業界紙『家電ニュース』にリフォームの話題が。
タイトル「知られていない」（家電ニュース２０１５．１１．２５号 ８面より）
記事より。
当店は、なんでもやることをモットーにしている。
昔からリフォームを行っていたこともあり、ちょっとした床材の交換や～後略～（Ｓ店社長）
電器店でリフォームを手掛けていることは、『まちのでんきや』ブログでも何度か紹介しました。
店頭でも、リフォーム工事に関連する資格を表記し、絵を描いて具体的に「こんな工事に対応しています」とアピール。
Ｓ店社長さんは、以前からリフォームを手掛けていたといいますし、現在電器店の中にも、設備屋として創業し、途中から家電も扱うようになったというお店もあります。
リフォームを得意としているＳ店社長をしても、悩みが。
それは…
しかし、いまだに当店がリフォームを行っていることを認知していない顧客が多いのだ。
これだけやっても、まだまだなのだ。
本当に先は長い…。
よーくわかります！
ブログ担当の店も、フェアのたびに、招待状にリフォームを手掛けていることを訴えるチラシをしのばせていますが、認知度はまだまだ…。
あれだけいつも宣伝しているのに、「えぇ？お宅でそんな仕事やってたの？！」と、まるで初耳のようなお得意様。
同時に、世間に物事を伝え、浸透するには気の長い時間がかかるということがうかがえます。
上得意様の長村さん宅で外装工事
かなり大きな仕事ですが、長村さんも、いの一番に当店…ではなくて、あちこち当たってみて、「そういえば、いつもチラシ入ってたけど、お宅で…」とのことから。
いかにまだ知名度が低いかということを痛感しました。
さらに、家電ニュースの同日号には、リフォームについて、こんな話題も。
なんだかんだ家電は大事！（Ｎ店さん）
地域電器店を営んでいる以上、やはり家電販売比率を減らしたくはない。
おっしゃる通り！！
しかし、近年の市況を見ると、家電だけを取り扱っいるだけでは大変厳しい…。
それもおっしゃる通り…。
いや、ホントに切実です。
事実、Ｎ店さんも、リフォームが得意なこともあり、リフォームが家電の落ち込みをカバーしているとのお話。
ところが、リフォーム系の仕事ばかりをしていても、なかなか新規客が増えることにはつながっていかないのが悩み…。
リフォームにしても、家電にしても、新規客が増えるかどうかというのは、心底増客をはかりたいかどうかの意志、覚悟にかかっています。
お得意様は、確実に減少する…。
としたら、増客は必須。
その前に、後継者問題、『まちのでんきや』のあり方の問題。
これらは、業界が一体となって取り組むべき喫緊の課題といえるのではないでしょうか。
高齢化問題、少子化問題…
やっとでんき屋になったんですわ！
後継者問題も…（どこかで見たようなシーン）
地道な取り組みが重要で、家電製品への取り組みは、そうした面からも重要である。
家電をお買い上げいただければ、サポートという仕事も生まれる。
サポート体制があれば、常にお得意様との接点を保つことができる。
接点が増えるほど、リフォームなどの糸口につながる。
そういう解釈でいいでしょうか（笑）。
ということは、家電は、それそのものが保守業務と理解せざるを得ませんから、家電店たるもの家電が動いてこそ…とは少し矛盾する気も…。
家電が流通してこその『まちのでんきや』！
住宅リフォームも大事！
『まちのでんきや』の目指すべきは二刀流…。
一つ、考えておかなくてはならないことがあります。
住宅リフォームのような大きな仕事を抱えると、目先の経営は安泰かもしれません。
が、その大きな仕事にかかりっきりでいると、その間の小さな声（コール）に対し、疎かになりがちです。
そうならないような（すぐに対応できる）お店の体制があるか。
気が付いたら、誰もいなくなったでは、元も子もありません。
家電ニュースをチェックしよう…。
特に８面は、同業者や関係者の声が反映していて、考えさせられる記事ばかりです。
リフォームに関係して、でんき屋のあり方について考えさせられました。
『まちのでんきや』は家電、そして住まいのサポートも手掛けます。
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