上得意の坂下さん（仮名）。
「でんき屋さん、ウチのビデオ、一回見てもらえないかなぁ。」
まちのでんきや「坂下さん、ビデオですね、わかりました。」
坂下さんが『ビデオ』といえば、一度訪問して、点検することになります。
その『ビデオ』（上からＨＤＤレコーダー、ＶＨＳビデオデッキ、ＶＨＳビデオデッキ）
坂下さんはダンスが趣味で、ダンスのテレビ番組、またご自身のダンス姿をビデオに撮影した記録を大量にＶＨＳビデオで保有されています。
社交ダンスイメージ
大量に保有されているＶＨＳのテープを少しずつＤＶＤにダビングされているのですが、突然思いつかれたかのように電話がかかってきます。
器械が４台あるだけに接続や操作も複雑です。
そこで登場するのが『まちのでんきや』というわけです。
ＶＨＳのビデオデッキは、地デジ対応のものがあまり存在せず、保有されているそれはだいたい１０年も２０年も経過しているものばかりです。
故障する前に、ＤＶＤにダビングしておこうとのことで。
録画したテレビ番組は保存ができるメディアにダビングします。
テレビや録画機、それぞれの器械には取扱説明書がついていますが、複数の器械をセットで考えた場合の取説は存在しません。
そこで…ないなら、作ろう！
白い紙に簡単な接続図と操作方法を走り書きしました。
町野電次郎「スミマセン、字が汚いですけど…。」
坂下さん「いやいや、これでよくわかります。ありがとう…。」
家電の取説のみならず、トータルでの取説、また、時には家の間取り図、お得意様の趣味に至るまでを把握している、家まるごとの取扱説明書、それが『まちのでんきや』です。
所変わって、上得意の永村さん（仮名）。
「でんき屋さん、ウチの掃除機、なんにも吸わなくなったんですけど…。」
訪問し、点検を。
どうもなにか布のようなものを吸ってしまったようです。
お買い上げ店によっては、修理品を店頭まで持参しなければなりません。
休日にクルマを走らせ、面倒な手続きをして、見積もりを取り、さらに何日も待って…。
仮に長期保証に加入していたとしても、修理内容によっては保証対象になりません。
そこで『まちのでんきや』！
長いドライバーをホースに突込み、
ゴソゴソ…。
出てきました！これは？…洗濯ネット？！
永村さん「あら、洗濯ネットが入ってたの？！ゴメンなさいね。あ、修理代はおいくらかしら？えぇ？！ただ？！ありがとう…。」
（なにも言ってないのですが…）
「まぁ、今回は〇〇配達のついでということで…。」
掃除機ではよくあるのです。
修理とまでいえるかどうかの修理。
ホースが凹んだ、切れた…。
ホースを切断し、接続し直し、復元が可能な掃除機も。
顧客訪問で伺うと…
藤田さん（仮名）「あら、町野さん、ちょうどよかったわ！紙パック交換したいんだけど、してくれるけ…。」
紙パックをセット
紙パックをセットするために、町野さんこないかなぁ～と、ずっと待っていたそうです。
取説やマニュアルにない…。
こんなこと頼めるかなぁ…。
そんなイレギュラーやモヤモヤにお応えができる…。
それが『まちのでんきや』です。
面倒怪獣（面倒、できない、危険…）
面倒怪獣を倒す！
面倒怪獣が現れることを阻止する！
それが『まちのでんきや』です。
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