※既に示談になっている事案のため
公表できる内容に制限があることを
ご理解願います。
私ではなく、子どもが被害に。
高校2年の時突然Twitter(現X)に
子どもの実名、学校名、学年が書かれた
なりすましアカウントが出現。
突然出現したアカウントは
同じ高校の女子多数に卑猥なDMを送信。
さらに北朝鮮拉致被害者支援会等の
コメント欄に言いがかりや難癖を。
子どもは
・LINEは必要以上にしない
・その他SNSは自衛のためやっていない
ほとんどのクラスメートも
SNSをやっていないことを知っていて
誰がなりすましをしているのか
書いている内容から推理し
ほぼ同一人物が浮上していたよう。
そこからは次の流れ。
Twitterのなりすましアカウント発見
私の本アカウントから
なりすましアカウントであることを説明
繋がりのあるアカウントの皆さんに
通報を依頼
犯人を特定するため弁護士さんに
開示請求を依頼
ここ大事!!
開示請求をする場合、即時に動きましょう!3か月過ぎるとデータが消える
3か月以内だったがログデータがなく
開示は無理と連絡が来る
なりすましアカウントを
放置することはできないため
Twitter社に削除要請
ここ大事!!
本アカウントを持っていない場合
本人ではない人間からの申請とみなされ
削除申請しても却下される
自力が無理なので、再度弁護士さんに
アカウント削除申請を依頼
Twitter社よりすでにアカウントは
削除されていると返答あり
一件落着ではないけれど、ここまでが
Twitterなりすましアカウント削除までの流れ。
ただその辺りから色々なところに書き込みが。
・所属高校の学校紹介サイト
偏差値を調べる時などにみるサイトの
コメント欄に名指しで蔑む内容を書かれる
・電話番号の検索サイト
自宅の電話番号のところに
小田急線の殺傷事件の犯人の実家と書かれる
見つけ次第WEB担当者宛に連絡して削除要請
→消えるとまた書かれる
そんなことがしばらく続き・・・
ちょうどお盆真最中
とある裏掲示板に名指しで
執拗に悪口、さらには
殺害予告が書かれているのを発見。
警察に証拠を揃え被害届を提出
警察署にて聴取を受ける
数か月連絡なし
警察署に連絡すると
犯人は逮捕され裁判所案件に
何も連絡がなかったため
事情を説明してほしいと依頼
説明を受ける
相手側からの謝罪が一切ないため
弁護士通し訴訟の意思の書面送付
6者面談をおこなったのち示談成立
その後Twitterに他にも
なりすましアカウントを作成していたことが発覚
相手側に削除要請
削除された旨の連絡が入る
ここまでほぼ3年弱。
なりすましをした相手には
怒りがないと言えば嘘になる。
けれど
妄想が現実のように感じていた
相手を責めるより
しでかした事の大きさを認識し
これからの生活を大切にしてもらいたい。
この事案で一番痛感したのは
警察の対応の不親切さ。
それについては、次のブログ記事に。
同じように被害届を出した人が
同じような悲しみを背負ってほしくない
ただそれだけ。
被害者はすでに傷を負っているのだから。