再会
前回の双六稽古場で、ご無沙汰している知り合いの芸人さんの話題が出て、最近どうしてるのかなあと思っていたら次の日行ったCMオーディション会場でバッタリ遭遇。オーディション中で特に何をしゃべったわけでもないけれど嬉しかったし、その再会は偶然とは思えませんでした。人との出会いが偶然でないのなら、今自分のまわりにいる人たちも何か理由があって一緒にいるのだろうと思います。今、双六の稽古場で一緒の福原さんは、僕が東京に出てきた頃に出会ってますが今回の公演まで一緒に仕事をしたことがありませんでした。彼の台本を読むと、何かちょっと忘れかけていた芝居への激しい思いや情熱が甦ってきて演技が型だけではないということを思い出すことができます。そしてそれはちょうど東京に出てきた頃の自分の気持ちと良く似ているようないないような、そんなことを思いながら台本を読んでいます。