すなわち、
一般NISAとつみたてNISAは
2023年末で終わりとなります。
今までのNISAは、図にすると、
こんな感じです。
このように、今までのNISAは、新規の買い付けができなくなります。
それでは、具体的な例を交えながら、一緒に考えていきましょう。
新NISAの具体例、40代の夫婦
今回は、結婚5年目の40代の夫婦の例です。
A男さん、
40歳、会社員
年収700万円(月給45 万円、賞与3カ月)
手取り525万円(月手取り35万円)
B子さん、
37歳
フリーランスの作家
年収300万円
手取り240万円(月平均20万円)
・子供1名、小学4年生(10歳)
・世帯の貯金600万円
・持ち家、A男さんが住宅ローン支払い中。毎月の返済は11.2万円(4000万円、35年ローン、変動金利1%)
A男さんは、これまで
・確定拠出年金を企業型を月3万円
・つみたてNISAを年間30万円、5年間行なう。現在元本割れで120万円になっている。
・賞与3ヶ月135万円のウチ100万円は貯蓄(主に子供の教育費のため)
B子さんは、
・車のローンが毎月5万円(年60万)
・個人型確定拠出年金を月2万円
(年24万)
・一般NISA(日本株)を年間60万円ずつ3年間投資した。200万円になっている。
教育資金重視のプラン
A男さん
・つみたてNISA120万円は継続保有。利益が出るまで待つ。
・2024年以降はつみたて投資枠で、毎年30万円を投資。
・成長投資枠は、つみたて投資枠と併用出来るようになった。そこで、教育資金用に貯蓄100万円のうち、50万円を成長投資枠に使う。
現在600万円の貯蓄があるから子供が大学生になる8年後には毎年50万円の貯蓄でも1000万円となります。
四年生の普通の大学の学費ならば支払えそう。
B子さん
・これまでの一般NISA(日本株)200万円は売却し、2024年につみたて投資枠に投資する。
これまで一般NISAに投資していた年間60万円はB子さんのつみたて投資枠を使います。
A男さんが成長投資枠50万円に投資をするので、B子さんは低リスクの投資に切り替えることにしました。
まとめ
新NISAは、
・成長投資枠が年間240万円。
・つみたて投資枠が年間120万円。
・成長投資枠とつみたて投資枠は併用可能。
・一人が生涯投資枠として1800万円が
非課税の対象となる。
生涯投資枠は、成長投資枠、つみたて投資枠、あるいはその両方で持つことができます。
今までのNISAの投資実績を踏まえて、
枠の拡がりを考慮し、自分にあった
投資額を決めましょう。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員実務者研修を修了)
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