こんにちは
「さくます」ことさくらますみです。
あれは
いつ頃だったか
当時通っていた
カウンセリングスクールの理事長に
不登校で引きこもっていた息子のことを相談し
こう言われました。
「さくますさん
今までやってきた育て方で
こうなっているんだから
今までと違うことを
やればいいんですよ。」
その時は
その意味がよくわからなかった。
自分の子育てが
間違っていたとも思っていなかったし
普通にあたりまえに
育ててきたつもりだった。
だからその理事長の言葉に
「いったい
どーすればいーのよ！」
って
イラッとしたのを憶えています。
今考えるとね
めっちゃわかります。
私の子育て
完全にやり過ぎ
手出し口出しし過ぎ
気が利き過ぎ
きめ細やか過ぎ。
でも
それがいいと思ってたんだよなぁ。
息子にしてみても
イヤなお母さんではなかったと思います。
だって息子の望みは
なんでも叶えてあげたいと思っていたし
最大限の協力をしてあげたいと
いつも思っていたから。
それがねー。
やり過ぎだったんだよなぁ。
息子は小さい頃
すごい癇癪持ちだったので
癇癪を起こさないように
先回りして望みを叶えるような
癖がついてしまっていた。
息子が大きくなっても
失敗して落ち込まないように
いつも助言や手助けができるようにと
息子の行動を見張っていた。
息子に失敗させないように。
コレ。
コレがくせものですよねー。
結局これは
息子のためじゃない。
息子が失敗すると
自分がつらいからなんですよ。
私のいい子ブロックが反応して
失敗に恐怖を感じるから
息子に失敗させたくなかった。
無意識で
息子の失敗が
自分の失敗のように
感じていたんだと思います。
子どもの頃に
気軽に失敗をさせてもらえなかった子は？
そりゃあ
失敗を恐れるようになりますよね。
失敗は悪いことだと思い込む。
そして
小さな失敗でも傷つき
落ち込み
行動ができなくなる。
だからね
息子が
不登校っていう失敗をしてくれて
本当によかったと思います。
今も息子はもがいています。
劣等感や焦燥感や無価値感に
苛まれていると思います。
思いきりもがいたらいいと思います。
普通ではできないような
すごくいい経験をしていると思います。
それらもすべて
息子の人生に必要なものだと思うし
今は苦しくても
息子のしあわせにつながっていると思います。
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