皆さま、
毎週、マネーに関するクイズを1題作り、LINEに友達登録して下さった方に、配信しています。
割と好評なので、ここアメブロでも、紹介していきたいと思います。
投資初心者や、投資にためらいがある人向けのカンタンなクイズ。
週1回くらいのペースで配信します。
クイズを通じて、ちょっと脳が刺激されます。
目先の住宅ローンやお子様の教育費。それだけでも大変です。
なのに、そのまた先にある老後や介護のおカネまで考えるのは、億劫なものです。30代、40代のときの私自身がそうでした。
その時、こんな配信があったらなあ。
そう思って出題します。
これまでの問題をみるには、
コチラ↓をクリックして下さい。
6月5週のクイズ:株価純資産倍率
(問題22、株価純資産倍率 )
異なる会社の株価を比べる方法の1つに、株価純資産倍率(PBR)という指標があります。
次のA社のPBRを計算すると幾らになりますか?
A社のデータ
株価 2000円
当期純資産 20億円
発行済株式数 100万株
A.1倍
B.0.5倍
C.2倍
D.1.5倍
※ヒント
株価収益率(PBR)は、次の式で求めます。
PBR
= 株価÷1株当たりの純資産
1株当たりの純資産
=純資産 ÷ 発行済株式数
さて、いかがでしょうか?
よく分からない人は、すぐ下の答えを見ないで、1分くらい考えてみて下さい。
【正解】
A (1倍)
解説、株価純資産倍率
【正解】
A(1倍)
【解説】
ヒントにあるように、下記がPBRの計算式です。
PBR
= 株価÷1株当たりの純資産
1株当たりの純資産(BPS)
=純資産 ÷ 発行済株式数
これに、問題文の数値を入れると、
1株当たりの純資産
=純資産 ÷ 発行済株式数
=20億円 ÷ 100万株
=2000円
PBR
= 株価÷1株当たりの純資産
=2000円÷2000円
=1倍
よって、選択肢Aの1倍が正解です。
株価純資産倍率は、株価が1株当たりの純資産の何倍かを示しています。
純資産とは、総資産から負債を差し引いたものです。
同じ(1倍)ならば、時価総額と純資産が等しいことになります。時価総額は、その企業の解散価値とも呼ばれます。
PBRが1倍未満であれば、株価に比べ、企業の価値が低いことになります。
割安ということで投資の対象として検討する事も可能です。
しかし、長期に渡りPBRが1倍未満となると、その企業の存在意義そのものが問われるとも言えましょう。(解散価値を下回り続けるならば、解散したほうがマシということになりかねません。)
2023年3月に、東証は資本コストを意識した経営をする旨、日本の各企業に要請を行いました。東証その際の指標としてPBRが用いられました。
要請があった時点で、東証の株価指数TOPIXの構成銘柄のうち、約45%が、PBR1倍未満でした。
今後、日本企業がより株主から預かった資金を有効活用できるよう、PBR1倍割れ企業が少なくなることが望まれます。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
☆前回の週刊マネークイズは、
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
ご案内
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
※友だち登録された方には、次回の投資デビュー講座の予習ノートをお配りします。
※毎週の質問に正解された方には、相談料割引のクーポンをお渡しします。
週刊マネークイズ参加者のご感想は、
コチラ↓をご覧下さい。
過去の問題は、コチラ↓をご覧下さい。
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
ご案内
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)