また一つ強力な画像生成AIが誕生・・・

 

ITmediaの記事に、 アドビの生成AI、β版を一般公開 Adobe IDがあれば無料で使える てのがありました。

 

米Adobeは、プライベートβ版として提供してきた同社の生成AI「Adobe Firefly」を一般公開したと、同社バイスプレジデントのAlexandru Costin氏がツイートにて明かしたそうです。

記事によると・・・

 

Adobe Fireflyは、クリーンなデータソースを元に、法律面や倫理面での透明性を高めた生成AI。同社のストックフォトサービス「Adobe Stock」を活用(投稿者の同意取得済み)し、プログレードのライセンス画像数億枚に加え、オープンライセンスコンテンツ、著作権の期限が切れたパブリックドメインコンテンツでトレーニングしている。このため、商用目的のコンテンツ生成に利用できるとしている。

 

だそうです。本ブログでも過去にいくつかの画像生成AIをご紹介していました。

そして、また一つ新たな画像生成AIが登場しました。今回の「Adobe Firefly」については記事にもあるように、”クリーンなデータソース”が売りです。今までの画像生成AIについてはその学習に使われた画像の出処が曖昧なものがあり著作権の問題が発生する可能性もありました。
 
今回のものは同社のストックフォトサービス「Adobe Stock」を活用(投稿者の同意取得済み)し、プログレードのライセンス画像数億枚に加え、オープンライセンスコンテンツ、著作権の期限が切れたパブリックドメインコンテンツでトレーニングしているので、前述のような問題が発生せずに商用でも利用しやすいということです。
 
中の人も早速、Adobe IDでログインして使ってみました。現在、「Adobe Firefly」ではテキストからの画像生成フォントエフェクトの生成が利用可能ですが、わかりやすいテキストからの画像生成を行ってみました。
 
現在プロンプト(命令)は英語のみの受付となっていますので、英語で以下のようなプロンプトで作成しています。
 
There is one cherry tree in a snowy field and it is in full bloom.
(雪の降り積もる雪原に1本の桜の木があり満開となっている。)
 
実際にはありえない光景ですが、生成された画像がこちら・・・
 
 
どうですか?たったこれだけの命令でほぼ瞬時に4枚の画像が生成されました。
 
画像の出来はともかく、公開直後でかなりアクセスも多いはずなのにほぼ瞬時に画像が生成されたのには感心しました。
 
前述の画像生成AIと全く同じプロンプトで画像の出来の違いを比べてみるのも面白いかもしれませんね。
 
無料のAdobe IDがあれば誰でも利用できますので、この機会に「Adobe Firefly」をご利用になってみてはいかがでしょうか?