Page 19 からの続きで〜す。
ドゥオモ 入り口で待っていたのは ・・・
またしても ガブリエルの「受胎告知」。
フロアも 白・赤・緑の大理石で装飾。
3万人も収容できる巨大な空間で、
ラテン十字の形式。
見どころポイント。
遠近法の巨匠パオロ・ウッチェッロによる
「ジョン・ホークウッド」と、
それを参照して描かれた
アンドレア・デル・カスターニョによる
「ニッコロ・ダ・トレンティーノ」のフレスコ騎馬像。
鑑賞点を2か所に設定した複雑な遠近法で、
現実世界と対象を理想化する
美化の世界を融合させているという。
ドメニコ・ディ・ミケリーノ「ダンテと神曲」
フィレンツェが誇る詩人ダンテが
その作品「神曲」を掲げ持ち、
その世界観とフィレンツェの街が表されている。
十字が 交差する中心部分に
八角形の主祭壇。
その真上には、
八角形をした クーポラの天井。
描かれているのは、ジョルジョ・ヴァザーリと、
フェデリコ・ズッカリによる 「最後の審判」。
＞ 予告になっていた ガブリエルのメッセージは、
こちらで おさらい。
圧倒的な美しさと輝きで、
クーポラに吸い込まれそう〜。
＞ この２枚は、お借りしてます。
出入り口には、
パオロ・ウッチェロ作の時計。
普通の時計とは違い逆回りに動き（！）、
「Ⅰ」はミサが行われる時間=日没を示している。
＞ 逆周りで思い出したのは イスラエルの旅。
イスラエル入りした時から、
逆に周り始めたという時計。
リアルタイムでの夢の「時計」サイン ＝
「時の制限を超える」にもリンク。
地下にはブルネレスキが 眠るお墓も。
外観に比べると、内部はとてもシンプルで、
１時間並んで、１０分で出て来る感じになったけど、
ドゥオモの一番の見どころは、
外装の優麗な美しさと クーポラの天井でした。
ドゥオモを出たあと、
広場で 演奏されていたのは・・・・
マサシのトランジション予告として、
パリのサクレクールで 流れていた
「マイウエイ」。
ここでは 安らぎに満ちたメロディで、
過去の私から旅立って、
無限の存在として、
二人で約束していた道を 歩み始める讃歌に。
続きは Page 21 へ。
タイムラインを動かして
「春分ゲート」が開かれた夜、
フィレンツェが舞台になっている、
「冷静と情熱のあいだ」を観ることに。
深く愛し合いながらも
別れることになってしまった男女が、
再び愛を実らせるまでを描いた映画で、
2001年に 公開されていた作品。
フィレンツェは、
芸術作品を救う「修復革命」を起こした町であり、
再生の中心地。
滅びかけた命を再生し、
失われた時間を取り戻す・・・
主人公の順正は、美術画の修復士を目指して、
フィレンツェで修行を積んでいた。
「僕は、過去を甦らせるのではなく、
未来に期待するだけでなく、
現在（いま）を 響かせなければならない。」
三度目のイタリアで訪れていた、
ミラノの町も描かれていて、
＞ ミラノのドゥオモにも入っている。
同じユーロスターで、ローマ・ミラノ・
フィレンツェを移動するシーンもあり。
順正の講師は、アイリスの香りを身にまとっていて、
葬式には アイリスの花を。
そう、フィレンツェのシンボルは
「アイリス」（＝虹の女神）だったのです。
あまり強く惹かれ合うと、うまく行かない。
人は 一番好きな人とは一緒にはなれない。
見えない力で 引き離されたように別れた二人が、
「再生と修復」の町で、運命的に再会する。
そして 出会ってから１０年後、
約束した場所・・・クーポラの上へ。
二人に与えた
幻のような時のいたずら・・・
出会ったことも奇跡なら、
再会するのも奇跡・・・・
今でいう「ツインレイ」のサイレント期間を経て、
「真実の愛」を成就させるという、
今回のイタリアの旅 もう一つのテーマにも、
なっていたのですね。
恋人たちのドゥオモ。
ドゥオモは 永遠の愛を誓う場所。
もし 出発前に観ていたら、
絶対に クーポラに昇っていた。
フィレンツェには、他にも残してきたものがあり、
必ずまた戻ってくるという、
いつもの お取り置きパターンみたい。
リアルタイムでは、
宇宙元旦にスーパームーンが重なった上に、
弁財天さまの「巳の日」まで重なるという、
トリプル（３）でスペシャルな日を
迎えています。
前日の夜から、マサシ経由の縁繋ぎもあり、
明け方には またパワフルな夢も。
＞ 続きは プロジェクトDiaryで。
ゲートは ２４日まで開かれていますので、
みなさんも マジカルで楽しい日々を
お過ごしくださいね〜。
