デリバリーの途中風景
デリバリーの途中風景です。
お店の近くの室見川沿いを通って先ほどピザのデリバリーに行ってきました。
これはその途中風景です。
ITALIAN BASIL は海と川の近くにあります。
これは室見川ですが、その先に見えるのが海(博多湾)です。
ここは丁度海と川の境目なので、干潮の時はあさりが多く取れるらしく、人でいっぱいになります。
今日は干潮ですが平日のせいか人がほとんどいませんね。
(でも向こうの方には数人、あさりをとっている人が見えます。写真ではわかりませんが)
今回のように夕方、デリバリーの注文が入ってふらっと出かけると、気分転換にもなって良いです。
今回のお客様は、店内で食べたピザがおいしかったので初めてデリバリーの注文をしていただいたとのことでした。
ありがとうございました。
ITALIAN BASILの紹介
前回は初回ということで気合いが入りすぎて硬い文章になってしまいました。
経営理念や開業の想いを熱く語らせていただきましたので、今回は実際に経営する店舗の紹介をします。
まずは店名ですが、「ITALIAN BASIL(イタリアンバジル) 」といいます。(リンクしましたがHPはまだ作成中です。もう少しで完成です)
店名からもなんとなく想像できるかもしれませんが、パスタとピザを中心としたイタリアンレストランです。
場所は福岡市の百道浜 にあります。
近くにや大学や博物館、福岡タワー、福岡ドーム等があり、また高級マンションや高級戸建てが立ち並ぶ住宅地でもありとても良いところです。
つまり、娯楽施設がある観光スポットでもあり、閑静な高級住宅街でもあり、学生の町でもあり、いろんな良い要素がMIXされたような場所です。
また、道路や街並みがきれいに整理されていたり、それぞれの建物がお洒落でとても住みやすいところでもあります。(これは百道浜だけでなく福岡全般にも言えることだと思いますが)
なので、ITALIAN BASILのお客様で、東京や大阪での会社員生活を終え、老後はこの地でゆっくりと過ごしたいと思い引っ越してきたという方が何人かいます。
東京出身の自分も社会人生活を福岡でスタートしたわけですが、とても住みやすく、この地に配属になって良かったなあと良く思ったものです。
まず、店内ですがこんな感じです。
これはグルメウォーカー掲載にあたりプロのカメラマンにとってもらった写真なので当然ながら良く取れています。
また、ビル全体的に緑が多く、詳細は良くわかりませんが、ビルの壁には「プライベートグリーン賞1998」なんて書かれたプレートが貼ってあります。
すいません、これらの写真、ほとんどHPに使った写真の使い回しです(^^)
今後は、ちょくちょくいろいろな写真を撮って掲載していきますので今回はお許し下さい。
そしてメニューですが、パスタが約90種類(最初は70種類でスタートしましたが、新メニューを投入していき、現在は90種類程度になっています)、ピザ40種類とその外にサラダ、スープ、デザート、ドリンク関係いったところです。
中でもパスタではワタリガニのトマトクリームパスタが人気です。
これは、12月から日替りメニューとして開発・投入したのですが、お客様からの評判が良く、定番商品にしました。
あと、ピザではトマトとモッツレラチーズ、バジルのピザが人気です。
これもメニュー表には載っていないのですが、こんなピザが食べたいというお客様からの要望で追加投入して、今では店の裏メニューとして根強い人気です。
ドリンク関係ですが、ワインはイタリアワインをそろえています。
また、コーヒー関係はこんな立派なエスプレッソマシーン(以下)
![福岡でイタリアンを経営する元オイルマンのブログ-エスプレッソマシーン](https://stat.ameba.jp/user_images/20090513/04/italianbasil/e0/52/j/t02200165_0567042510180110503.jpg?caw=800)
があるので、本格的なものを作って出しています。
このマシーンは以前からこのお店にあったものです。
実はITALIAN BASILは居抜形式(以前に他の経営者が経営していた店舗を引き継ぐ形式)でスタートしましたので、これは前のお店で使っていたものになります。
そう、前回の記事で「5月末に勤めていた会社を退職して7月に店をオープン」と記載しましたが、この短期間でお店をオープンできたのは「居抜形式」だったからです。
また、「居抜形式」は前のお店の設備をそのまま使えるので、初期費用を安く抑えることができます。
ここらへんのことは長くなるので、短期間での店舗オープンプロセス(如何に短期間で店舗をオープンさせるか)というテーマで別の機会で詳しく書きたいと思います。
