都会では障害者雇用の受け皿として特定子会社に入って本業とは関係のない農業をやらされたりする、とか言われているが、
こちらは田舎在住で周りの仕事なんて農業ばかりなのに、農業専門の作業所もなければ特定子会社がないから農業もやらせてくれない。
農福連携、なんて言葉もあるが田舎だからこそそんな作業所があるなんて聞かない。
こう、種や苗からいじって数年勉強すれば何とかなる、長期的にやる感じのないですか。
ないから家庭菜園を必死にいじっていろいろケッタイなものを植えたり跳ね品を大量生産したりしなければならないじゃないですか。
米はいろいろ難易度が高いし全部機械化された作業なんて出来る気配もないから、
野菜または果物を狙っていくしかないが果樹なんて植えたら庭には他の作物を植えられなくなる。
となれば野菜しかない。猫の額みたいな家庭菜園もいいが農業には農業にしかできない何かがある。
もっと広い土をいじって集約とか大規模とはいわなくても、多少でいいから何か農業の基礎基本を学習できればいいが、そんなものはない。
手作業で何かできるものとかないですか、と言っても枠自体がないからどうにもならない。
確かに趣味でパソコンをいじっているから、それなら枠もあるしそれをすればいいのだが、
枠が少ないとか後継者不足とか農業を軽んじている気がするし緑を見ても飽きないから、
健康のために農作方面に行きたいがハローワークも求人紙も作業所にもそんな気配はない。
田舎だからか。
土が一番近くの位置にあるのに土を触れることを仕事にできず、都会の土を遠ざけている人々は土をいじる仕事(作業)ができる。
これを矛盾と言わずして何と言おうか。
誠に遺憾である。