またかよ!

 

ITmediaの記事に、 日本でも廃止 Amazonの容量無制限ストレージ てのがありました。

 

Amazon.co.jpのオンラインストレージサービス「Amazon Drive」に容量無制限でファイルを保存できる「Unlimitedストレージプラン」の提供が、11月20日に終了したそうです。記事によると・・・

 

2017年6月には米Amazon.comでも同様のプランを終了しており、それに追従した形だ。Amazon.co.jpのUnlimitedストレージは、16年7月に提供を始め、年額1万3800円(税込、以下同)で写真や動画、楽曲、ドキュメントなどを容量無制限でアップロードできるプランだった。

 

だそうです。とにかく、この手のオンラインストレージの「容量無制限」というのは、ことごとく失敗してるんですね。本ブログでも散々取り上げています。

記事にもある通り、Bitcasaに至っては会社がもうないですからね。
 
OneDriveの容量無制限プランが終了する際のMSの言い訳として・・・
 
「同社によると、一部のユーザーが多数のPCのバックアップや膨大な映画コレクションを保存する目的でOneDriveを利用し、中には平均的ユーザーの1万4000倍に相当する75Tバイトものデータをアップロードする人もいるという。」
 
というのがあったんですけど、そんなのサービス開始当初から想定内でしょ。「容量無制限」は聞こえが良いですけど、やはり無理があるプランであることを提供者側も認識してほしいものですよね。まぁ中の人が言うまでもなく、もう認識してるでしょうけどね。
 
もう今後は容量無制限を謳うようなサービスは出てこないでしょうけど、未だにGoogleフォトなんかは写真は1600万画素以下、動画は1080p以下という制限を設けた上で、容量無制限を継続してますので、次はこれが終了したりして・・・
 
とにかく、聞こえの良い「容量無制限」に釣られてサービスを契約してしまうと、「やっぱり止めます」と言われてしまったときに大変な思いをすることにもなりかねませんので、一つのサービスに依存するのはやはり危険かもしれません。
 
個人的にはオンラインストレージは、Dropboxをメインに、OneDrive、GoogleDriveをサブとして、その他2つのサービスをバックアップ代わりに利用してますので、とりあえずどれか一つがサービスを終了しても問題ないような運用体制にはしてます。
 
今やオンラインストレージは仕事のみならずプライベートでも欠かせないものとなりつつあると思いますので、運用体制も含めてこの機会に見直してみても良いかもしれませんよ。
甘い言葉にはくれぐれもご注意を!