こんにちは
「さくます」ことさくらますみです。
東京はこの土日は冷たい雨でした。
私は低気圧頭痛により
ほぼ家にこもって過ごしておりましたが
昨日の日曜日は父の誕生日でしたので
実家に電話をかけました。
もう両親とも高齢なので
電話をする度に
あっちが悪い、こっちが痛いと
いろいろ言っています。
しばらく前までは
調子が悪いのは母専門で
いつも病気のグチのオンパレードだったのですが
最近は父もあちこちガタがきているようです。
そりぁあもう年齢が年齢ですからね。
でも父の場合は
「ここがこうで、病院に言ったらこう言われた」
といった
事実をそのまま伝えてくるだけ。
これが母になると
もうグチなんですよ。
この違い、わかりますかね。
まぁ
女性は話すことで発散する場合が多いですから
グチが多くなるのも自然なことなんですよね。
でも
このグチが
前はすごくイヤだったんです。
よく考えてみるとね
この母のグチ
高齢になって
病気がちになってから
始まったことじゃないんです。
私が子どもの頃からだったんですよ。
この母のグチについては
私が大人になってからは
「またグチってるわ」
ってわかるようになりましたけど
たぶん子どもの頃は
わからなかったと思うんです。
でも母は
私が子どもの頃から
ずーっとグチってた。
ずーっとです。
たぶん本人は気づいていないんです。
自分がそんなにグチを言っていることに。
普通に喋ってるくらいに思っていたでしょうね。
聞いている方にしても
気にならない人もいるだろうし
人それぞれなんでしょうけどね。
もうね
クセなんだと思います。
母の。
今となっては
私もなんとも思わないし
聞き流していますけどね。
小さい頃は
そうはいかなかったと思います。
小さい子どもにとって
お母さんの存在はとても大きい。
自分にとっての命綱ですよね。
そのお母さんが
いつもグチや不満を言っている。
それってすごく不安になることだと思います。
敏感な子どもであるほど
どうにかしなきゃ
お母さんに機嫌良くしてもらわなきゃって
必死に考えます。
だから
自分の子どもらしさを封印して
お母さんが機嫌良くいられるような
いい子になってしまう。
このいい子の呪縛に
大人になっても囚われている人の
なんと多いことか！
（もちろん無意識で）
私もそうでしたから
気持ちはすごくわかりますけどね。
バカらしいですよね。
お母さんのグチなんて
本当にどーでもいいこと。
ただのクセですよ。
ほっときゃいい。
大人になった今ならわかるんだけど
小さい頃はわからなかった。
そしてそこで自らブロックをつくり
自分を守ってきた。
でももう
そんなもので身を守る必要なんてない。
いい子でいる必要なんてない。
そのブロックのせいで
自分の子どもまで
いい子でいさせようとして
エネルギーを奪ってしまうんです。
もう手放しましょう。
いい子でいなきゃいけないなんて
ただの勘違いだったんだから。
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