腹のかんしゃく玉打上師るるるです。
嚥下体操って
世の中にたくさん出回っていますよね。
多くの老人ホームや各施設などでも
お食事前の嚥下体操はおこなわれています。
「パタカラ」など
言語を口から発することで
舌の筋肉を動かしたり
おでこを押さえてのどに負荷をかけたり。
そもそも、
これらをする目的はなんですか？
そこがブレてしまうとやっても
意味がないのが嚥下体操。
どうしてかというと
のどというのは
普段から唾液を飲み込んだり
無意識に使っている筋肉。
なのに気がつくと
食べ物や飲み物を飲み込むと
負荷がかかってむせたりするように。
そう考えると
「通常の動きは、負荷をかけているのではない」
ということはすぐにわかるはず。
嚥下体操をなぜするのかと言えば
若い人であれば人前で話すときなどに
滑舌よくなりたいから、などの
理由もあるかもしれません。
ですが、
障害のある方やシニア世代の方
中年層でも咳き込むことが多くなったり
むせたりすることが増えた方。
その方たちはおそらく
「飲み込みなど、のどの問題がないようにしたい」
それ一択じゃなかろうか？と思うのです。
そこで考えてみてください。
のどが問題ないってどういうことか。
口の中で噛み砕いたものを
口から飲み込んで食道へ運びたい。
間違っても気管に入れて
誤嚥性肺炎は起こしたくない。
そういうことですよね？
ならばそういう結果になるようにしなくては！
ですが、残念なことに
嚥下の軽い体操にかなりのニーズ。
またそういった方法を書いた出版物、
メディア、ホームページなど
たくさんの情報があるのに
誤嚥性肺炎が減るどころか増えている実態。
大抵の場合
誤嚥性肺炎を起こし、入院。
からの、筋力低下により起き上がり困難。
寝ていることが多くなることで、
カラダの機能低下に拍車がかかり
寝たきりの状態に。
寝たきりの方はだんだんと
飲み込みも悪くなり
大部分の方は胃ろうなどの
選択肢をせまられることになる。
と、いうのがごくごく一般の流れです。
結果を出せているとしたら
たとえ寝たきりだったとしても
飲み込みは問題なく、誤嚥もせず
好きなものを食べ
最後を迎えている人が続出なはずですよね？
それほど幸福なことはないはずです。
もう一度お尋ねします。
「飲み込みなど、のどの問題がないようにしたい」
と、いうことですよね？
だとしたら選択肢は
意識的に飲み込むための
のどの筋力アップをすること。
言語発声だけで
筋力を上げようとするのは
かなり無理があります。
すでに
カラダに支障のある方がおこなうには
たいへん有効な体操です。
しかし、
現在カラダは普通に動けていて
むせが多いという方が
おこなう体操としては負荷が少なすぎます。
どうなりたいですか？
三度目の正直です。
「飲み込みなど、のどの問題がないようにしたい」
と、いうことですよね？
現在機械ケアも取り入れていますが
副交感神経を優位にし
カラダをリラックスした状態にて
嚥下体操をしているおばあちゃま。
舌の色も大幅改善し
機能も大幅に低下せずお過ごしです。
本来はのど上げ体操のみで
かなりの改善が期待されるところなのですが
おばあちゃまはご病気の後遺症により発語が困難。
なので凝り固まっているところに
負荷をかけないように
リラックスしていただいたあとに
のど上げ体操をおこなっています。
発語が困難であったとしても
舌が動かせることができたことは
本当によかったと思います。
いったん状態が下降してしまうと
家族も信じられないくらい
あっという間に
飲み込みができなくなります。
「去年の今頃って
○○をおいしそうに食べてたよね」
そう振り返るご家族もおられます。
（↑個人的におにぎりが好きなので♡）
たとえ寝たきりだったとしても
命を失うギリギリまで
食べ物を経口摂取したい！
「おいしいね！」と
笑顔で言える日を１日でも長くしましょう！
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消化が悪い
常にイライラ
もやもやが止まらない
頑張ろうと思っている時に邪魔が入りやすい
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背中が痛い
気が付くと妬んでいる時がある
元気がないと言われることが多い
ストレスの原因は自分自身がよく知っている
