こんにちは
「さくます」ことさくらますみです。
ただ今
さくます公式LINEで開催中の
特別企画「不登校ですが、何か？」
頂いたすべてのご相談、ご質問を
公式LINEの中にいる皆さんで
共有して、お答えするというものです。
今日は
そちらの企画に頂いたご相談の中から
ご相談者様からご了承を得まして
こちらに掲載させて頂きます。
お名前はMさんとさせて頂きます。
同じつらさを抱えていらっしゃる方に
届きますように。
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はじめまして。
素敵な企画をありがとうございます。
16歳の娘のことでご相談です。
HSPで五感とも感覚過敏で、心も感受性が強く、学校には全く馴染めず、小学校は私が無理に行かせた為、まだら登校でしたが、トラウマになり、中学校は不登校でした。
高校へは進学していません。
小学校の頃は自分も周りもその特性に気づかず、まだHSPや感覚過敏という言葉もあまり知られていなかったこともあり、とにかく我慢して、無意識下で感覚を殺して、過ごしていたようです。
その後、私もいろいろ勉強し、考え方を変えることが出来ました。
今、義務教育が終わり、自由になり、のんびりと好きなことをして過ごす毎日です。
自分の感覚を大事にして、気持ちに蓋をせず生きる、ということをしています。
それは良いのですが、そのお陰か最近は、感覚の過敏さが強く現れ、以前着られていた服もチクチクして着られなくなり、着られる服はほんの2～3着。
それも100%完璧なものは無く、チクチクするけど、なんとか我慢して着られるという状態です。
生地を探して自分で作ったりもしていましたが、着ているうちにチクチクしてきたり、せっかく時間をかけて作っても、無駄になってしまったり、24時間我慢をしている状態で、時々、涙が溢れて辛そうに泣き叫んでいます。
服だけでなく、食べ物や聴覚に関しても、過敏さが際立って来て、とても辛そうです。
感覚のことなので、親はどうすることもできず、ただただ受け止めて流しています。
温熱マッサージや住空間を整えたり、食事などで、なるべくリラックス出来る工夫もしていますが、なかなか緩和されません。
本人も自分でご飯を作ったり、工夫しているのですが、感覚の過敏さがどんどん強くなり、追い付けない感じです。
こんな時、心の持ち用をどうすればよいのか、アドバイスありましたら、よろしくお願い致します。
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「さくます回答」
娘さん、つらいですね。
そんな娘さんを見ているお母さんも、さぞかしおつらいと思います。
私自身、HSPの自覚はありますが、専門的に勉強したわけではないので、アドバイスなどはできなくて申し訳ないのですが、
敏感さが強くなっている、というのは、思春期で多感な年代になったことと関係があるかもしれませんね。
後は、周りの状況や、自分の状況がよく見えるようになり、
自分の敏感さについて、不安感や劣等感などを抱えて、このままではダメだと否定するような気持ちから、
なんとかしなくては、と思うほど、さらに問題を強めてしまう、という結果になっているのではないかとも思われます。
うちの息子はアトピーでしたが、なんとかしようとするほど、治らなかったです。
HSPの当事者のお茶会とか交流会などありますよね。参加されたことはありますか？
HSPは大変なこともありますが、とても優れた性質でもありますよね。
まずは、お母さんがHSPの良さを理解して、娘さんの恵まれた部分に意識を向けるようにし、「この子は大丈夫！」と思えるようになること。
問題は問題だと意識するほど、大きくなっていきます。
お母さんは、娘さんの敏感さに気づいてあげられなかったことに、罪悪感を感じてはいませんか？
お母さんに罪悪感や、心配の意識があると、娘さんのエネルギーを奪うことになります。
そうは言っても難しいことはわかっているのですが、それでも、状況を改善するためには、お母さんが自分と向き合い、罪悪感や不安や心配を手放す必要があります。
大事なことは娘さんの敏感さを、問題視しなくなることですね。
