安田ユーシです。
香川照之さんを観てると、俳優として変態の域に達しているんだろうなぁ。と、思う安田です。
達人です。羨ましいです。
さあ、今回は『双六』を支える、作家先生達を紹介したいと思います。
まずは、奥原健太郎。
彼は変態です。筋金入りです。しかし、描く作品は繊細です。
僕の一人舞台から、双六まで全公演、ホンを頂いているのですが、
ストーリーはもちろん、オチで全てひっくり返してくれます。
『独りで5本』というライブの時、彼のホンのオチがどうしても納得がいかず、討論になったのです。
話し合いの結果、オチは変わらず舞台に掛けたのですが…、これが拍手と爆笑!
ストーリーは難解で僕も演りつつ「大丈夫か?」と思っておった自分が恥ずかしい。
彼が書いたオチのセリフを稽古の時、理解できなかった自分のアンテナの低さが今でも口惜しいです。
しかし、彼はド変態です。世の中を陰と陽に分けるなら、陽気なド変態のナイスガイです。
女性にはイギリス人以上に紳士でマメです。引くくらいマメです。でもドSです。
しかしながら作品はものすごく面白いのも事実です。
そんな、変態でドSで繊細で陽気な人間の作品を観に来て下さい。
あ、演じるのは、常識人の集まりでございます。では。