※当ブログでは、金融商品の勧誘や販売は一切致しません。
はじめに。株か投資信託か?どちらを買うのがよいか?
2024年から新NISA(しんにーさ)が始まりました。
投資をする個人は、確実に増えて来ています。
日本証券業協会の調査によると、
2024年1月から4月までの間、
NISAで買われている金融商品は、
・国内株が45%
・投資信託が51%
となっています。
(NISAの開設・利用状況、日本証券業協会より)
この調査をみると、株(国内株)と投資信託
の購入額の比率は、同じくらいです。
どちらを買ったらよいか迷っている方も
おられるのではないかと思います。
今回のコラムでは、
株と投資信託のどちらを買うのが良いか、
について考えてみたいと思います。
また、どちらを買うにしろ、買った金融商品をあなたのマネープランに織り込んでおくと良いと思います。そのための方法は、個別相談でお伝えしています。
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株は儲かる。投資信託は楽ちん。それぞれの長所
それでは、それぞれの長所を上げてみます。
株の長所
株の長所は、何と言っても短い期間で高い収益を上げる可能性が有ることです。
株は、価格変動がある金融商品です。
安く買って高く売れば、売買益となります。
下⬇は、米国の半導体企業、エヌビディア社の
現在(2024年6月)から過去1年のチャートです。
皆さん、この売買益を狙って株式投資をされているのではないか、と思います。
新NISAで始まった成長投資枠では、公開株式も買えるようになりました。売買益に掛かる約2割の税金が免除されます。(非課税)
投資信託の長所
投資信託の長所は、買う金融商品の選択は、専門家がやってくれることでしょう。
先ほど株は高い収益を上げる可能性がある点が長所だと申し上げました。
しかしそれには、将来値上がりする可能性が高い会社を選ばなくてはなりません。日本の上場企業だけで、約4000社あります。
その中から成長する企業を選ばなくてはなりません。投資信託であれば、その選定は、投資信託のファンドマネージャーさんが、きちんとした会社研究に基づいてやってくれます。
我々投資家は、それぞれの投資信託の運用方針から自分にあった投資信託(ファンド)を選べばよいのです。
もう一つ投資信託には、大きな長所があります。それは、株に比べると、売買単位が小口化されていることです。
数千円程度が購入最小単位となっている
ことが多いようです。
現在、人気の投資信託の一つ、
全世界株式投資信託(オルカン)は、
最小100円で以降1円単位で購入出来ます。
まとめると次のようになります。
株の長所
・短期で高い収益を上げる可能性がある。
投資信託の長所
・運用や売買の判断は、専門家がやってくれる。
・数千円程度の小口から投資できる。
なお、新NISAの概要を確認されたい方は、
コチラの記事をお読み下さい。
株と投資信託の短所
次に株と投資信託、それぞれの短所をまとめます。
株の短所
株の短所は、長所の裏返しです。
短期で大きな損失が発生する可能性があります。
もちろん投資信託にも同様の可能性がありますが、運用方針を予め読むことで、必要以上の価格変動リスクがあるものは、買うのを避けることができます。
株は、経済全体の良し悪しと、その会社の業績で、値段が決まります。買う前に、良く将来の動向を調べなければなりません。
自分で常日頃から情報収集や勉強をしないといけない訳です。
日本の株は、最小購入単位(単元といいます)が、100株の物が多いのです。株価が1株500円なら最低5万円の準備が必要です。
投資信託の短所
投資信託の短所は、自分の意思で投資先や売買のタイミングを選べないことです。それらはすべて投資信託側に、お任せしているからです。(お任せすることを「信託」といいます。)
例えば、ある投資信託の投資先に、とあるハイテク企業が投資先上位に入っていたとします。あなたはハイテク業界にいて、その会社は今後収益性が下がることが予測出来ていたとしましょう。
あなたが「その会社は売って欲しい」と思っても、その判断は投資信託側にあります。
投資家が出来ることは、その投資信託自体を解約(売却)することだけです。
それでは、株と投資信託の短所をまとめます。
株の短所
・短期で大きな損失になる可能性がある。
・自分で情報収集や勉強をしないといけない。
・100株単位なので、ある程度まとまったお金が必要。(日本株の場合)
投資信託の短所
・投資先は自分の意思やタイミングで選べない。
こうして長所、短所を比べると次のことが言えると思います。
結論。儲けを狙うなら株。初心者は投資信託から!
株に投資するには、ある程度の資金と投資経験が必要です。株の一番の魅力は、その企業の成長による大きなリターンです。
そのリターンを勝ち取るには、相応の努力が必要です。
あなたにあった株を撰ぶことが大切です。
株の銘柄選定については、個別相談にて
ご相談承ります。
株式投資パーソナルトレーニングよりお申し込み下さい。
投資信託は、どちらかというと、
初心者向けです。
お試しで、小口から投資出来ます。
運用は投資信託側が行なうので、
初心者でも安心して投資できます。
株同様、あなたに合ったファンドを撰ぶことが成功の秘訣です。ご相談は、個別相談にて承ります。
投資信託パーソナルトレーニングよりお申し込み下さい。
まずは、月1回の無料オンライン講座
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
最後に、一言です。
※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。