50代が、新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠を活用した事例の紹介です。御夫婦で、投資の役割分担をしています。


今回の事例は、

投資信託パーソナルトレーニング 

の受講者の方のお話しを元に、作成しました。


 

  話題の新NISAとは?いくらまで積み立てられる?

 

 

FP
 

2024年から新NISAが始まります。

 

新NISAとは、2024年から始まる制度です。

 

通常投資収益にかかる税金が、ある程度まで非課税(税金ゼロ)になります。

 

新NISAでは、2種類の非課税の枠があります。

 

つみたて投資枠成長投資枠の2つで、計1800万円の投資枠が非課税となります。

 

しかも、これが生涯続きます。(生涯投資枠)

 

今の一般NISAつみたてNISAは2023年末で終わりとなります。すなわち、2023年までに投資したNISAは、新規の買い付けができなくなります。

 

 

新NISAのイメージ

 

 

 

  ある50代ご家族の新NISAの例、2023年までつみたてNISAで堅実に増やしました。

 

それでは、具体的な例を紹介します。

一緒に考えていきましょう。

今回は、結婚15年目の50代夫婦の例です。
 

 

C男さん、52歳、会社員

 

年収800万円(月給53万円、賞与3カ月)

手取り640万円(月手取り42万円)

 

D子さん、50歳

 

パート(訪問介護ヘルパー)

年収100万円

手取り72万円(月平均6万円)

 

お二人の家計の状況は次の通りです。
・子供1名、大学1年生(19歳)
・世帯の貯金1000万円

・持ち家、C男さんが住宅ローン支払い中。

毎月の返済は11.2万円(4000万円、35年ローン、変動金利1%)

 

・自家用車あり。

 

 

C男さんの、

余裕資金(手取りから生活費、住宅ローンを引いた金額)は、毎月10万円。


・確定拠出年金を企業型を月3万円。


つみたてNISAを月3万円(年間36万円)、5年間行なう。現在年平均3%リターンで、212万円になっている。


・賞与3ヶ月の手取り126万円のウチ100万円は貯蓄(主に子供の教育費のため)
 

 

D子さんは、

 

・投資なし。稼ぎは子供の教育に当ててきた。

 

 

お二人の貯金は1000万円です。

 

  50代は、子供の教育資金を優先。つみたて投資枠と成長投資枠を夫婦で併用

 

 

FP長期投資家
 

さて、2024年の新NISAについて2人で話し合い、次のようにすることにしました。

 

某社の 知恵袋のサイトなども、いろいろ見たそうです。

 

 

C男さん

 

つみたてNISA120万円を売却し、そのまま新NISAのつみたて投資枠に移す。

 

・2024年以降はつみたて投資枠で、毎月3万円を積み立て、投資を継続(低リスクの投資信託)。

 

成長投資枠は、子供の教育費がかかる間は行わず。

 

 

 

D子さん

 

・これまで投資の勉強はしてこなかった。

新NISAを機会に始める。 

 

・教育費は夫のC男さんに任せる。

その代わり、毎月2万円ずつ、成長投資枠で投資する。

 

 

 

バランスを取り、D 子さんは、日本より成長性が高い米国株に投資することにしました。

  

 

 

  新NISA「50代で毎月いくら積み立てるか?」の結論

 

C男さんは、つみたて投資枠で、毎月3万円

 

D子さんは、成長投資枠で、毎月2万円ずつ

 

新NISAでの投資を積み立てで行なうことに決めました。

 

C 男さんの年収は800 万円、

D 子さんの年収は100万円です。

 

 

FP
 

夫婦で話し合い、バランスを取るのは、とても良いことです。

 

このように、夫婦で、低リスクと高リスクに役割を分けることを、

 

コアサテライト戦略

 

と言います。

 

コアは中心、サテライトは衛星という意味です。

 

 何も、無理して、一人でつみたて投資枠と、成長投資枠の両方を使う必要はないわけです。

 

 

まとめ

 

 

新NISAは、  

 

つみたて投資枠が年間120万円。

 

成長投資枠が年間240万円。

 

つみたて投資枠成長投資枠は併用可能。

 


・一人が生涯投資枠として1800万円が非課税の対象となる。

 

生涯投資枠は、つみたて投資枠成長投資枠、あるいはその両方で持つことができる。

 

新NISAのイメージ図、つみたて投資枠と成長投資枠

ぜひ、これを機会に新NISAを始めてみて下さい。


(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員の実務者研修を修了)


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投資信託入門その1、投資信託とは何ですか? 

 

 

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新NISAはいくら積み立てる?その1 

 

新NISAいくら積み立てる?ご夫婦の例  

 

 

 

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最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。