Bingは完全にAIシフト・・・
窓の杜の記事に、「Bing Image Creator」がプレビュー公開 ~テキストで説明するとAIが画像にしてくれる てのがありました。
米Microsoftは、「Bing Image Creator」をデスクトップとモバイルでプレビュー公開したそうです。新しい「Bing」と「Microsoft Edge」に導入されるとのこと。記事によると・・・
「Bing Image Creator」は、テキストによる説明をもとにゼロから画像を生成・提案するAI機能。昨年に発表されてから大きな動きがなかったが、ようやく実際に利用できるようになった。内部にはOpenAIの画像生成AI「DALL-E 2」の拡張版が利用されている。
「Bing Image Creator」の利用には「Microsoft アカウント」が必要だが、待機リストや初期費用はない。「www.bing.com/images/create」へアクセスすれば、すぐに無料で使える。ただし、最初に25個与えられる「ブースト」を使い切ると画像の生成は遅くなることがある。
だそうです。AIによる画像生成については本ブログでも度々お伝えしてきました。
- 誰でも使える画像生成AI「Midjourney」が話題だそうです
- 新たな画像生成AI「Stable Diffusion」が誰でも簡単に使えてオモシロイ!
- 新たな中国産の画像生成AI「ERNIE-ViLG」のデモページが公開
- 画像生成AI「DALL·E」がウェイティングリストを廃止して誰でもスグに利用可能になった!
今回のものは記事にもあるように 「DALL-E 2」 を利用したもののようですね。
中の人も早速利用してみました。まずは「Bing Image Creator」へアクセスします。利用にはMicrosoftアカウントが必要です。アクセスすると以下のようなページになりますので、赤枠の部分に”英語”で生成したい画像の説明を入力します。
今回は以前「Stable Diffusion」で生成したものと同じ文面を入力しました。文面は以下のとおりです。
Van Gogh's sunflowers with a modern touch
(ゴッホのひまわりをモダンに演出)
上記の文面で生成された画像がこちら・・・
確かに ゴッホのひまわり 風のタッチかも知れませんが、なんかチョット違いますよね。
ちなみに以前同じ内容で「Stable Diffusion」で生成した画像がこちら・・・
「Stable Diffusion」で生成したものは少なくとも「ゴッホのひまわり」がどんな構図なのかは理解しているようですが、今回の「Bing Image Creator」はそうではないようです。構図が”ひまわり畑”になっちゃってますからね。
このあたりも画像生成AIによってかなり生成される画像が異なってくるので作っていて面白いですよ。
マイクロソフトアカウントがあれば誰でも手軽に画像生成AIが利用できますので、画像生成AIをまだご利用になったことがない方は、この機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?