「アスリートの将来の架け橋となる治療家
青森県八戸市・いしふじ鍼灸整骨院です。


本日、トレーナー先のチームにおいて
このような選手を見かけました…⤵️
何やら肘をグルグル巻きに締め付けており
「何をしてるん?(笑)」と聞けば

「ピッチングしたので5分圧迫しています。
外した後に血管が開いて血流が良くなる、
とネットで見たので…」

おーーーい、ちょっと待ったぁー、です。

いやいや、確かに締め付けを外せば
その反動で勝手に血管は開きます。
問題は、その前に行っていた
うっ血が出る程の強固な圧迫処置。

うっ血は循環障害が起こっている証拠であり、
圧迫により正常細胞【筋肉、皮膚、靭帯等】
までもが循環障害を起こします。

投球により損傷した筋肉・靭帯は、
正常細胞からの栄養供給により
自然に回復していきます。

が、加圧により正常細胞が機能低下を起こせば
回復どころか、良い所までをも破壊している
という事。

では野球以外に視野を広げて、
他のスポーツを見ていきましょう。

フルマラソンを走ったランナーが
疲労が溜まっているからといって
両足を加圧しているのを見た事はありますか?

90分間試合出場したサッカー選手が
試合後に太もも~膝~ふくらはぎを
加圧しているのを見た事はありますか?

ジャンプを繰り返したバスケ選手が
足首を加圧しているのを見た事はありますか?

少なくても、私はありません。

なぜ投球後の投手だけ圧迫するのでしょう?
なぜ投手はアイシングを好むのでしょう?
なぜ静的ストレッチを行うのでしょう?

野球界には「なぜ?」と思う事をする選手が
多数おられます。

確かにYouTubeやInstagram等を拝見すると
そのような事を発信されておられる方々が
多いのも事実。

しかし、それらを医学的・治療家の立場として
解釈していくと、疑問に思う事ばかり。

今回の場合なら…
圧迫後の血流改善に目を向ける前に
圧迫中の組織へのマイナス効果に目を向ければ
自ずと間違いである事には気付けます。

全てを否定している訳ではありませんが、
現場に携わる治療家である以上、
身体にとってマイナスになる事を避けるのも役目

正しい情報を見極め、正しいケアを行い
最高パフォーマンス発揮を目指しましょう!


 
当院で行っている
「アスリート・コンディショニングプログラム」
では、症状の根本原因を明確に説明し、
治療&トレーニング指導からフィードバック
まで全面サポートしております

施術症例をご参考に[一部のみ掲載]













等、多数の改善症例があります。

アスリート・コンディショニング &
スポーツ外傷の早期治療~早期復帰
についてのお問い合わせは…

八戸市白銀町三島上25-2   レジデンス東京1F
いしふじ鍼灸整骨院まで

2024.3.21 東奥日報様に掲載
2024 第96回センバツ甲子園大会
報知高校野球掲載

2023 第105回 甲子園ベスト8

2023 インターハイ出場獲得
4年ぶり4回目