安藤被告訴訟代理人弁護士の事務所に警察官と立ち入り事件性の有無を確認/裁判の報告と予定 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

安藤被告訴訟代理人弁護士の事務所に警察官と立ち入り事件性の有無を確認/
 裁判の報告と予定/
  事件に関係した弁護士と教授が死亡、理事と教授2名が辞職
  (医学部大学等事件83)


<12月20日夜、事実関係補足を追記>
 コメントも頂戴しており、ファックスの件の事実関係を補足します。

 安藤被告訴訟代理人弁護士2名が裁判でファックス不着を明言したため、閉廷後に私はまず、送信側である自分の代理人弁護士の事務所に電話して、送信履歴を確認してもらったところ、前日の15時23分に送信済みでエラーなしであることが確認できました。

 次に、私は、安藤被告訴訟代理人弁護士の事務所(北尾法律事務所)に電話をしたところ、事務担当と思われるの方は着信履歴が見られる旨の説明を始めましたが、数回の電話で、岩淵弁護士が、それも否定するかのような発言も行いました。

 こうした経過があったため、私は、岩淵弁護士に、警察に入って調べてもらおうと思うと言ったところ、岩淵弁護士は強い口調で「断る」と言ったため、私は、私が警察に連絡して調べてもらうのを妨げる権限はないのでは?あなたは弁護士さんでしょう(弁護士だからそういう権限がないとわかるのでは、という意味で)と述べました。

 すると、岩淵弁護士は、その(通報の)判断はそちら(小川のこと)に任せると言い、「断る」と言った前言を事実上撤回しました。

 これ以外に、岩淵弁護士は、昨日に下で述べた、着信したらすぐ裁判所に受信連絡を送っている旨(これは、受信したら送信元と裁判所にファックスする受領書を送り状に付すので、それを送信する、という意味。私も自分でファックス提出する時は、そうした様式をいつも用いていますし、私の代理人弁護士ももちろん同じです)を述べ、それを根拠に着信していないという主張もしました。

 これらのやりとりから矛盾が多く不自然だと私は感じて、着信して印刷された裁判書類が隠されたか盗まれた可能性が一定以上あると判断し、業務妨害罪に該当するのではと考え(警察官は私が窃盗罪を指していると考えていたようですが、財物でないと窃盗罪にはならないので、私はまず業務妨害罪を考えていました)、北尾法律事務所前で警察官数名と合流して、一緒に事務所に立ち入りました。
<12月20日夜追記ここまで>

 前回記事に、昨日もコメントを頂戴し有難うございます。

 金沢大学にも、真摯に業務に取り組んでいる医師、教職員、学生が多数いらっしゃるとともに、そうでない人々も存在します。

 大学や医学部の教育環境については、「入学時は普通の学生が多いだろうに、なぜ平気でウソをつく医師が多く出るのか?」という時々頂戴するご質問とともに、別の機会で取り上げていく予定です。

1、裁判報告と今後の裁判予定

(1)裁判予定


(ア)平成29年(ワ)第541号事件
被告:国立大学法人金沢大学
   金子周一(医薬保健研究域長、同学域長、第1内科教授)
   堀修(医薬保健学総合研究科長、第3解剖教授)
   多久和陽(医学部長、医学類長、医学系長、第1生理学教授)
   市村宏(教育委員長、ウイルス学教授)
   安藤仁(細胞分子機能学教授)
次回期日:平成29年12月25日(月)午前10時
(公開の初回弁論。どなたでも傍聴できます)

(イ)平成29年(ワ)第227号事件
被告:国立大学法人金沢大学
   安藤仁(細胞分子機能学教授)
次回期日:平成30年2月8日(木)午後1時10分
(非公開。傍聴には当事者の同行が必要です)

(ウ)平成29年(ワ)第269号事件
被告:市村宏(教育委員長、ウイルス学教授)
次回期日:平成30年2月8日(木)午後1時30分
(非公開。傍聴には当事者の同行が必要です)

(エ)平成28年(ワ)第64号事件
被告:多久和陽(医学部長、医学類長、医学系長、第1生理学教授)
   井関尚一(元医学部長、元部局長、元教授)
次回期日:平成30年2月19日(月)午後3時
(非公開。傍聴には当事者の同行が必要です)

(2)裁判報告

 上記の4件のうち、下の3件が本日(12月19日)午後に行われました。

 その中で、安藤被告の訴訟代理人弁護士2名(岩淵正明弁護士と小島次郎弁護士)がどちらも、昨日(12月18日)に原告訴訟代理人弁護士からファックスは着いていないと明言したため、実際には昨日午後3時代に着信(後に確認)していた原告小川の主張書面や証拠が使えない扱いになり、未陳述(「陳述」は裁判で正式に主張するという意味で、それができないという扱い)にされました。
 安藤被告の主張内容が虚偽だと弾劾する内容の書面と証拠です。

