特に変わる事なき日々 | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

私は突発的なイベントを日常に含めたくない。プライベートな時間は文字通りプライベートである。

そして一人きりになってからがプライベートの始まりである。

そこに踏み込む人間はたとえ親であろうと容赦はしない。

自分が人のプライベートなんて踏み込む興味がまるでないから、自分の世界を思う存分満喫するし、他人の庭では一切安心できない。

まずどれに手を出していいかわからんものばかりの空間、特に人様の家の中なんて安心して存在できない。

まだスーパーの中に放り込まれて晩ご飯の献立を考えていた方が安心できる。商品は手に取れるからである。

変化を嫌がる、というか自分の権限というものがあって、それを何物にも発揮できる自分の部屋なら安心できるが、

権限のない他人様の家では固まってなるべく動かないようにするしかない。

間違っても他人の持ち物に触れたりしない。許可でもなければ何もしないだろう。

そしてそういうときに限って家の放し飼いにされている犬が飛んできて精神はパニックに陥るのである。

誠に遺憾である。