「半導体関連株」が、
株式市場を左右することが、結構あります。

最近では、米国のNvidia(エヌビディア)社が、市場を席巻しました。
 

 


サムネイル

エヌビディア社について、一緒に考えて見ましょう!

 


  世界の半導体メーカーの株価収益率(PER)を比べると、


 

今日(日本時間の2023/6/8木曜現在)の

世界の半導体専業メーカー

PER(株価収益率)

を拾ってみると、次のような数値でした。

 

 

 

エヌビディア 194倍

AMD  138倍

インテル マイナス

ルネサス(日本)  14倍

TSMC(台湾)  14倍


PERとは、
株価

EPS

(一株あたりの利益)

で割った値です。

 

 

エヌビディア

AMDのPERは100倍

を超えています。

 

株価が異常に高いことが分かります。




  かつて良かった半導体企業の現在


かつては、世界の半導体はインテル

パソコン向けの標準品

で主導しました。

 

それを、カスタム品(ASIC)

で日本企業(東芝、日立、NEC、富士通)

が追うという展開でした。

 

今は、そのインテル赤字です。

 (2023年11月現在)


PER測定不可となっています。

 

2000年代に、日立、三菱、NECは
ルネサスに統合されました。

 

そのルネサスのPERはたったの14倍

です。  

 

エヌビディアの10分の1にも足りません。

 


  2010年以降の変化



時代は2010年代となりました。

 

アップルグーグルのような
新興IT企業が台頭。

 

パソコンに代り個人向け

スマートフォン

や、データセンターによる

クラウドサービス

が流行るようになりました。
 

また、半導体設計から製造までの一貫して自社で行なうインテルが凋落する中、

工場での半導体製造に特化した台湾の

TSMCが台頭。

 

そのTSMCも携帯電話の重要が縮む中、

ルネサスと同様のPERとなっています。

 

 

エヌビディアやAMDが買われている理由は何でしょうか?


AMDと言えば、
インテルの互換プロセッサ

(インテル社と同一の機能を持つCPU)

を安く売る会社でした。

 

いわば、インテルが開拓したパソコン向け

マーケットで、二番煎じの商法をしていた

会社です。

 


そのAMDは今でも、インテル互換プロセッサ(x86系プロセッサ)を販売しています。
 

なぜ、AMDは、インテルに、

このような差をつけたのでしょうか?

 

次回、エヌビディアと合わせて、

説明致します。

 
 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護福祉士実務者研修修了)

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次回の記事は
コチラ↓です。

エヌビディアとAMD 、長期投資オススメ銘柄 

 

 


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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


 

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、当ブログの方針であるご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。