別にズル賢くはない | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

発達障害とか特に関係なく、嘘をついていることにとてつもなく罪悪感を覚えて、しかもそれがすぐに顔に出るので、

嘘なんて事実上つけないのと同じである。キレイなウソも全部白日の下にさらすだろう。

全部顔に出るから。

事実と異なることを喋ったりしていれば顔が次第にわかりやすく歪んでくるから、

ああ、こいつ何か隠しごとをしているな、というのは私のことである、すぐにわかる。

隠すことはあるけれどそれは言葉にも意識にも出ないように、何が何でも触れないようにしつこくやってやっと隠せる。

ウソをついてずる賢くやろうとか思ったことはあるけれども事実上不可能なことである。

何なら最初から考えていることを全部暴露した上でやった方が、何を考えているか全部理解できるからいいだろうと思う。

こいつ悪魔だ、と言われるのは空気を読めない行動とか暗黙の了解をぶち壊しながら進んでいくからであって、

悪だくみをしたり、ずるをしてやろうと企んでいるからではない。

悪だくみをしても全部ばれているようにあからさまだし隠しても何の意味もない。

ずるをしようとしても露骨だからばれる。変なことになる心配なんてない。はるか手前で速攻で阻止されるだろうから。

本当に不気味だ、と言われる時は、その辺のずるをするしないに関わらず沈黙して本当に何もしない時ぐらいだろう。

世間ではそれを完全緘黙という。

何をしたらいいか分からないときは本当に何も言わない。ずるをしようとかそんな余裕もない。

ただ世間の人々に対して理解不能と思っているだけである。

誠に遺憾である。