こんにちは!いぬぎぶそんです!
今日もペットロスについて考えて行きたいと思っておりますが
その中で今日のテーマは
「ペットロスの重篤化について」です。

どんな人が
ペットロスが重篤化しやすのか
または、その対処法も思いついたら書いていければと思います。
では、今日もよろしくお願いします。

近年、ペットロスの重篤化(じゅうとくか)が叫ばれるようになりましたが、
これにはいくつかの理由があると言われています。
ペットとの別れによる悲観を重くさせている要因を6つのカテゴリーに分類したいぬ。
1、性格
ペットロスが重くなる人は
・根が真面目
・几帳面な性格
・責任感が強い
・熱中しやすい
・献身的なタイプ
の人が多いと言われていますいぬ。
このような人は
・思考や行動面において、柔軟性や融通性に欠ける面がある
・他人に気を使いがちなために人に言いたいことが言えない
・何か問題が起きるとその責任が自分にあったと思い悩む
などの特徴があると言えます。
このような性格の人は、ペットの飼養態度に強く表れていることが特徴で
「ペットと一緒に幸せに生きることこそが、人生最大の喜び!」
と価値を置いていることが多いでいぬ。
また、悲嘆の感情も抑え込む傾向があり、悲しんで当然の状況でも、何かしらの理由でその感情を表に出さなかったり
出せなかったりしている人が多い傾向にあります。
「悲しいのはあたりまえなので、泣きたいときにはとことん泣くのが良いいぬ」
2、過去の喪失体験
以前のペットロス体験が、未解決のまま持ち越されると
今回のペットロスも重くなりやすいいぬ。
二重のペットロスになるので、以前のペットちゃんとの死別も同時にグリーフケアに取り組まなければならない。
また、
・近親者の死
・離婚
・別居
・転居
・失業
・失恋
など
何かしらのストレスと重なると
重篤化しやすいいぬ。
なお、うつ病などの精神障害などがある飼い主の場合
ペットロスがほぼ間違いなく重くなり
後追い自殺のリスクなども高くなるため注意が必要です。
また、
・初めてペットの死を迎える飼い主
・今まで肉親等の死別経験がない飼い主
の中には
ひどく気が動転して混乱する人もいるので、やはり注意が必要です。
3、死に対するイメージ
ペットの死や死一般を極端に恐れたり、強くタブー視する人もペットロスがこじれやすい。
最近ではペットの飼養環境も変わり、
わが子同然と思い生活している飼い主の方も多い。
そのような飼い主の方の一部には
「子供が私よりも早く死ぬわけがない。
先に逝くなんて・・・順番をちゃんと守ってよ
」
という考え方の方がいて
そちらもまた、注意が必要いぬ。
4、生前のペットとの暮らし方
・自分は医療を受けていなくても、ペットには十分すぎるほど医療を受けさせる
・自らの食費を削ってでもペットにいい物を食べさせる
・すべてにおいてペットを第一優先
・純粋に愛しすぎている
・ペットと暮らすことのみが人生の楽しみ
・ペット依存
このような人も愛着過多・溺愛状態であれば注意が必要でいぬね。
5、最期の看取り
ペットとの終末期や死期に対して不本意な別れ方をした場合に、回復を遅らせやすいことも知っておいた方がいいでしょう。
・病気の発見が遅くなってしまった。
・気が付いた時には手の施しようがなかった。
・原因がわからないまま死期を迎えた。
・容体が急変したため最期を看取れなかった。
・交通事故で急になくなってしまった。
このような場合、
飼い主は心の準備が出来ていないうちに別れを迎えることが多いため
その衝撃と混乱は想像以上のものになるいぬ。
ペットの最期を自宅で迎え、一人で看取った場合も
「なぜ、あの時病院に連れて行かなかったのか」
「もっと何かしてあげられることがあったのでは・・・」
などと
自問して
後悔の念や葛藤を強く残しやすいと思います。いぬ
「後悔のない飼い方はないのですよ。病院に連れて行って、病院で最期を迎えても、結局後悔は残るもの。
完璧な飼い主さまなんてものは、いぬぎぶそんをはじめ、どこにもいないのですよいぬ。」
6、死後の対応
ペットを失った後の過ごし方や対処の仕方によって悲嘆は決定的なダメージを受けると言ってよいでしょう。
これは重要なことですが、
ペットロスに関して本人も周囲の人も知識や理解が乏しいことが多いため様々な問題が起こることがあるいぬ。
「いつまでも泣いているとペットが居ついたり、成仏が出来なくなるのであんまり悲しまない方がいい」
↑いぬぎぶそんがお別れをする際
旦那さんが奥様にかけている言葉の中でも比較的多く耳にします。
昔ながらの考え方なのですかね?チョットワカリマセン
しかし、この言葉を真に受けた奥様は悲嘆を途中で止めてしまい、ペットロスの回復が阻害されてしまう。なんてこともあります。
この事例が100%あてはまるわけではないのですが、非常に危険なので注意が必要でしょう。
ともすれば、心配して掛けてあげた言葉のつもりでも、離婚の原因にもなりかねません。。。いぬ
・・・・・・・
ちなみに、遺骨から病名や死因を断定する葬儀社がいると聞くことがあるのですが、
その葬儀社は、単純に勉強不足
。
法律でも、”病名診断を許可されているのは獣医師だけ”なので
葬儀社が勝手に病名を診断してはいけないことになっています。
万が一、動物病院の説明と異なれば(まぁ、普通は異なりますが・・・)
飼い主さまをさらなる混乱と疑いの中に落とし込むことになるでしょう。
もう一度言いますが、
ペットの病名診断・告知は医行為であり、素人が行うと獣医師法に抵触します。
「大事なことなので二度言ったわん!!!いぬ」
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
次回は、専門家に相談した方がいい事例について勉強していきたいいぬ。
また次回も楽しみにしてくれたらうれしいいぬよ!
よろしくお願いいたします。
いぬ
