お薦めはしませんが・・・
窓の杜の記事に、 Windows Update後の自動再起動のみを抑止可能になった「Windows10 設定変更ツール」v1.7 てのがありました。
Windows 10のWindows Updateを抑止できる無料ツール「Windows10 設定変更ツール」の最新版v1.7が1月6日に公開されたそうです。本バージョンではWindows Update適用後の自動再起動のみを無効化する機能が追加されたとのこと。記事によると・・・
「Windows10 設定変更ツール」は、「Windows 10 Home」では標準のユーザーインタフェイスから行えない“Windows Update”、“自動メンテナンス”および“コルタナ”の設定を変更するためのツール。“Windows Update”に関しては、バックグラウンドタスク(「WinUpdateManager」)で機能を抑止することも可能。
だそうです。このところのWindowsUpdateによるバグによる影響はかなりのものです。今年に入って既に2件本ブログでもお伝えしています。
更には、去年のWindows10の大型アップデートであるOctober 2018 Updateでも多くの不具合が出ました。本ブログでも、以下のエントリーのように度々お伝えしてきました。
- ファイル消失のバグで「Windows 10 October 2018 Update」の提供が中止
- Windows 10 October UpdateでZIP解凍時に新たなバグが!
- 「Windows 10 October 2018 Update」にまたまた新たなバグが・・・
- iCloud for WindowsがOctober 2018 Updateと非互換性問題が!
- October 2018 Updateでディスプレイから音が出ない不具合
このように度重なるWindowsUpdateによる不具合で、ウチのお客様を含めて「WindowsUpdateは怖いから入れない」というような風潮が非常に多くなってきているのを感じます。
Microsoftを擁護するつもりはないのですが、WindowsUpdateにはご存知のように、機能追加だけでなくバグフィックスやセキュリティアップデートなども含まれているために、Updateを行わないという選択肢は基本的にないのです。
Windows10Homeでは、基本的にWindowsUpdateは自動で行われる仕様になっており、拒否はできません。しかしながら、それをお望みのお客様がいらっしゃることも事実なんですよね。
今回ご紹介する、「Windows10 設定変更ツール」はWindows10HomeでもWindowsUpdateを抑止できる無料ツールです。これを利用することで、通常はかなり手間のかかるWindows10HomeでのWindowsUpdateの抑止作業を簡単に行うことが可能です。
インストール方法や利用方法などはここでは言及しませんが、基本的に利用はお薦めできません。
前述の通り、WindowsUpdateは適用すべきものだからです。ただし、お客様に選択肢は必要だと思っております。ご自身のご判断にてご利用をお願い致します。