解釈を変えると現実は変わる
先日家族で「三鷹の森ジブリ美術館」に行って来ました。
実は自宅からは割と近いのですが、「近くにあるからいつでも行ける」なんて感じで今まで一度も行ったことありませんでした。(^^ゞ
今回は「毛虫のボロ」という短編映画を観たかったこともあり、初めて行って来ました。(*^.^*)
生まれたての小さな毛虫の視点から描かれる世界の話で、BGMや言葉などが一切なく、効果音とボロの発する音(声?)を全てタモリさんの声でやっているという異色の作品です。
そのタモリさんが創る「音」が非常に映像にマッチしてて違和感が無く素晴らしい。
やはりタモリさんは天才だなー、と改めて思いました。(^∇^)
それはさておき。(^^ゞ
小さな毛虫は生まれたばかりですので、全てが初めて見るものばかり。
しかも、当然人間とはサイズが違うので、視点も違えば、全てのものへの感じ方も違う。
人間だったら氣にも止めない草の葉の凹凸や、草のあいだを漂う空氣中の水分、夜明けとともに射し込んでくる太陽の光。
これら全てがボロの視点と感じ方で描かれるわけです。(*^.^*)
そして、それらの感じ方は私たち人間の感じ方とは当然違います。
あのサイズだからこそ感じられる美しさや面白さ、氣づきもあれば、あのサイズならではの怖さや残酷さもある。
それらに囲まれた環境がボロにとっての現実であるわけです。(#^ω^)
ただ事実として言えることは、私たち人間も、ボロがいるのと同じ地球上の3次元時空に生きているということ。
同じ時空間に身を置いているという意味ではボロと同じ環境なのですが、サイズが違いすぎるため視点も全く異なり、現実も全く違ってしまうわけです。(・ω・)b
そういう意味では、視点が変われば捉える事象も変わり、それはすなわち現実も変わることになるんです。
ボロにとっては、ボロの視点で捉える現実がボロにとっての事実であり、その事実はあなたの視点では捉えられないので、あなたが認識する事実とは違うわけです。(*^o^*)
ですので、あなたにとっての事実は、あなたが『見ていること』なんです。(^ε^)♪
そうなると、当然あなたにとっての事実は、私の事実とも違ってきます。
私の事実は私が『見ていること』であり、あなたが『見ていること』とは違うからです。(・∀・)ニヤニヤ
そして、あなたの『見ていること』は必ずあなたの意識と連動しており、そこには必ず『解釈』が入っています。
人間が様々な事象をありのままに捉える、ということはなく、そこには必ずなんらかの解釈が入るからです。
そこが毛虫のボロと違うところですね。(*^o^*)
なので、もっと正確に言えば、あなたにとっての事実はあなたが『見たことの解釈』であり、それがイコールあなたの現実なんです。
で、その解釈には必ずあなたの『思い込み』が影響しています。
先日お客さんとのセッションでこんな話がありました。
その人は、後輩や部下からぞんざいに扱われるのが嫌で、なんとかしたい、との話でした。(。・ε・。)
具体的にどんなことが起きているのか聞いてみると、飲み会でよくからかわれたり、笑いのネタにされたりする、とのこと。
「それがとてもイヤなんです!!なんとかしたいんです!!( ̄∩ ̄#」と怒っているんです。
ただ私はその話を聴きながら、ちょっと氣になることがありました。
何が氣になったかというと、その人がとても楽しそうにその話をしているんです。
つまり、全体の雰囲氣が全然イヤそうじゃないんです。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
試しに後輩や部下から常に持ち上げられて、氣を使ってもらっている状態の飲み会を想像してもらうと、「全然楽しくない(゜ρ゜)」とおっしゃる。
と言うことはですよ。
実は本能レベル、つまり本当の自分はそのことを結構楽しんでいたり喜んでいたりするんだけど、「上司は部下から尊敬されなければならない」とか、「年長者は常に尊重されなければならない」との思い込みがあり、その思い込みから、「これは望ましくない」と解釈している、と言えるんです。(#^ω^)
そういう思い込みがあるので、飲み会の状態を「からかわれてる、下に見られてる」と解釈しますが、私から見ると「とても慕われているし、円滑なコミュニケーションが取れている」と解釈できる。(・∀・)/
そして実際、どのように解釈したほうが自分にとって望ましいのか考えてみると、後者だったりするんです。(*^▽^*)
であるなら、今度からそう解釈した方が、本当の自分にとって望ましい現実になるんです。
