【FPの長期投資ブログ 2024年2月16日記】
新NISAが始まりました!
2024年から、新NISA(しんにーさ)が始まりました!
オルカンという投資信託が1日で1千億円も買われたとか、派手なニュースが流れています。
世の中盛り上がってますけど、投資初心者の方は、何だか居心地が悪いと感じる方も、少なくないのではないでしょうか?
特に、何となくNISA口座を作ったものの、
その後何も出来なかった人!
そのまま忘れたかったのに、
また新NISAが始まって、
「あのときの再来か!」と思うと、
何だか憂うつですよね。
私は、かれこれ7年前に自分が投資を始めたときのことを思い出します。口座を作るだけでも、結構大変。
ネット証券のアプリの中で、操作を間違えて、NISAとは別の口座が出来てしまった!
(「 特定口座」という課税ありの口座でした。)
この「投資初心者応援ブログ」が、投資初心者さんの不安をなくして、一歩前に踏み出すきっかけになることを、祈りながら、書きます。
この投資ブログを読んで得られること
当ブログでは、投資初心者向けに投資の解説を行います。ペースは月に1〜2回。
個人が投資を始めようと、教科書や資格本を買う人は、結構いらっしゃると思います。でも、実際の経済の動きは、教科書通りには行きません。
初心者向けの投資の解説は、
・時事解説
・個人投資家の記録
からなります
立派なエコノミストや先生の説明ではなく、いち個人投資家の等身大の姿が分かります。
まとめると、この記事を読むメリットは次の通りになります。
・リアルの経済をリアルタイムで体感出来る
(ライブ感)
・実際の個人投資家の投資記録が読める。
投資をするということの感覚がつかめます。
(実感)
※私の投資記録は、本文の最後の方にあります。
・経済と個人が繋がっていることが、よく分かります。
毎月、投資デビュー講座と題して、オンライン講座を行っています。これに参加されると、更にライブ感は高まるでしょう。
それでは、新NISAの話しを続けます。
作っただけ、放置、使っていないNISA口座
日本証券業協会の調査によると、
一般NISA口座の約5割、つみたてNISA口座の約9割が、使われず放置されているとのことです。
NISA口座数 1356万口座
つみたてNISA 623万口座 90%
一般NISA 734万口 53%
(日本証券業協会、2023年9月末調査より筆者作成)
人から言われて、とりあえずNISAの口座を作ったものの、その次の行動が進まないケースが多いようです。
無理もありません。
投資初心者だった7年前の私も、NISA口座の扱いには苦労しました。
NISAとあわせてイデコ(IDECO)もあり、とにかく大変でした。
新NISA口座は旧NISA口座があれば、自動で出来る
そんなNISA休眠口座の持ち主に朗報です。
新NISAの口座は、旧NISAの口座がある人は自動的につくられます。
気分を一新して、新たに投資を始めるチャンスと言えるでしょう。
新NISAとは?
新NISAは、旧NISAと同じく、投資の売却益が非課税になる制度です。
使いにくいとされてきた期間の制限が無くなりました。旧NISAのつみたてNISAなら20年間、一般NISAなら5年間を過ぎると非課税の優遇がなくなりました。
また非課税の枠も拡大しました。
新NISAには、
・つみたて投資枠
・成長投資枠
という2つの非課税投資枠があります。
つみたて投資枠は年間120万円、
成長投資枠は年間240万円が非課税です。
旧つみたてNISAの年間40万円、一般NISAの年間120万円と比べると大幅に非課税の枠が広がりました。
使わないのなら、休眠口座は、解約を、
それでもやはり投資に乗り気でないという方は、放置するのではなく、証券口座を解約するべきでしょう。
特にネット証券の口座の場合、第三者の不正ログインが行われる可能性があります。
休眠口座の多くは、文字通り「休眠」しており、定期的なパスワードの変更も行われていないでしょう。
同じパスワードのままにしておけば、それだけ第三者の不正アクセスが成功する確率は高まります。
本ブログの立場は、皆さまお一人お一人の金融リテラシーを高め、NISAや新NISA、イデコを活用する人が増えるようにしたいと思っています。
それでも最終的には、その人の考え、価値観で投資は行われるべきです。
不正アクセスのリスクを減らすためにも、
証券会社に届け出をして、不要な口座は解約しましょう。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員実務者研修を修了)
【関連記事】
前回の投資ブログは、コチラです。
投資初心者は、新NISAで、オルカンとSP500のどちらを選ぶべきか?
コチラ⇓もあわせてお読み下さい。
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※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。