エヌビディア(NVIDIA)社は、今やAIプラットフォームの標準として知られています。
 
半導体関連の米国企業です。
 
2023年からは株価の急上昇があり、注目されました。
 
いったいどんな会社で、なぜ株価が上昇したのでしょう?
 
今後は、どうなるのでしょうか?
 
テクノロジーの面から解説します。
 

  株価急上昇のエヌビディアはどんな会社?

 
エヌビディアは、
元々はゲームのキャラクターなどの動きを
高速にするためのGPU
(画像処理用の半導体)の会社した。
 
ところで、

 

サムネイル

GPUとは何でしょうか?

 

 
GPUは、計算を沢山並べて、
並列処理で、大量にこなします。 
 
ゲームのような画像処理は、
同様の計算の繰り返しが多いのです。
 
そこで、これらを並列化することで、
直列処理より早く計算をすることができます。
 
 
 図にすると、こんな感じです。
 

 

 

  高性能半導体GPUとCPU


GPUはタワー型パソコンのマザーボードに指す拡張カードとして提供されました。

 

やがてインテル社は、自社のCPUの回路の中に、GPUを組み込みました。

 

これをチップセットといいます。

 

CPU(中央演算装置、Central Processing Unit)とは、実際に計算を行なうコンピュータの頭脳の役割をする半導体の回路です。

 

これが、マザーボードに指す拡張カードの絵です。

 

 

これが、GPUを内蔵したCPU(コンピュータの頭脳)です。

 

 

  AMDによるGPUメーカー買収


インテルのライバルのAMD (エーエムデー)は、NVIDIAのライバルのGPUメーカー、ATI社を2006年に買収しました。

 

AMD 社は、ATIのGPUを自分のチップセットに組み込みました。

 

ATI社は、インテルの内製GPUより優れており、クラウドのサーバへの採用が進みました。

図のように、AMD社のCPUの中に、買収したATI社のGPUが入っています。


一方、インテルの内蔵GPU、intel740は、市場では成功せず、撤退となります。(2023年に入り、再参入)

 

  AIブームで伸びるGPU需要、長期投資の対象に


そこに、ChatGPTに代表される対話型のAIブームが襲来しました。

 

大勢の人が質問した内容に、AIがきわめて短い時間で回答する生成AIに使われるようになりました。

GPUによる並列処理が、バッチリ、ハマったのです。
 
世界中の人の相談を、AIのエンジンを動かすサーバ内のGPUが並列で処理をしました。

株価は、この動きを好評価で応えたのです。

 

このニーズは、AI需要と共に続くものと思われます。

 

 

  現在のエヌビディアの株価トレンド、今後どうなる?

 

 

PER(株価を1株当たりの利益で割り算した値)は60 倍以上(2024年1月現在)と高く、配当金は多くありません。

 

しかし、米国株は一株から買えます。

ですから、長期投資銘柄として、あなたのポートフォリオ(選択した資産)に組み入れることをオススメします。



(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)


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 長期投資おすすめ銘柄その2、半導体企業 

 

 

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最後に、
※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。