もしあなたに「この状態がとてもイヤでなんとかしたい」という状況があるなら、まず「そもそもなんでそれがイヤなのか」を考えてみた方が良いですよ。
もしかしたら、「こうでなければならない、こうするのが正しい」という思い込みからその状態を「イヤ」と解釈している場合があるからです。(゜ρ゜)
で、そのような思い込みに氣づいたら、「本当にそうしなければならないのか?、本当にそれが自分にとって望ましいのか?」と自分自身に問うてみる。
そうすると、「まー、別にそうでもないか〜」なんて氣づきもあるかもしれません。
そして、その氣づきをもとに、どう解釈し直せば自分にとって心地よくなるのか、楽しくなるのか考える。(^ε^)♪
あなた自身が楽しくなる、心地よくなる解釈をすることが、そのような世界を選択したことになるんですよ。(・∀・)/
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密かに決めてそうなってる
「やっぱり奇跡なんて起きないですよね。(。-人-。)」
「やっぱりそんな上手い話はないですよね。(ノ_<)」
こういう言葉を聴くと、私は、「あー、だからそうなるんだけどな〜」なんて思います。(・ω・)b
なぜなら「やっぱり」という言葉が入っているから。
「やっぱり」に続く言葉が本当の本音。
本音ということは『本当に意識していること』です。(*^.^*)
「奇跡なんて起きない」と意識しているので、その通り、奇跡なんて起きない。
「奇跡なんて起きない」と意識しているので、奇跡につながるようなちょっとした出会いやきっかけにも氣付かない。
結局、自分で「奇跡なんて起きない、あり得ない」と決めている。
決めているからそうなっているんです。(^^ゞ
加えて言えば、「やっぱり奇跡なんて起きないですよね。(。-人-。)」と言っている人に限って、実はそのような奇跡を渇望していたりする。
で、「奇跡が起きて欲しい!!(@Д@;」なんて強く願っている状態は、イコール「今はそれとは程遠い状態」と意識しているからですよね。
だって、今の状態にすでに奇跡を見出していれば、奇跡を望むことなんてないでしょ?
奇跡が起きることを強く願っているのですが、「強く願っている=それが無いと強く意識」なので、さらに奇跡など起きない状態が続いていく。。。。(>_<)
(・・。)ゞ
私たちにはそれこそ無数の『信じていること』があります。
「そうに決まってる」、「そうに違いない」、「そんなことはあり得ない」などなど。
いわゆる『思い込み』ですが、誰でもこのような思い込みをたくさん抱えながら日々生活をしています。(゜ρ゜)
そして当然ながら、『そう思い込んでいる』ということは、『そう意識している』ということでもあります。
で、『そう意識している』ということは、あなたは、そういう現象ばかり目にするし、耳にする、ということになります。
なぜなら、脳の仕組みがそうなっているからです。
脳には意識したものだけを捉える、というフィルタリング機能があります。
何を捉えるかというと、見たこと、聞いたこと、です。
ちなみに、「見る」というメカニズムですが、厳密に言えば私たちは目で見ているんじゃないんです。
目は単なるレンズですので、目だけあっても見れません。
実は見ているのは脳なんです。φ(.. )
下の図は脳による「見るメカニズム」を示したものですが、左の方に「Visual Cortex」という部位がありますよね。
この部位が日本語で言う「視覚野」にあたり、私たちはこの「視覚野」で見ています。
目というレンズが捉えた光を網膜が電氣信号に変換して視覚野に送り、その信号を視覚野が映像に組み上げることで見えているんです。(ㆁωㆁ*)
だから厳密に言うと「脳で見ている」となるんです。
ただし、目が捉えた全部を見ているわけではありませんよ。
先ほど申し上げた通り、脳には情報をフィルタリングする部位がありますので、そのフィルターを通過した情報、つまり映像だけを見ているんです。
1秒間で脳が受け取る情報量は4000億ビットともいわれているのですが、その全てを処理しようとすると脳がパンクしてしまいます。キィィ───ヾ(*`ェ´*)ノ───ッ
ですので、そのうちの2000ビットだけを選定して脳で処理しているんです。
なんと、受け取っている情報の2億分の1の情報だけを脳に取り込んで処理している、すなわち「見聞きしている」ということです。( ̄□ ̄;)
で、実際にどういうフィルタリングをしているかというと、ズバリ「意識していること」、「氣にしていること」です。(・ω・)b
つまりあなたは、あなたが意識していることだけを捉えて、見ているし、聞いているんです。
で、このような脳の仕組みと量子力学で確認されている現象を考えるとこうなります。
