またか・・・

ITmediaの記事に、 Bitcasa、うたい文句の「容量無制限」終了 「需要が少なかった」 てのがありました。

クラウドストレージの米Bitcasaは、「容量無制限」の個人向け有料プランを11月15日で終了することを明らかにしたそうです。現ユーザーには容量有限の有料プランへの移行を求めており、移行しない場合は同日付けでアカウントとデータを削除するとしているとのこと。

またひとつ「容量無制限」を謳ったサービスが縮小しますね。Bitcasaについては去年8月の本ブログで日本上陸時に、 「Bitcasa」が容量無制限のオンラインストレージを日本でも提供、年額99ドル とのエントリーでご紹介しています。

そのエントリーの中で、中の人はこのように書きました。(一部抜粋)

ただ、はじめは容量無制限を謳っていたサービスでも途中からサービスに制限を設けるところが結構あって、アメリカだとMozyとか、日本でも展開しているトレンドマイクロのSafesyncだとか、容量無制限を謳っては早々にサービスを縮小したサービスは他にも2~3くらい思いつきます。
容量無制限をいいことに数日掛けて、多くのデータをうpしたにもかかわらず、ある日突然、
「あ!やっぱ容量無制限ヤメるから!ヨロ!」
てな感じで止められた日にゃ、データのダウソだけでも大変です。実際、SafeSyncの時にはそういう人結構いたんですよね。

結局Bitcasaも同じように容量無制限のサービスを終了するんですね。
前例に学ばないというか・・・

11/15までに移行しない場合には、データを削除するとかって言ってるようですが、データを人質に結構な言いようですよね。

正直、こういうことが未だに続いていることは、オンラインストレージ業界にとって信用問題に係ると思うんです。「容量無制限」を謳うのであれば、責任持ってサービスを続けていただきたいものです。「予測が甘かった」とか「ユーザーがいなかった」とかいう言い訳は企業として如何なものかと思います。

個人的には「容量無制限」を謳っているサービスは信用しないことにしてます。同じような道をたどる運命にあると思いますからね。皆様もオンラインストレージをお選びの際は、くれぐれも吟味の上でのご契約をお薦めします。