人差指で弦をまとめて押さえるセーハ。

 

その代表的なFコードの押さえ方の続きです。

 

前回の記事がまだの方は、まず↓をお読みください。

 

 

人差指で押さえるのは、1フレットの1、2、6弦でしたね。

 

残りの3つの弦に指を足していきます。

 

クラシックギターのFコード

 

押さえる指とフレットは次のとおりです。

 

5弦3フレットのドに薬指

4弦3フレットのファに小指

3弦2フレットのラに中指

 

いい忘れてましたが、ファ、ラ、ドの3つの音でできた和音を Fのコードといいます。

 

これで Fのコードは完成なのですが、ここまでの説明で上手く押さえられる方は少ないのでは?

 

そこでセーハを上手く押さえるコツです。

 

それは

 

セーハを人差指と親指で、はさむ力で押さえない

 

ということです。

 

ネック裏の親指に注目してください。

 

クラシックギターのFコード

 

これは親指と人差指で、はさんでいます。

 

押さえられますが疲れます。手の負担が大きく親指のつけ根が痛くなるかもしれません。

 

クラシックギターのFコード

 

親指を人差指と向かいあせではなく、すこしボディよりにずらします。

 

この状態で、体温をはかるようにワキをしめてください。

 

すると手が水平方向に回転し、セーハの指を弦に押しつけることができます。ビンのフタをしめるようにといえば、わかりやすいでしょうか。

 

ポイントは押さえる指自体には、力をいれないことです。フォームをキープするだけで大丈夫です。

 

肩から先の腕全体を使って、ワキしめ方向にひじを動かす。そうすれば、あんなに難しかった Fコードがラクに押さえられますよ♪

 

次回は、Fコードの練習法とセーハコードのメリットをご紹介します。