このブログでは、
長期投資を読者の方に
オススメしています。

長期投資とは、同じ銘柄(株や投資信託など)を、少しずつ買い増しながら、
長く保有することです。

投資期間が長期に渡りますから、
長期的に成長する可能性が高い銘柄に、
投資します。

認知症を治療する薬を開発したメーカーの株は、長期投資銘柄として有望です。

今回は、認可済の既存薬を認知症薬に
応用するお話しです。


サムネイル

既存薬の、他分野への応用は、

リポジショニングと言います。

 

 

  認知症治療薬の仕組み

 

 

レカネマブなどの認知症治療薬は、

神経伝達物質の分解を遅くします。

 

認知症の原因と考えられている

タンパク質を取り除きます。

 

このような新薬開発は、

実験から、臨床、認可まで

多くの時間とお金がかかります。

 

 

  既存薬の応用(リポジショニング)

 

そこで、新薬ではなく、

すでにある薬を認知症治療薬として

応用する動きがあります。

 

これを、リポジショニング

と言います。

 

リポジショニングとは、用途の変更

といった意味あいです。

 

 

メディカル業界から認知症治療薬の

会社を探す上で、リポジショニング

という方法を覚えておいでください。

 


以下は、認知症治療薬へのリポジショニングの例です。
 

 

  シロスタゾール

 

脳梗塞の再発防止が元々の目的です。

 

脳内の血管が詰まるのを防ぐ薬ですが、

認知症にも効果があるのではないかと

言われています。

 

 

  レベチラセタム

 

てんかん薬です。

 

アルツハイマー病とてんかんには関係があるのではないかということで、研究が進んでいます。

 

 

 

  インスリン

 

糖尿病の薬です。


インスリンは細胞に糖分を取り込む指示を出すホルモンです。糖尿病と認知症との間には、関係が有りそうだということで、研究が進められています。


  リポジショニングによる認知症治療参入企業に注目



認知症治療に特化した会社に投資するさいは、リポジショニングにより参入する企業に注目しましょう。


比較的低めの開発費用で、認知症治療という成長分野に投資しますから、将来高い収益を上げる可能性があります。


既存薬がマーケットシェアを確保しているのなら、安定性と成長性が両立出来る可能性があります。


つまり、長期投資の対象になる可能性があります。

  まとめ


今回のお話しのまとめです。



・認知症治療薬の新規開発は、莫大なお金と時間が掛かります。


・そこで、既にある他の目的の薬を、認知症向けに利用する試みがあります。これを「リポジショニング」といいます。


・脳梗塞、糖尿病、てんかんの薬が、認知症治療向けにリポジショニングされています。



製薬分野で長期投資を行なう場合は、リポジショニングをしている企業に注目しましょう。




(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)


【関連記事】

前回の記事は、コチラ↓をお読み下さい。

エーザイ+バイオジェン、長期投資おすすめ銘柄その3

 

 

 


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投資信託入門その2、インデックス型投資信託でデビューしよう! 

 

 
 
 

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最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。