ブログを書いていたら、結構いい時間になってしまいました。(今お店ですが外が明るくなってきました)
明日(正確にはあと6時間後)もお店は営業しますので、今日はこの辺にしておきます。
今日からブログ開始します
今日からブログを開始します。
東京での約10年間の会社員生活を経て、福岡でパスタ・ピザを中心としたイタリアンレストラン「ITALIAN BASIL」スタートして10ヶ月目に突入しております。
簡単にこれまでの経緯を記載しますと、
1998年4月 石油元売会社で社会人としての第一歩を踏み出す
2006年7月 コンサルティング会社に転職する
2008年6月 株式会社リテールエクセレントを設立する
2008年7月 パスタ・ピザを中心としたイタリアンレストラン「ITALIAN BASIL」を開業する
コンサルティング会社は2008年5月末まで在籍して退職日の直前までプロジェクトをしていましたので、自分でも考えられないくらいのスケジュールで開業しました。(今考えると毎日綱渡り的でした)
その為、1ヶ月で10kg痩せました。また、料理に関する修業期間が短期間であった為、オープンしながら実践の中で日々レベルアップしていくという状況でした。(お客様には申し訳ありませんが)そして、オープンした後もわからないことやトラブルの連続でした。恥ずかしながらオープンスタッフは社員2名、アルバイト10名の体制でスタートしましたが、今でも残っているオープンスタッフはわずか1名です。もちろん自分の力不足が原因です。でも新しいメンバーに恵まれ、今では支えてくれる仲間がまわりにいて、なんとか倒産することなく、営業を続けています。
ここらへんの話は詳しく書くととても長くなってしまいますので、今後ブログの中で回想録という形で記載していきたいと思っています。
今回は硬い文章になりますが、初回なので会社設立・飲食店開業にあたっての想いを記載させていただきます。
まずは経営理念とその背景です。
<経営理念>
・店舗経営ノウハウやキャリアの仕組化により、従業員自己実現の機会を創出する
・小売・飲食店舗の経営を通じて、お客様に最大限の幸せを提供し続ける
・小売・飲食店舗の経営を通じて、新しい経営の「形」を創出し当業界の地位向上・発展に資する
<経営理念の背景>
小売・飲食業界は過去から現在まで、低イメージ(重労働、低賃金等)が普及しており、長い間人材不足に悩まされています。 しかしながら、当業界における店舗経営はきわめて高度な運営スキルが必要とされる業態で、そこで働くことで得られる成長の機会は大きいはずです。これらのことは、これまでのSS支援業務及び経営コンサルティング業務を通じて強く実感したことで、今後は自らが飲食店舗の経営運営を行いながら、必要とされるノウハウやキャリアを仕組み化していきたいと思っています。それにより従業員自己実現としての機会を創出し、お客様と従業員双方が幸せになる新しい小売・飲食業界の「形」を構築できるのでないかと考えています。最終的にはこのようなことを企業の成長とともに普及させていくことで、小売業界・飲食業界全体の地位・イメージの向上を図り、新しい人材市場を創出していければと思っています。
開業して10ヶ月目に入りましたが、上記想いは変わっていません。ただ、現状は理想にはまだ程遠い状況です。実際に自分で経営してみると飲食業の過酷さや構造の難しさを痛感します。また、安定して大きな利益をあげて社員に還元するとうことの難しさも痛感します。何度もくじけそうになりました。でも「成功には近道なし」という思いで、倒産の危機に直面しながらも、自分の力不足を痛感しながらも、いろいろな方に支えられて、なんとかここまでこれました。
自分の原点は新卒で就職した石油元売会社での初めての仕事(担当するガソリンスタンドの黒字化支援業務)にあります。ここでいろいろなことを経験し、勉強し、今の自分基礎が形成されたと思っています。その後の10年間の会社員生活は常にその延長線上にありました。そして今回自分で始めたこの事業もその延長線上にあります。もう後戻りはできませんし、そうしたいとも思いません。これからも理想に向かって突き進んでいきたいと思っています。
前職の会社の退職、開業に当たってはいろいろな方の支援をいただきました。
本当にありがとうございました。
そして、支援をいただいた皆様に今日まできちんと近況報告ができていません。
(開業に当たっては、「ブログで都度近況報告します!!」といろいろな方に言ってまわったのですが・・・・すみません)
今日から、なんとか定期的に自分の想いや日々の出来事をこのブログに綴っていきたいと思っています。
温かく見守っていただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
2009年5月10日
株式会社リテールエクセレント
代表取締役 熊木陽二