まず、意識している時点で量子の位置と時間が決まります。
それはつまり量子の状態が確定しているということであり、量子の集合体である現実が確定しているということでもあります。
そして確定した現実を脳がフィルタリングして捉えます。
脳はその現象を捉えるので、さらにその現象を意識するようになり、その結果、その状態でさらに量子状態が確定していく。。。。
ある意味無限ループ状態となり、いつまでも続いていく、ということになるんです。(*`▽´*)ウヒョヒョ
そういう意味でも、「やっぱり奇跡なんて起きないですよね。(。-人-。)」、「やっぱりそんな上手い話はないですよね。(ノ_<)」なんて意識している人は、そのような状態がループで続くわけです。( ゚∀゚; )タラー
さらに言えば、先ほども言いましたが、実はそのような奇跡を渇望しているので、これも自動的に「今はそうじゃない」という意識状態にあることになります。
だから、「今はそうじゃない、違う」という状態で現実が確定し続け、脳もその現象を捉え続ける、となるんです。( ̄ー ̄;)
キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
良い状態が続くループなら大歓迎ですが、このような悪循環のループならなるべく早く脱出したいですよね。(→o←)ゞ
その方法はいくつかありますが、この場合だと、あなたが何氣無く発している言葉を、「本当にそうか?、そもそもそれってどういうこと?」と疑ってみることです。
本当はあなたにとって都合の悪いことなのに、「それはもうそうなっている」と勝手に決めていないか、ということを疑ってみるんです。(・ω・)b
例えば、「やっぱり奇跡なんて起きないよな〜(ノ_・。)」なんてつぶやいている自分に氣づいたとします。
そういう自分に氣づいたら、「本当にそうなのか?、そもそも奇跡って何?」と自分自身に問うてみる。(*^.^*)
この場合で言えば、まず奇跡って何?、ってことになりますが、簡単に言えば、「確率的に起こる可能性がとても低いこと」ですよね。
じゃあ、「確率的に起こる可能性がとても低いこと」が、自分の周りで一度も起きたことがないのか、ということをまずは確認してみるんです。
誰にでもありそうな身近な例で言えば、数年会っていなかった友人に道でばったり会ったとか。
そういう経験が一度も無いのか確認するんです。(^人^)
ちなみに、数年会ってなかった友人と東京の街でばったり出会ったとしたら、その確率はどの程度になるのでしょう?
もちろん住んでいる場所、仕事でよく行く場所などのパラメーターで確率は変わりますが、人口1000万を超える東京で、ある街のある一角のあるタイミングでその人と出会う確率なんてとてつもなく低いと言えますよね。ヽ(*'0'*)ツ
そういう意味では、そのような出来事も『奇跡』と言えるはずです。
で、よく考えてみたら、そのようなことって誰でもけっこう経験あったりしませんか?
ってことは、『奇跡はすでにいくつも起こっている』、と言えるんです。(・∀・)/
であるならば、「奇跡的なことって結構あるよね〜(^ε^)♪」なんて意識していた方が良くないですか?
だって実際にあるんだし。(・∀・)ニヤニヤ
そして、そう意識した方があなたの脳のフィルターも「奇跡的なラッキーにつながる現象」を捉えやすくなりますしね。(*^ー^)ノ
その結果、「奇跡的なラッキーが起こる確率が上がる」、となるわけです。
何しろ量子力学的に言えば、ここから先に起こる未来は何も決まっておらず、全ては確率ですから。(*^▽^*)
あなたは、あなたにとって不都合なことを、「そうに決まってる」とか「そうに違いない」なんて密かに決めてたりしませんか?
なかなか解決しない課題などは、あなたが密かに何かを決めているからかもしれませんよ。(灬ºωº灬)
特に上手くいかなかった結果を見て「やっぱりね」なんて思うことは、本当はあなたにとって不都合なことを「そうなるに決まってる」なんて決めちゃったりしてる可能性が高いですよ。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ
であるならば、あなたの可能性と能力を最大限に発揮し、あなたにとって都合の良い方向に決め直すんです。
そこに「必ずそうなる」という法則性がない限り、あなたの意識でいかようにも決められるんですから。
そして、そう決めれば決めるほど、そうなる確率は上がるんですよ。(*^▽^*)
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