退院後、検察から事情聴取をうけました
その際に
検察から「一体何の罪になるんですか?」と聞かれました。場所が精神病院であろうと治療もせず必要もないのに保護室に閉じ込めているのであれば、それは監禁罪に該当するのではないでしょうか?逆になぜ罪にならないのでしょうか?
不思議でたまりませんでした
刑事罰にはならないといわれたので裁判を起こす事に決め、弁護士を探しますが、これがそう簡単にはいきませんでした
警察や保健所が絡んでいる為か「専門外だから」や「今忙しい」と断られ続け、なかなか見つからず、あっという間に2年が過ぎていました。電話で問い合わせた数も入れると弁護士200~300人以上は回ったと思います。受任の為には広島や大阪までいったし、相談費用を数万請求されても払った
弁護士マップやひまわりサーチを使って探したり、精神医療や人権に関する会や被害者の会に相談したり、精神医療に関する記事を書いている新聞記者等をネットで探しては電話し協力してくれる人がいないか探したが見つかりませんでした。
2年位経った頃に精神医療に関する本を出している作者の方と連絡がつきました。すごく親切にしてくださり、「僕は遠方だから、近くの精神医療の問題に取り組まれている新聞記者の人を紹介してあげるよ」と言われ、その人の紹介で大阪の新聞記者につながることができました。そしてその方の紹介で精神医療の人権に関するセンターに所属するH弁護士を紹介してもらうことができました
H弁護士は私の被害を聞いて、「大変でしたね」と優しく声をかけてくれました。
受任を快諾してくださり、法テラスの利用や意見書作成の為の精神科医の紹介や、弁護団を作ることも約束して下さりました
今まで弁護士探しに時間をとられ、育児がおろそかになっていたので、これで子供の相手をしてあげられると思いました
しかし、ここからも、私には波乱が待ち受けていました。
当初法テラスでの契約の話でしたが、受任1ヶ月後に急に電話が入りお金の催促をされました。
「時効まで時間がない、急いでカルテを開示しなければならない。その為に急いでお金を振り込んでくれ」といわれました
私にはほとんど預貯金が残っていませんでしたがが、他に受任してもらえる弁護士がおらず、私は従うしかなく、言われるままに計50万近く振り込みました
ただ、これによりカルテは無事開示することができました
その後月に1回程度、裁判に向けての話し合いを半年間に渡りしました
H弁護士と知り合った時がすでに時効の半年前(不法行為3年)で、当初時効まで時間がないと言っていたにも関わらず、話し合いではほとんどH弁護士の雑談ばかりしかされずなかなか訴状を提出(提訴)してもらえませんでした
時効まで間に合うのか心配になり、H弁護士に相談したところ、「意見書を作成してもらってからだ」と言われ続けました
意見書を作成する為の精神科医を紹介してくれ、実際面会を実施したが精神科医はまともに話を聞いている様子はなく、理由もなく
意見書を断られた
その後H弁護士は当初精神科医はいくらでも紹介してやると言っていたくせに、「医師の意見書は必要ない。」と言い出し紹介をしてもらえなかった
その後自分で探し出し、岡山の旧公立精神病院の院長にたどり着くことができた
この院長は被告医師の先輩にあたり、利害関係があり公平な意見書を望めないと思ったが、院長が「公平な意見書を書きたい」と言われ、、またH弁護士がこの院長は権威のある方なのでこの方の意見書でないと裁判は勝てないと言い、この人の話を聞くことにした。
意見書作成の為には話を詳しく聞かないといけないと言われ、何度かこの院長の所に話をしにいった。しかしこの院長は精神症状がないと訴え意見書の中身を話しをする私に対し、必要もない精神薬を処方したがり、変に思い、H弁護士に「もう行きたくない」と相談したところ「だったら辞任するぞ」と脅し始めた。しょうがなく診察を続けていたが、ある日H弁護士から急に突然、理由もなく「僕は受任しない」と言いだした。この時すでに時効の1ヶ月前を切っていた
説得したが、話しを聞いてもらえず、「信頼関係が崩れた、僕は辞任する」と一点張りでした
急いで弁護士会の市民相談窓口に相談しましたが、弁護士への注意や指導、他の弁護士の紹介はしてもらえず、不当だと思うのであれば懲戒請求を提出して下さいと言われるだけで何の解決にもなりませんでした
他に受任してもらえる弁護士がいないか、また弁護士マップをとって電話をひっきりなしにかけたたが、弁護士探しに2年かかった裁判を受任してもらえる弁護士等簡単に見つかるわけがなかった
以前、法律相談をし受任を断られていたA弁護士に電話で相談をした
A弁護士は有名な弁護士で忙しくされている方ですが、身になって相談にのってくだった
そして、この電話で、私はすでに法テラスの契約が間に合わない事を知った。
私には預貯金もなく、法テラスの利用ができなくなると絶望的だった
A弁護士が共同受任を承諾してくださり、H弁護士を説得し私は時効の3日前に提訴することが出来ました
(この時もし働いていたら、私に提訴する術はなく提訴はできてなかったと思います)
ただ、このあともH弁護士の悪質な行為は続きました。しかし裁判の経験がない私は、それを気付く、対策をとることができず、結果でたらめな書面を提出してしまうことになった
訴状や準備書面には、争点が整理されておらず分かりにくい内容となっていました。また名前に「くん」をつけるや、原告にとって不利な内容ばかりを記載し原告のイメージを下げる内容、また被告の不利な点を追及しない、証拠書類に漫画をつける等でたらめな準備書面の提出が続きました。
何回か提出した所で、おかしいと思い、他の弁護士にセカンドオピニオンを立てたところ、「これは負けに持っていっている裁判だよ」と教えてくれました
ただ本人訴訟は裁判所が相手にしてくれないと言われていたので、この弁護士をうまく使ってやっていくしかなかった
準備書面は不備がないかチェックする為に早めの提出をお願いしたが、H弁護士は言う事を聞いてもらえなかった
A弁護士も積極的な介入はしてもらえず、対策が取れずにでたらめな準備書面の提出が続いた
休みがあれば、弁護士探しに時間を裂いた
ある日ネットを見ていたところ、ある精神医療の裁判の記事が目にとまりそれを受任しているS弁護士の存在を知った
S弁護士に電話をし、状況を説明し、H弁護士の監督目的で共同受任をお願いした
S弁護士が加わってから、H弁護士とA弁護士の態度は一変し理由もなく「信頼関係が崩れた」と言いがかりをつける様になった
そして私はこの時ぐらいにはじめて、契約者が私でなく父親であることを知った
そしてH弁護士は「あなたが契約者ではないので、あなたにもことわられても解約できます」と言ってきた
父親がお金をいくらかお金を出したことはH弁護士から聞いていたが、契約者が私ではないことは説明されていなかった
・・何の説明もなく、理由もなく、この弁護士は去っていった
ただS弁護士が残ってくださったので、私からすれば今まで迷惑なことばかりされてきたので、やっと彼らから開放されるという思いもあった
このH弁護士は当時所属していた人権センターは何があったか分かりませんが、追放されたそうです
追放されて当たり前だと思います
被害者を騙し、お金を搾取し、傷付け、被害者の傷に塩を平気でぬるような弁護士は、弁護士ではないです
現在私はH弁護士が所属する大阪弁護士会に懲戒請求を申し立てています
二度と被害者が出ないような懲戒処分を下して頂きたいと思っています