こんにちは！ さくますです。
うちの息子（中３・昨年５年ぶりに学校復帰）
今では、お友達もできて、楽しく学校に通っていますが
今が楽しいだけに
たまにこんなことを言うことがあります。
「あーあ！ 学校行っとけば良かった。
小学校で友達と遊べて楽しかっただろうな。
中学も最初から行ってたら
もっと友達もできて楽しかっただろうし
もっと勉強もできただろうな。」
とても後悔してるんですよね。
学校に行かなかったことを。
これを聞くとね
ちょっとせつなくなります。
胸のあたりが、キューンとなる。
そして、内心
「ごめんよ。」
って思う。
だって
本音を言っちゃうと
息子が不登校になったのも
ここまで不登校が長引いたのも
私のせいだと思ってるから。
だから
本当、息子には申し訳ないです。
もちろん、息子は
ずっと学校に行きたくないって言っていたのだけど
でもね
息子がそういう状態だったのも
私の意識の影響だったって、今ではわかる。
おそらく
今の私の意識だったら
息子は不登校になってないと思うし
あんなに苦しむこともなかった。
でもね
罪悪感はないんです。
感謝しかない。
息子のおかげで
たくさんの大事なことに気づかせてもらえて
学ばせてもらえて、生きづらさもなくなって。
そして
自分のことが大好きになれて
自分の人生を愛せるようになった。
思い出したくないくらいだった、後悔だらけの過去も
すべてが愛おしい、私の一部だと思えるようになった。
今の私がいるのは
本当に
息子が不登校になってくれたおかげだから。
それにね、息子は
不登校になったことをとても後悔しているけれど
今の息子があるのも
やっぱり不登校のおかげだと思う。
お友達や先生に感謝できたり
勉強や受験や自分の将来にとても前向きだったり
何よりも
自分の人生は自分が動かしていくんだ
っていう思いが伝わってくる。
やらされていないんです。
誰にも。
すべてを自分で選び取って
自分で考えて行動している。
先日
息子が将来就きたい職業について話してくれました。
今までも、息子の言動から、だいたいわかってはいましたけど
改めて息子の口から教えてくれて。
その職業がね
息子が不登校で苦しんだ経験あってこそのものなんです。
もし不登校になってなかったら
選ばなかったはずです。
もちろん
またこれから変わったりもするでしょうけど
でも、確実に
この不登校の経験が、息子の人生にとって
意味のあるものだったと感じています。
だから、やっぱり
息子にとっても、私にとっても
不登校はギフトだったと思うのです。
不登校の苦しみが
自分に何を伝えようとしているのか
それがわかれば
不登校はギフトに変わります。
ぜひあなたにも
そのギフトを受け取って欲しいと思っています。
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