さて、手や指を使いすぎるために起きる腱鞘炎(けんしょうえん)。
休養が何よりの治療法です。
しかし、仕事が原因ですと、しっかり休むのは難しい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230530/07/ishi-atama/0a/08/j/o1080081015291357418.jpg?caw=800)
高齢者施設で介護職を助ける介護助手。
これまで、鍼治療、マッサージ、ウォーキングといった方法を紹介してきました。これらは、いずれも、休みの日に行なうケアです。
もちろん、手のマッサージは休憩や移動のときに出来ますが、せいぜい数十秒です。
その点、洗濯物をたたむ仕事は、堂々と仕事として出来るので、介護助手の方にはオススメです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230530/07/ishi-atama/0f/78/j/o0810108015291357423.jpg?caw=800)
洗濯物をたたむのにも、同様の効果があると思います。普段着や下着は軽くて、腕や指に負担がかかりません。
休みながら、手を動かして、血流を良くする効果があると感じています。
これに気がついたのは、休み明けのある日でした。腱鞘炎の痛みを感じながら、仕事を始めると、清拭布が足りないのに気が付きました。
清拭布(せいしきふ)とは、入浴や排泄の介助を行なうときに、利用者の身体を拭うタオル状の布のことです。4つに折って、介護職の人がオムツと一緒に持ち運びやすくしておきます。
清拭布たたみも、介護助手の仕事の一つ。私が休めば、数が不足します。清拭布を折っていると、しばらくして腕の痛みが和らいだのに気が付きました。
以降、身体が疲れる午後3時頃に、必ず清拭布たたみをルーチン化しました。
介護助手の仕事も、長期投資も、自分の身体は、キャッシュを産み出す元手です。長持ちさせましょう。
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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
※ここに書かれているのは、筆者の個人の体験談と感想です。治療やセルフケアは、その人の身体の状態によって、適切、不適切があります。医療的な判断は、医師と相談の上、ご自身で判断をお願いいたします。