お母さんが楽になることで、娘さんも、自分の性質を受け入れ、この自分で生きていこうと思えるようになるのではないでしょうか。
お母さんは自分のことが好きですか？
自分はこのままの自分で大丈夫！と思えていますか？
そう思えていないと、子どものありのままを受け入れることができません。
そこと向き合って行くのが早道かと思われます。
伝わりますでしょうか？
もし反論や、わからない点などありましたら、遠慮なくいつでも個人LINEの方にメッセージくださいね。
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「Mさんからのお返事」
おはようございます。
昨日はご丁寧なお返事を頂き、ありがとうございました。
確かに言われる通りです。
娘が小6の時に、ある苦しい辛い出来事が起こりました。
長くなるので詳細は割愛させて頂きますが、私はそれを知っていて止めに入ることご出来ませんでした。
あの時、娘を守ってあげられなかった罪悪感がありありで、今もあの時、何で、守ってあげられなかったのか、悔しい思いもあります。
さくますさんのアドバイスを受け、その時に戻ってじっくり向き合って、その時の私の感情をしっかり味わってみました。
そして、たどり着いた答えは、ここまでしないと私は世の中の真実に気づくことが出来なかったんだ。
娘は身を持ってその事を私に伝えてくれたんだ。
自分を犠牲にしてまで、お母さんに気づきを与えてくれた、お母さんを変えてくれたんだ、と思え、娘からの底知れぬ愛を感じました。
もしあの時、私が止めに入って、娘に苦しい思いをさせなかったとしたら、私は真実に気づかないまま、今の幸せも得られないまま、娘を苦しめ続けていたかもしれない、と思うと、ぞっとしました。
そして、いつか必ず同じような経験をすることになっていたのかもしれない、と感じました。
小さいうちだったから、立ち直る力も時間もたっぷりあって、逆に絶妙なタイミングであの事が起こり、あの不登校の時期があったのかもしれないと思えてきました。
あの辛く悲しく苦しい時間があったからこそ、私は変わることが出来、今は家族みんな幸せでいられるんだ、と気づかされました。
そうなるとあの時の出来事にも感謝の気持ちまで出て来て、娘がしてくれたように、私も娘をもっともっと愛したい、娘への愛と感謝がたくさん沸き上がりました。
実は以前、UMIのカウンセリングを３回継続で受けたことがあり、何個もブロックが外れていたのですが、娘とのあの経験までたどり着かないまま、終わっていました。
私の中では、その事に関しては終わっていたことだったのですが、今回、さくますさんの言葉から、あの時の事が甦り、全然、終わってなかったことに気づきました。
今回ここまで昇華できて、本当に感謝です。
さくますさん、すごいです(！)
本当にありがとうございました
心からの感謝を込めて。
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Mさんは
過去にUMIカウンセリングを
受けたことがあるとのことでした。
その時に
何個もブロックが外れていたが
この娘さんの小６の時の辛い出来事には
たどり着いていなかったそうです。
ブロックには
人それぞれに向き合うタイミングがあり
今が、Mさんがその出来事と
向き合うタイミングだったのだと思います。
逆に言うと
今までの苦しみも
経験する必要があったのだということ。
それは
Mさんが
本当の自分の人生を生きるために。
Mさんは、過去に
UMIカウンセリングを受けられているので
自分の感情をしっかり感じて味わう
ということができました。
私はちょっとしたヒントを差し上げただけです。
というか
改めて読んでみると
私の回答、ちょっと的はずれ！
どうしても
質問を重ねずに
一回でズバッと回答するのは難しいです。
まだまだ修行が足りませんな。
でも
Mさんは
自分で向き合い
自分で気づき
答えを出されました。
そう
答えはいつでも
自分の中にあります。
自分の中にしかありません。
カウンセラーは
その答えを引き出すのみ！
これからも精進してまいります。
Mさん
ご相談ありがとうございました！
娘さんと
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