待ちの探し方:L1型ツインタワー(7牌形4面待ち)ベース
L1型ツインタワーは7牌形5面待ちです。2つの順子拡張があると、通常、13牌形7面待ちになります。
それが、6面待ちに留まると言うことは、どちらかの順子拡張が「待ち牌替え」となり、待ちの増加がないことを意味します。
1.13牌形6面待ち:L1型ツインタワーベース
(前回のブログに、L1型尻尾付き単騎牌共有合体を追加しました)
中央の単騎牌に順子貼付けが起きた場合、4枚使いが生じるので、同じ方向の尻尾貼付けは生じません。
片側へのダブル順子貼付けは尻尾付きだけとなります。
しかし、待ち牌替え順子貼付けの先端にできる待ち(両面待ち)に更に順子接続が起きるかの可能性があります。
両側への順子接続では横幅の制限があります。
つまり、両側への尻尾付きは待ちを拡張するだけのスペースがありません。
最後の1つはL1型ツインタワーではありません。他に分類がなく、なんとなく似てるので載せました)
7面待ちで示したL1型尻尾貼付けの単騎牌共有合体の一つで、L1型単騎牌とそうではない尻尾側の単騎牌との共有合体です。
ここに挙げた6つのパターンの待ちが分かりますか?
2.L1型ツインタワーへの片側拡張
①-③:待ち牌替え①と尻尾付き③との拡張
右端の端塔子(ターツ)から順子外しを行います。
次の順子外しは三萬と四萬の「牌入れ替え」が必要です。
②-②‘:拡張順子貼付け
最初の順子貼付けは待ち牌替えですが、次は両面待ちへの順子接続のため、待ちが1つ増え三面待ちとなります。
3.L1型ツインタワー両側への順子拡張
①-②:待ち牌替え/尻尾貼付け
②-③:尻尾貼付け/尻尾付き
尻尾付き側(ここでは、右側)の端寄りでは、待ちの増加はありません。
尻尾貼付け側(ここでは、左側)では、尻尾先端に単騎待ちが生じ、待ち牌替えとなります。
①-③:待ち牌替え/尻尾付き
4.L1型尻尾貼付け単騎牌共有合体
7面待ちの七蓮宝塔で上げたL1型尻尾貼付け単騎牌共有合体を再掲します。
L1型尻尾付きには2種類の単騎牌がありますが、その異なる単騎牌が共有単騎した場合、6面待ちとなります。
5.待ちの探し方:L1型尻尾付き単騎牌共有合体(6面待ち)
13牌形がL1型尻尾貼付けの単騎牌共有合体と一目で理解できるなら何の問題もありません。
いつもの通り、順子外し、暗刻外しを試みます。
Step 1:左端から順子外し暗刻外しを行うとL1型尻尾貼付けが残ります。
いつもと逆方向ですが「L型6牌形」です。
Step 2;今度は右端からですが、いきなり困りますよね。
暗刻と順子が重なった「T型6牌形」を外すと覚えてください。
やはり、L1型尻尾貼付けが残ります。
拡張順子の6牌形やL型6牌形はまだしも「T型6牌形」は少々、ご都合主義が過ぎますかね…
3牌形完成面子(順子、暗刻)を外すのが基本ですが、6牌形で外せると探しやすいのですが、その形を覚えておく必要があります。
6牌完成形:拡張順子、台形、文鎮形、L型6牌形、T型6牌形…
まだまだ続くのかな…