「アスリートの将来の架け橋となる治療家」
前回に引き続いて…
4.変化球の種類と障害発生
①ストレートを多投する選手
肩甲骨や肩関節を正常投球メカニクスの
可動範囲で動かす事が可能である為、
リリース期手前~フォロースルー期以降に
“肩関節”の負傷率が高い
②直球系変化球を多投
①と同様な動作ではあるが
リリース期手前から“曲げよう”
という意識が高まる事で、肘への負荷が上昇。
“肩関節70%・肘関節30%”の負傷率
③フォーク・チェンジアップ等を練習中
この種を投球する時は身体への負荷も
半減する為、変化球では負傷しにくい。
問題は、その後に投げるストレートの時、
急激な推進力を発揮しようとするため、
“肘関節内側”の負傷率が急上昇。
また、これらの習得にばかり目が向くと
ストレートの球速は格段に落ちる。
5.まとめ
『変化球を投げるな』ということではなく、
変化球の種類・医学的動作メカニズム・
障害発生率の関係を念頭に入れてほしい為、
私なりの臨床経験をお伝えさせていただきました
身体の成長スピード、筋力、関節の現状は?
変化球に耐えられるだけの身体なのか?
安全で最適な練習方法とは何か?
の参考にしていただき、障害発生を予防し、
パフォーマンス向上に繋げていただければ
光栄です。
当院で行っている
「アスリート・コンディショニングプログラム」
では、症状の根本原因を明確に説明し、
治療&トレーニング指導からフィードバック
まで全面サポートしております。
施術症例をご参考に[一部のみ掲載]
等、多数の改善症例があります。
アスリート・コンディショニング &
スポーツ外傷の早期治療~早期復帰
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報知高校野球掲載