 その後に、岩淵正明弁護士が電話で、「書類はわからない」旨を繰り返ししたため、盗難や隠された可能性(事件性)が否定できないなら警察に確認してもらうと私は言いましたが、それでも説明をしませんでした。

 そのため私は警察官とともに、上記弁護士2名が所属する北尾法律事務所(金沢の裁判所や検察庁の近く)に立ち入って、事件性の有無を確認しました。

2、警察官と北尾法律事務所に立ち入り事件性の有無を確認

 管轄する金沢東警察署の警察官数名とともに、北尾法律事務所に立ち入ったところ、対応した職員が、岩淵弁護士を呼びますと言い、しばらくすると岩淵弁護士が現れました。

 そして、ファックスは着いていて書類は出てきた、事務的なミスだったと言って、警察官の前で私に謝罪しました。電話での対応とは大違いでした。

 警察へ連絡する前の電話で、岩淵弁護士は、「ファックスが着いたらすぐに裁判所に受取書を送ることになっているので、ファックスは着いていない」とも述べていたので、それが真実なら、こうしたことは起き得ないはずです。しかも、裁判に出ていた小島次郎弁護士までも、「ファックスは着いていない」と明言していたのです。

 大学へ戻る途中、私の訴訟代理人弁護士に電話でこの経過を報告したところ、「相手の弁護士は法廷で自分の事務所に電話して着信を確認しなかったの?」と言って驚いていました。法律事務所同士の裁判書類のファックスで、不着扱いにしたりされたりというのは経験がなく、異例だそうです。

  裁判や裁判所調停、弁護士の言動でも、不思議なことが次々に起きています。

3、金沢大学訴訟代理人だった知原弁護士が懲戒処分3回

 金沢大学と私との1回目の訴訟(金沢大学が一審判決に従って私に賠償金を支払いました)で、初めに金沢大学代理人(当時は金沢大学の公益通報窓口も)を務めていた知原信行弁護士(京都弁護士会)は、2回目の懲戒処分として業務停止8ヶ月を受けて裁判が数ヶ月止まり、その後も3回目の懲戒処分(これも業務停止8ヶ月)を受けて、新聞や日弁連月刊誌などで実名報道されました。

4、有印虚偽公文書作成の調停委員の弁護士が本ブログ開始直後に逝去

 約11年前の私と金沢大学との最初の簡易裁判所調停で調停委員だった、松本洋武弁護士は、裁判所前(歩いて20秒ほど)の松本洋武法律事務所の所長でしたが、私を誹謗中傷する虚偽内容を幾つも含む報告書を、調停委員(非常勤の公務員)および弁護士として裁判所に提出しました(しばらく後に私が入手)。
 その後、虚偽有印公文書作成罪・同行使罪の公訴時効となる7年間にわたって私の裁判の進行が事実上止まり、時効の2週間後に初めて争点整理案が裁判所から示されて、裁判の実質的な進行が始まりました。こうして最初の裁判は、一審の判決まで9年10ヶ月を要しました。

 次の3つ目が、勝訴後に岐阜新聞に1面分を使って掲載された記事(他の約30の地方紙にも掲載)で、私の薬理学研究室に他の記事群とともに掲示しています。
https://ameblo.jp/jpmax/entry-12319827946.html

5、弁護士と教授が死亡、理事と教授2名が辞職

 その松本洋武弁護士は、私がこのブログを始めた約1ヶ月後に逝去されました。このタイミングで亡くならないと、虚偽報告書を他へ拡散させた裁判所職員や労働基準監督署職員などが、「死人に口無し」を利用できず、厳しい立場になったことでしょう。

 私との一連の事件群に関連してきた人々の中で、表に出ているだけで、上記の松本弁護士のほか、不正経理の有無(吉本谷博教授(後に辞職)が出勤停止2ヶ月の懲戒処分)で争っていた1年間だけ私の住む24戸の賃貸住宅へ入居してきた、清水徹・細菌学教授が、住宅退去後の別の裁判初日に若くして急死なさり、山本博・理事・副学長(附属病院担当)、小川智・第3解剖教授、上記の吉本谷博・薬理学教授が辞職しています。

●調停委員だった弁護士と若手教授死亡、理事と教授2名辞職
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12274719992.html

●ハラスメント相談員だった細菌学教授が若くして急死
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12252118845.html

●第3解剖教授が若くして辞職
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12158404806.html