly氏の言葉


ばからしい名前だよ。ウェブの新しいバージョンだと思っている人が多いし、そういう意味で使ったんじゃないのに


で、その解が下記


つまり、インターネットはソフトウェアの価値を何か違うところに持っていこうとしてる。それは何か。それが、Web 2.0なんだ。


結局のところ、技術云々でもなく知の共有とか明確な意味を持つわけでもなく、Web上におけるパラダイムシフトを分かりやすく説明するために出した言葉なんだなと言う事がわかります。


インターネットが世の中に広まった時、その中心にあったのはソフトウェアでした。

多くの人は、そのインフラ上で提供されるサービス(と呼べるほどのものはほとんどありませんでしたが)を旧来のソフトウェアと同じにカテゴライズしたのでしょう。

その頃、ソフトウェアというのは、人間の未来を劇的に切り開いてくれるものとして人々の期待を担っていましたが、現在でも人間と同様の知能を持つソフトウェアは存在しないように、結局のところやっぱり人間にはかなわないじゃんという考えにシフトして言ったんだと思います。


その結果、ソフトウェアがまかなってくれないのなら人海戦術の方が手っ取り早いとなります。

インターネットの黎明期は、そんな人海戦術をカバーできるほどのインフラ基盤が整っていませんでしたしそれほど多くの人がインターネットと言うものに期待を寄せていなかった(凄さに気がついていなかった)のでそういうサービスを始める事ができなかった。

でも今やブロードバンドは浸透するし、PCのスペックは劇的に向上したあげく、価格も抑えられるようになったし、インターネットに参加する人が簡単に情報発信するサービス基盤も整った。


そういった地殻変動が積み重なった結果、地上に住む人々の考えは劇的に変わって言った様を表したかったんだろうなぁと。

(何もできない)ソフトウェア中心から(誰かは絶対にできる)人間中心へ。

基盤はどちらもインターネットというインフラ上で形成されるものですが、人間中心になったときソフトウェアは単なる道具としてしか見られていません。

今はまさにそのような時にあるように思えます。